写真:しの
地図を見る「たまごふわふわ」で共通しているのは出汁の上にふわふわ卵がのっていると言う点。
お店によってもちろん味などは異なります。シンプルな材料なだけに、卵のふわふわ程度と火の通り方、出汁によって違いがかなり生まれてきます。
これぞ王道!という「たまごふわふわ」は、法田山門前「お食事処山田」で食べることが出来ます。
土鍋にふわふわの卵が乗った「たまごふわふわ」。まず見た目に「本当にふわふわなんだー」と感激すること間違いなし。
卵がメレンゲのようにふわふわしておりますが、メレンゲと違って全卵なので、ほんのり黄色味を帯びています。
レンゲですくうと本当にふわっふわ。しゅわっとする位ふわふわです。
最初は見た目と食感に驚くのですが、出汁もうまい!昆布と鰹節という日本料理の王道の1番だしで味は薄い醤油味。例えで言うとうどんのスープのような味わいです。
食べるとこの料理は、卵の部分と出汁の部分が2層仕立てである事がわかります。卵と出汁を一緒に食べてももちろんよし、別々に食べてもよし。出汁は最後まで飲み干して下さいね。
■ご紹介したお店■
店名:お食事処 山田
住所:静岡県袋井市豊沢2750
電話番号:0538-42-2057
写真:しの
地図を見る「たまごふわふわ」の特徴の一つは「江戸時代の料理を復活させたグルメ」であると言う事。
文献に詳しく調理方法が書かれているわけではないらしいですが、昔は現代のような攪拌機もなかったので、手で丁寧に卵をかき混ぜていました。そういった点などを忠実に再現したと言われているのが、袋井駅から徒歩数分の所にある「遠州味処とりや茶屋」です。
こちらのお店も土鍋にふんわり卵が乗っています。メレンゲ状ではなくふんわりした卵で、火が少し通っている部分はやや噛み応えも感じる程度の食感、火がほとんど通っていない部分はふわふわの食感という1度で2度美味しい「たまごふわふわ」です。
和食料理店なので出汁は昆布と鰹節のしっかりした出汁をひいており、卵がなくても出汁だけでも十分すぎるほどの美味しさです。
味を例えて言うなら「親子丼」。
後を引く美味しさで、食べ終わっても「もう少し欲しいな」と空になった土鍋を見つめてしまうことでしょう。
■ご紹介したお店■
店名:遠州味処 とりや茶屋
住所:袋井市高尾町15−7
電話番号:0538-42-2427
写真:しの
地図を見るご当地グルメも食べたいけど、もう一つ何か楽しみたい・・・そんな方におすすめなのが「天然温泉和の湯(やわらぎのゆ)」。
施設にはナトリウム・塩化物温泉の琥珀色の露天風呂があり、お風呂の後は、お楽しみのご当地グルメ「袋井宿たまごふわふわ」を食べましょう。
こちらの「たまごふわふわ」は新鮮な卵と出汁に特徴があります。
味をたとえるなら茶碗蒸し。出汁の部分にはなんと高級食材のトラフグを使った上品な味わい。江戸の味の再現のみならず、オリジナルの部分が嬉しい一品です。
「たまごふわふわ」も卵部分と出汁部分で2度美味しいですが、こちらの施設も「温泉」と「たまごふわふわ」で2度美味しいですよ。
■ご紹介した施設■
施設名:日帰り天然温泉 遠州和の湯
住所:静岡県袋井市諸井2202−3
電話番号:0538-23-1500
B級グルメ多しと言えども、「江戸時代のものを復活させた」ようなグルメは滅多にありません。
「袋井宿たまごふわふわ」は、もの珍しさだけではなく、日本料理ならではの出汁がしっかりした味で料亭で提供されてもよいのではと思うほど。
また調理方法についても類似品がほとんどない、かつその場で作らなければならないという点からも、是非とも現地へ赴いて食べて頂きたいひと品です。
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(2024/10/11更新)
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