「富士山れんげまつり」は、国道1号線バイパスと東海道新幹線の間に広がる、静岡県富士市東部の富士岡地区から須津地区の田んぼで開催されます。
まつりは「れんげ畑を復活させたい」と、富士市れんげの会が立ち上がり、2015年から始まった毎年恒例のまつりです。昔から緑肥として田んぼに撒かれていたレンゲですが、現在はお米の品種改良や肥料の質が良くなり、すっかりレンゲを見る機会が無くなってしまいました。イベントでは、レンゲが咲き誇る見事な田園風景が広がり、この美しい光景を見に約1000人の人が訪れています。
レンゲ畑の面積は年々増加し、2017年にはおよそ154キロの種が撒かれ、見事な花を咲かせています。田んぼでは、レンゲに交じってハルジオンやぺんぺん草、タンポポなどの野花が咲き、田んぼの脇を流れる水路沿いでは、桜が咲き乱れ春爛漫。のどかで素朴な春を目いっぱい感じられますよ。
田んぼの会場では、ステージを囲んで美味しいご当地グルメを販売する須津の里マルシェ「屋台村」や、押し花のワークショップなどのブースが出店。
ステージでは、よさこい・青空ライブなどのステージイベントが行われるので、いつ何が行われるか、まずはタイムテーブルをチェックするのが良いでしょう。
ワークショップでは、レンゲを使ったオリジナルのしおりが作れるので、記念におすすめ。屋台村では、富士市を代表するご当地グルメ「つけナポ」や、富士山の高さに因んで3776種の種類の味を作るユニークなピロシキなどを販売しています。その場で食べられるものばかり、青空の下で食べる味は格別な美味しさ。ほのぼのとピクニック気分で、是非味わってみては如何でしょうか?
子供達には嬉しいヤギに触れる「ふれあい広場」もあり、ヤギにエサをあげることもできます。ワイワイガヤガヤ大はしゃぎできること間違いなし。この日ばかりは、子供を自然の中で思いっきり遊ばせてあげたいですね。田んぼで遊べるなんて、都会っ子にとっては、貴重な経験かもしれません。
まつり会場は、舗装されていない田んぼなので、やんちゃざかりの子供は、靴や服などが土で汚れてしまう可能性があります。汚れてもいい格好で訪れるのが良いでしょう。
この場所は、雄大な富士山を背にしてレンゲ畑や新幹線を同時に写せる、カメラマンに人気の撮影ポイントです。
実際に、ここから撮られた写真は、カレンダーやパンフレットになるなど、最高の一枚が撮れるところです。そのため、新幹線が通る瞬間を逃さまいと、田んぼに座ってじっ〜と待つカメラマンの姿があり、新幹線が通るタイミングに合えば、皆さんも素敵な写真が撮れるので、試してみて下さいね。
また、撮影に自信のある人は、れんげ畑フォトコンテストをやっているので、応募されてみても良いですね。(詳しいフォトコンテストの内容については、下記の関連MEMOリンクよりお問い合わせ下さい)
開催日:2018年4月22日(日曜日)
開催時間:10時〜14時
入場料:無料
会場:富士市須津の田んぼにて
アクセス:
(電車の場合)JR東海道線「吉原駅」から岳南電車に乗換、「須津駅」下車
(車の場合):東名高速道路「富士IC」から約20分
駐車場:あり
電話番号:0545-38-1234 富士山れんげまつり実行委員会(株式会社アイワ内)
※雨の場合は中止です。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は、公式サイトなどでご確認ください。
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