写真:羽田 さえ
地図を見る大分県日田の美しい森の中に、三和酒類株式会社の「いいちこ日田蒸留所」はあります。赤いレンガ造りの貯蔵庫が目印で、重厚でレトロな雰囲気たっぷり。
静かな森に囲まれていますが深い山奥というわけではなく、大分自動車道の日田ICから約4.5キロメートルほどの場所。道路事情にもよりますが、日田ICより10分から15分ほどで手軽にアクセスできます。
写真:羽田 さえ
地図を見る見学は第一製造場からスタートします。ずらりと並んでいるのは、およそ5日間に渡って行われる一次仕込みの酒母。
実際の設備を見るだけでなくパネルやビデオなどの説明もあり、大麦麹のみを使って醸す「全麹造り」の、こだわりの焼酎づくりを詳しく知ることができます。一次仕込みの後は、隣のブースで10日間ほどかけて行われる二次仕込みに移ります。
写真:羽田 さえ
地図を見る仕込みの次は蒸留の工程です。ウィスキーの蒸留に使われるポットスチルによく似た大きな蒸留機は大迫力!「減圧法」と「常圧法」の二種類の蒸留方法があり、その日にどちらが行われているのか掲示で確認できます。
写真:羽田 さえ
地図を見る第一製造所の見学が終わったら、次は隣の建物にある貯蔵庫へ。周辺にはほんのりと焼酎の香りが漂い、たくさんの樽が並んでいます。
製造された原酒は、この貯蔵庫内のタンクや樫樽で長期間にわたって熟成され、おいしい麦焼酎になります。ゆったりとした時間の流れに、思いを馳せましょう。
写真:羽田 さえ
地図を見る印象的な広告展開でも知られる「いいちこ」シリーズ。見学ルートの最後には、ちょっとしたギャラリーもあります。ポスターやグッズなど貴重な展示品の数々は、アートな雰囲気たっぷり。デザイン好きな人は必見です。
写真:羽田 さえ
地図を見る広大な敷地内は緑が多く、まるで公園のよう。第2製造場の裏手には池と芝生の広場もあります。木立からは鳥のさえずりが聞こえ、のどかな雰囲気が漂います。美しい水と森に囲まれた、日田の大自然を体感できます。
写真:羽田 さえ
地図を見る池のほとりからまっすぐに伸びるのは、のんびりと散策したくなる遊歩道。春には桜、秋には紅葉が楽しめます。散策路の先には、お土産を購入できる「原酒の杜 iichikoSHOP」があります。
写真:羽田 さえ
地図を見る「原酒の杜 iichikoSHOP」内にはテイスティングカウンターがあり、気になる商品を試してみることができます。ドライバーやお酒の飲めない人は、ノンアルコールの麦酢の試飲もありますよ。
手軽なお土産ならミニサイズ、225ミリリットルの「いいちこ」がおすすめ。配送もできるので、たくさん買っても安心です。
写真:羽田 さえ
地図を見る蒸留所ならではの限定品をしっかり味わいたい人は、ぜひ原酒を。常圧法と減圧法、二種類の蒸留法で作られた原酒の度数は44度。200ミリリットルの手ごろなサイズなので、両方を買って飲み比べてみるのがおすすめです。
住 所:大分県日田市西有田810-1
電話番号:0973-25-5600
営業時間:10:00〜16:00
定 休 日:火曜日(祝日の場合は営業)・盆・年末年始
アクセス:大分自動車道日田ICより約5キロ
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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