まるで桜のテーマパーク!岡山県「津山さくらまつり」へ行こう

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まるで桜のテーマパーク!岡山県「津山さくらまつり」へ行こう

まるで桜のテーマパーク!岡山県「津山さくらまつり」へ行こう

更新日:2018/03/18 17:08

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

岡山県北部の中核都市・津山にある津山城跡(鶴山公園)は、津山藩初代藩主の森忠政が、13年もの歳月をかけて作り上げた日本三大平山城のひとつです。城は明治の廃城令によって石垣のみとなりましたが、城跡には約1000本の桜が植えられ、毎年4月のさくらまつりには、様々なイベントが行われ、さながら桜のテーマパークのようになります。津山城で春爛漫、感動の桜を満喫してみませんか?

津山藩の初代藩主は、信長の近習の「森蘭丸」の弟

津山藩の初代藩主は、信長の近習の「森蘭丸」の弟

写真:モノホシ ダン

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津山藩の初代藩主である森忠政は、織田信長の家臣、森可成(もりよしなり)の六男として生まれました。兄には信長の近習として有名な「森蘭丸」が。しかし、蘭丸が本能寺の変で、二人の弟とともに討死に。さらに父の可成や、家督をついでいた次兄の長可(ながよし)も合戦で戦死し、他の兄達もすべて早世したため、森家の唯一の世継ぎとなりました。

いかに戦国の世とはいえ、森一族の藩主までの道程は、壮絶な死闘の末に勝ち取ったものといえます。

津山藩の初代藩主は、信長の近習の「森蘭丸」の弟

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津山藩18万6千石の初代藩主の森忠政は、津山城の築城に際し、地名を鶴山(かくざん)から津山へと変更、1616年(慶長21年)、13年の歳月をかけて城を完成。津山城は、姫路城(兵庫県)、松山城(愛媛県)とともに日本三大平山城のひとつとされ、最盛期には、外郭を含めて姫路城をしのぐ77棟もの櫓が建ち並び、じつに威風堂々とした景観を誇っていました。

当時の古写真が近くの津山郷土博物館に残されています。しかし、惜しむべきかな、1873年(明治6年)の通称「廃城令」により天守・櫓などはことごとく破却され、現在は、石垣や建物の礎石のほかに、のちに再建された備中櫓と土塀が残るのみ。

ちなみに、この廃城令で解体された天守は約50城におよび、天守が残った約20城も、第二次世界大戦の戦災などで焼失し、復興天守を除くと、現存している天守閣は12城(現存12天守という)に過ぎません。まさに奇跡の12城(松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城・弘前城・丸岡城・備中松山城・丸亀城・松山城・宇和島城・高知城)なのです。

津山藩の初代藩主は、信長の近習の「森蘭丸」の弟

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津山さくらまつりでは、城跡に咲く菜の花と桜のコラボも楽しめます。ほかにも津山城跡は、新緑、紅葉、雪景色と四季折々の美しい姿を見せてくれます。

津山城跡のシンボル「備中櫓」は絶好のグルメスポット

津山城跡のシンボル「備中櫓」は絶好のグルメスポット

写真:モノホシ ダン

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いまの津山城跡には、一見、天守かと思わせる立派な櫓が。2005年(平成17年)に復元された「備中櫓」です。城内では最大規模の櫓で、内部は畳敷きの御殿様式になっています。

津山城跡のシンボル「備中櫓」は絶好のグルメスポット

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備中櫓の前のニノ丸広場は、絶好のお花見グルメスポット。お弁当や、お菓子を販売する売店があったり、「貸七輪」でバーベキューが楽しめたりします。貸七輪は木炭・アルミ付七輪セットで料金は3000円(保証料1000円含む)。3月22日から予約も受け付けています。また「手ぶらでBBQ!」という焼肉セットで2人前3000円〜(要予約)があります。予約先の電話番号は、基本情報をご覧下さい。

津山城跡のシンボル「備中櫓」は絶好のグルメスポット

写真:モノホシ ダン

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津山グルメといえば、やはり代表格は「津山ホルモンうどん」。ニノ丸の店の前には長い行列ができます。ほかにイベントステージ前のグルメテントでは、津山黒豚餃子や津山そずりコロッケなどもおすすめ。グルメテントは、2018年4月1日から15日までの土曜・日曜日の出店で、時間は10:00〜16:00まで。

天守閣跡からの桜のじゅうたんを楽しもう

天守閣跡からの桜のじゅうたんを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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城の本丸にある天守閣跡には、高さ約22mの5層の天守閣が聳えていました。この天守閣は、弓狭間、鉄砲狭間、石落しなどの備えを持ち、最上階の屋根以外に、唐破風・千鳥破風等の装飾のないきわめて実戦的なものでした。写真は、天守閣跡から見た備中櫓。

天守閣跡からの桜のじゅうたんを楽しもう

写真:モノホシ ダン

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天守閣跡からは雲海の如く、見事な桜のじゅうたんを眺めることができます。津山城は、吉井川と宮川の合流点を見下ろす小高い山(鶴山)を利用して築かれました。川は自然の防御線になりました。写真は、JR津山駅方面を見たものです。

天守閣跡からの桜のじゅうたんを楽しもう

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本丸広場では、2018年4月6日(金)から8日(日)まで、夜間ライトアップがあります。デジタルリアル「光の城」といってデジタル(アニメーションレーザー)とリアル(舞台照明)のコラボ。時間は18時30分から30分ごと(最終20時30分)。雨天決行(荒天時は中止)。

「鉄砲隊」の豪快な演武も見てみたい

「鉄砲隊」の豪快な演武も見てみたい

写真:モノホシ ダン

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津山さくらまつりでは、鉄砲隊の出陣も。2018年4月1日(日)は、備州岡山城鉄砲隊が、表中門前で12時20分〜12時50分まで。4月8日(日)には、本丸の藤棚前で、写真の「津山城鉄砲隊」が12時15分〜12時45分までそれぞれ鉄砲を撃ちます。

「鉄砲隊」の豪快な演武も見てみたい

写真:モノホシ ダン

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一般的に火縄銃の射撃の号令は、「構え」「火蓋を切れ」、そして「放て!」です。よく「戦いの火蓋は切られた」といいますが、これは火縄銃の安全装置の火蓋に由来します。弾丸は鉛の玉を使います。演武では、鉛玉の代わりに紙を詰めます。そのため射撃後は地面に紙が散乱したりします。この機会に、普段は滅多に見ることのできない鉄砲隊の豪快な演武を楽しみましょう。

「鉄砲隊」の豪快な演武も見てみたい

写真:モノホシ ダン

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火縄銃は、口径が大きくなるほど発射音が大きく反動も強いので、発射後は銃口が跳ね上がったりすることも。火縄銃は、先端から玉を込めるために連続発射ができず、大量に運用してこそ初めて威力を発揮します。

日本で火縄銃を初めて大量運用したのは、織田信長。とくに有名なのは武田勝頼と戦った「長篠の戦い」。約3000挺といわれる火縄銃と馬防柵で、無敵と謳われた武田軍自慢の騎馬隊の突撃を阻止し、大勝利しました。

ほかにも楽しいイベントが目白押し

ほかにも楽しいイベントが目白押し

写真:モノホシ ダン

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ほかのイベントとしては、本丸の「ちびっこ広場」が。家族で楽しめる「ふわふわ」や輪投げ、射的などのアトラクションなどが人気。期間は、2018年4月1日(日)、7日(土)、8日(日)の10時から16時まで。

ほかにも楽しいイベントが目白押し

写真:モノホシ ダン

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さらに、物産展を行なっている鶴山館前のイベントステージでは、人前結婚式&花嫁行列の「さくら婚」や太鼓ショーに、津山に笑いの桜を咲かせる「お笑いライブ」など盛りだくさんの内容になっています。詳しいイベント内容につきましては関連MEMOをご覧下さい。

このように「津山さくらまつり」は、さくらのテーマパークといっていいほど見て、食べて、体験できる、楽しい桜まつりです。2018年のお花見は、津山城跡に足を運んでみませんか。

津山さくらまつりの基本情報

住所:岡山県津山市山下135(津山城跡・鶴山公園)
電話番号:0868-22-3310(津山市観光協会)
開催期間:2018年4月1日(日)〜15日(日)
桜の開花情報:0868-32-3560
開園時間:7:30〜22:00
入園料:大人300円(高校生以上)、小人無料
貸七輪および「手ぶらでBBQ」予約先:0868-23-5130
アクセス:JR津山駅から徒歩約15分。車利用の場合は中国自動車道津山IC・院庄ICから約15分。周辺有料駐車場利用

2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/09 訪問

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