ツェルマットに来たのなら、まずはマッターホルンを眺めに行きましょう。そこでぜひ乗って頂きたいのがゴルナーグラート鉄道!この鉄道は標高3089mのゴルナーグラートを、ゆっくりと約40分かけて山頂まで登ってゆきます。
<ゴルナーグラート鉄道・基本情報>
住所:Bahnhofplatz 7(ツェルマット駅)
Tel: +41-84-864-2442
4月下旬−6月上旬:7:00から約1時間おき18:24まで全11本、6月中旬−10月中旬:7:00から約20分おき21:50まで全27本、10月上旬−4月下旬:8:00から約20分おき21:50まで全24本。(いずれもツェルマット発)
※ゴルナーグラート鉄道の運行時間は年度により異なるので関連情報の時刻表で確認してください!
麓から鉄道に乗って約40分、ゴルナーグラート鉄道の終着駅ゴルナーグラートに到着です。山頂には展望台があり、ここから望むマッターホルンはまた格別!周囲に広がるモンテローザ(イタリア領)やリースカム、ブライトホルンなどの名峰、および数々の氷河も同時に眺められます。その豪快かつゴージャスで感動的な大パノラマからは、自然の持つエネルギーの強さを感じずにいられません。他の国々では見ることはできない、この壮大な風景を眺めれば一生の思い出になるでしょう。
ゴルナーグラートの展望台には「3100クルムホテル・ゴルナーグラート(3100 Kulmhotel Gornergrat)」があります。ゴルナーグラート鉄道駅は標高3089m地点なので駅からさらに110m登る位置にあり、徒歩で約5分程度です。このホテルにはカフェ・レストランがあり、誰でも利用できます。天気の良い日はここのカフェテラスは大混雑!皆一様に日光とマッターホルンの絶景を楽しんでいます。早朝に訪れて、この素晴らしい景色を見ながら朝食をとるのもオススメですよ!
また、夕焼けや朝日を拝みたい人はぜひこちらに宿泊されてみてはいかがでしょうか!?夕日に染まるマッターホルン、朝日に照らされるマッターホルン、どちらも全く異なる表情を見せてくれ、その自然の織り成す美しさに思わず感きわまることでしょう。
ホテルのある建物内にはおみやげ屋さんもあります。キーホルダーや絵葉書、ステッカー、お菓子などゴルナーグラートグッズがたくさん。記念にゴルナーグラートみやげを買ってみてはいかがでしょうか。
<3100クルムホテル・ゴルナーグラート基本情報>
住所:Gornergrat 3100m
Tel: +41-27-966-6400
再びゴルナーグラード鉄道に乗り、5分ほど下ったローテンボーデン駅へ向かいましょう。駅からリッフェル湖通りを歩くこと約7分。リッフェル湖と呼ばれる湖に辿り着きます。そこで見られるのは、表面に逆さでマッターホルンが映り込む「逆さマッターホルン」。鏡に映っているかのように美しい景観を眺めることができます。
リッフェル湖までは、ゴルナーグラートの山頂からも歩いて40分程度なので、夏期は感動的な景色を眺めながらハイキングをするのもおすすめですよ!
提供元:Pascal Gertschen
https://www.zermatt.ch/jp鉄道からの眺めとはまた違い、自らの足で歩いてこそ見られるその絶景は、思わず写真を撮りたくなるハズ。その景色だけでも十分ですが、途中で運が良ければ野生のカモシカや、アイベックス、野生モルモットなどに遭遇することも!
道を歩いていくと、ヤギやこの地方独特の黒い顔を持つヒツジ「シュヴァルツナーゼンシャーフ」は比較的頻繁に見かけることが出来るでしょう。
マッターホルンを眺める絶好のポイントはもう1つ。それがスネガ・パラダイス(標高2288m)。展望台へは、ツェルマット鉄道駅から歩いて5分の場所にあるケーブルカー乗り場からケーブルカーでたった3分で登ることが可能です。スネガには湖や可愛らしい家などを巡るハイキングコースがありますが、午前中にゴルナーグラートを訪れたのなら時間もないので、山頂にあるレストランを訪れましょう。
<スネガ・パラダイス基本情報>
住所:Sunnegga 2300m
Tel:+41 (0)27-966-0101
ケーブルカーの運行時間:夏期8:30〜17:30、冬期8:30〜16:20(約5分おきの運行)
※運行時間は時期により異なるのでHPで確認しましょう
さあスネガパラダイスへ登頂です!スネガ山頂からは、大迫力のマッターホルンが見られます。また嬉しいことに、ここにはレストラン、ビュッフェ・スネガ(Buffet Bar Sunnegga)があり、セルフサービスで食事やお茶が気軽にできます。ぜひ山小屋のご飯の定番「レーシュティ」を食べましょう。目玉焼きとカリカリベーコンが乗ったレーシュティは日本人の口にもよく合います。
レーシュティ以外にもソーセージの玉ねぎソース掛けや、スープ(パン付き)、アルプラーマックローネン(マカロニと、ジャガイモを茹でてクリームで和え、上にカリカリのロース・オニオンをかけたもの)などスイスの山小屋定番の食事が勢ぞろい!テラスでゆったりとマッターホルンを眺めながら食事やお茶をしませんか?とても贅沢な時間が過ごせますよ!
<ビュッフェ・バー・スネガ基本情報>
住所:Sunnegga 2300m
Tel:+41-27-967-3046
営業時間:毎日8:30〜16:00
このマッターホルンがよく見えるスポット(写真)は、スネガ・パラダイス行きのケーブルカー乗り場へ行く途中にあります。ツェルマットの駅前周辺からはマッターホルンの姿は全く見えないので、大きなマッターホルンが見えた瞬間の感動はとても口では言い表せません。この位置から見るマッターホルンは午後だと順光となるので、写真撮影はこのタイミングが一番です!
スネガパラダイスから下山して、ケーブルカー乗り場前にある川沿いの右側を南方面にお散歩がてら下ってみてください。その辺りには、この地方独特の木造建築が集中して並ぶ場所があるのですが、その辺りから見えるマッターホルンもまた素晴らしい!ぜひ写真に収めたくなります。輪郭をはっきりと見せてくれるこの午後の時間帯に見えるマッターホルンもオススメです!
駅を背にしてバーンホフ通りをまっすぐ進み続けると左手に聖マウリシウス教会が見えてきます。その教会の手前を左へ曲がって道なりに歩いて行くと橋があります。その橋の周辺はマッターホルンを眺める絶景ポイントとして有名。特に夕日を浴びたオレンジやピンク色に染まったマッターホルンを眺めることができるので、ご飯を食べる前に再度訪れるのも良いでしょう。
バーンホフ通りは、ホテルやショップが並ぶ村の目抜き通り。観光が終わったら、ここでゆっくりとおみやげ探しするのがおすすめ!ですが、夏に訪れるならもう1つ楽しみがあります。それはヤギの行列です。6月〜8月のみ、1日2回ヤギとヤギ使いが山へ登りに行く朝9時ごろと、山からおりて来る夕方17時ごろにバーンホフ通りを通過するのです。朝は周辺の山々を巡る為の準備で忙しいことが多いので、夕方に見に行くのがおすすめ!
数あるショップの中でも外せないのはバーンホフ通りのベーカリー、フヒュス(Fuchs)。雪を被ったマッターホルンの山を象ったチョコレート菓子「マッターホーンリ(Matterhornli)」が名物で、ツェルマットみやげにおすすめ。
<フヒュス・ベーカリー・ビストロ基本情報>
住所:Bahnhofstrasse 28
Tel:+41-27-967-2063
営業時間:毎日7:00〜18:30
ゴルナーグラートも、スネガも登り、おみやげも買い、マッターホルンもたっぷりと堪能した後は、素敵なレストランでディナータイム!
ツェルマットでおすすめのスイス料理レストランといえば、評判の高い「ヴィンパー・シュトゥーベ(Whymper-Stube)」。木造の室内は温かみがあり山小屋風の雰囲気が素敵です。フォンデュ・シノワ(Fondue Chinoise、ミートフォンデュ)やチーズフォンデュ(Kasefondue、ドイツ語でケーゼフォンデュ)が美味しく、大変人気のあるレストランで常に予約で一杯。チーズが苦手な人でも食事が楽しめるようにソーセージやシュニッツェル(カツレツ)など、定番メニューも用意されています。スタッフの接客もとてもフレンドリー!!
<ヴィンパー・シュトゥーベ基本情報>
住所:Bahnhofstrasse 80
Tel:+41-27-967-2296(当日の予約は電話でのみ受付)
営業時間:6月〜10月上旬11:00〜23:00(温かい食事は21:30まで)、11月下旬〜4月下旬15:00〜24:00
※4月下旬、5月、10月中旬〜11月中旬は閉館
上記のスポットを1日で周遊すればマッターホルンを短時間で堪能できるので、大満足することでしょう。ツェルマット自体は小さい村なので、朝から昼に山を満喫した後に、夕方から夜、または次の日の朝に次の目的地へ移動すれば効率よく回れるでしょう。
一年を通して世界中の観光客を魅了してやまないツェルマットは、どの季節に来ても絶景が堪能できますが、夏季の早朝に訪れるのがおすすめです。頂上で朝日を見た後はできる限り徒歩で下山し、大自然を全身で感じてみるのはいかがでしょうか?ツェルマットを訪れたのなら、ぜひゆっくりとマッターホルンを満喫してみてください。
※2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【この記事は スイス政府観光局 とのタイアップです】
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