新島・式根島の極上湯に入れるぅ〜!島の温泉処まとめ

新島・式根島の極上湯に入れるぅ〜!島の温泉処まとめ

更新日:2018/03/17 18:55

伊豆諸島のほぼ中央に位置する新島・式根島。新島は、島で唯一の温泉宿泊施設「新島村温泉ロッジ」を始め、神殿風のオブジェが印象的な「湯の浜露天温泉」サーファーが愛する「羽伏浦海岸」の白砂を使った砂風呂。新島村に属する式根島では、通を唸らせる地鉈温泉や、ワイルドな海岸線が楽しめる足付温泉など、島ならではの個性溢れる湯が点在。そこで、2島を訪れたら絶対入りたい温泉ををまとめてご紹介します!

雄大な太平洋を望む!神殿風のオブジェが目印の「湯の浜露天温泉」

雄大な太平洋を望む!神殿風のオブジェが目印の「湯の浜露天温泉」
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最初にご紹介するのは、新島の玄関口とも言える新島港から徒歩で約10分の場所に位置する「湯の浜露天温泉」。古代ギリシャを思わせる建物が目を引く、異国情緒たっぷりのお風呂です。

雄大な太平洋を望む!神殿風のオブジェが目印の「湯の浜露天温泉」
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海に張り出したような湯船など、大小6つのお風呂があります。中でもいちおしなのが、一番高台にあるこちらのお風呂。青い海や青い空などが見渡せて、とにかく眺めは最高! 波音を聞きながら、島ならではの爽快な景色を堪能し、抜群の開放感に浸れます。

ここは、驚くことに料金は無料! その上、年中無休。24時間いつでもお湯が張ってあるので、思い立ったらいつでも入れます。入る際は水着を着用して、温泉を心行くまで堪能してみよう!

雄大な太平洋を望む!神殿風のオブジェが目印の「湯の浜露天温泉」
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そしてここは、足湯も併設。島を巡って疲れた足を癒すのに、ちょい休息ポイントとしてもお役立ちです。港に近いので、船の出港の待ち時間にちょい寄りしてもOK。島に到着してすぐにから、島から離れるギリギリまで楽しめる便利な温泉です。

<湯の浜露天風呂の基本情報>
住所:東京都新島村間々下
営業時間:年中無休・24時間
料金:無料
※水着着用・コインロッカー(有料)

全身で体感!外せない島の名物風呂「まました温泉」の砂むし風呂

全身で体感!外せない島の名物風呂「まました温泉」の砂むし風呂
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新島と言えば、サーフアイランドとしても有名な島。東岸に約6.5kmもの砂浜が続く羽伏浦海岸があり、サーファーの聖地として人気な海岸。ここでは、その白い砂を天然の温泉で温めた砂むし風呂が体験できるのです。

全身で体感!外せない島の名物風呂「まました温泉」の砂むし風呂
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「砂むし風呂」と言えば、鹿児島県の指宿が有名ですが、ここでは、予約要らずで気軽に体験が可能。まずは、脱衣所で素肌へ直接、砂むし風呂専用の浴衣を着用し、むし風呂の室内へ向かいましょう。そして、砂に横たわると係の人が、スコップで砂を掛けてくれます。

砂は重く、掛けられる度に重みが増し、全身が覆われると砂の重さで体中が圧迫。息苦しいような感じがしますが、砂の圧力で血液の循環が良くなり、発汗作用など温泉では得られないような効果も期待できます。老廃物の排出の促進など美容効果もあるので、特に女性にはお勧め。他に類を見ないような綺麗な砂でむし風呂ができるのは、ここならでは。

入浴時間は10分〜15分が目安。火傷や湯あたりの原因になるので、無理をせずに入るのがコツです。

全身で体感!外せない島の名物風呂「まました温泉」の砂むし風呂
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そして、むし風呂が終わった後は、シャワーで洗い流してから屋内浴室へ。館内の別棟に、内風呂や露天風呂がある日帰り入浴施設がありますが、こちらは、むし風呂専用。日帰り入浴施設に比べ比較的空いていて、同じ泉質を源泉かけ流しで堪能できます。お湯は、少し塩味がありますが、マイルドで柔らかな感触の湯。かいた汗をさっぱりと流せば、きっと気分もスッキリです。

『温泉データ』
泉質:ナトリウム・塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)
源泉温度:60.2度 pH6.1

<まました温泉の基本情報>
住所:東京都新島村瀬戸山
電話:04992-5-0830
営業時間:10時〜21時30分(砂風呂:11時〜20時)
定休日:毎週水曜日
料金:大人300円・小人150円・70才以上200円(砂風呂:大人700円・小人400円)
※備え付けがないので、バスタオル・フェイスタオル・シャンプーリンスなどを持参すると便利です。

泊まって温泉を楽しむならここで決まり!「新島村温泉ロッジ」

泊まって温泉を楽しむならここで決まり!「新島村温泉ロッジ」
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宿泊して温泉を楽しみたい人は、新島村温泉ロッジがお勧め。島で唯一の温泉宿泊施設で、泊まってのんびり温泉を満喫したい人にうってつけ。ロッジは、街の中心から離れた自然豊かな場所にあるので、静かに島時間を過ごしたい人にもぴったりです。

泊まって温泉を楽しむならここで決まり!「新島村温泉ロッジ」
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館内は、木のぬくもりが温かいウッド調。廊下や食堂を始め、大浴場の壁にも木目が使われた優しい造りになっています。

温泉は、舐めると塩辛いですが、塩分が体の芯までじんわり温めてくれます。心身ともにリラックスできる湯で、泊まってたっぷり温泉に浸かって疲れを癒してみてはいかがでしょうか?

『温泉データ』
泉質:ナトリウム・塩化物強塩温泉(高張性・弱酸性・高温泉)
源泉温度:78.5度 pH5.9

<新島村温泉ロッジの基本情報>
住所:東京都新島村瀬戸山116
電話:04992-5-1199
チェックイン:12時
チェックアウト:10時
日帰り入浴:あり(ロッジへ直接お問い合わせ下さい)

島自慢の美しい海岸線&海を眺めながら露天風呂三昧!式根島の露天風呂

島自慢の美しい海岸線&海を眺めながら露天風呂三昧!式根島の露天風呂
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式根島は、新島と同じ新島村に属する島で、新島から2.4km離れた場所にあり、連絡船で約10分と簡単に行き来できます。周囲12kmの小さな島ながら、24時間無料の露天風呂が点在し、まさに温泉天国! 新島と併せた楽しみたい温泉スポットです。

温泉は、島の南部に集中しており、ご紹介するのは式根島港のほど近くにある「松が下雅湯」です。別名「式根松島」とも呼ばれる式根島の中でも、風光明媚なリアス式海岸と温泉が楽しめる、とっておきの湯処なのです。

島自慢の美しい海岸線&海を眺めながら露天風呂三昧!式根島の露天風呂
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温泉は錆色をしており、白い水着で入ると水着に色が映るほど。天然の湧きたての温泉にいつでも入ることができ、ちょうど良い湯加減。冷え症や神経痛などに効能があり、島民も入る島御用達の湯なので、必ず入っておきたいですね。

<松が下雅湯の基本情報>
住所:東京都新島村式根島
営業時間:年中無休・24時間
料金:無料
※水着着用・更衣室あり

島自慢の美しい海岸線&海を眺めながら露天風呂三昧!式根島の露天風呂
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こちらは、松が下雅湯から徒歩で約4分の場所にある「足付温泉」です。岩礁だらけの荒々しい海辺に突如現れるワイルドな温泉。潮の干満によって水位が異なる神秘的な湯で、海の状況によっては、入れなくなることもあるので、お風呂が現れていたら絶好のチャンスです。

ただし、温泉の温度は変わるため、入る前に温度チェックは必須。湯は無色透明で、切り傷などの外傷に効能があります。歩く際は、滑りやすい岩場や鋭利な岩で、足を傷つけないように気をつけよう。24時間入れますが、夜間は暗く危険なので、やめた方が無難です。

<足付温泉の基本情報>
住所:東京都新島村式根島
営業時間:年中無休・24時間
料金:無料
※水着着用・更衣室あり・トイレ完備

最初に手を入れて温度をチェック!野趣溢れる「地鉈温泉」

最初に手を入れて温度をチェック!野趣溢れる「地鉈温泉」
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最後にご紹介するのは「地鉈(じなた)温泉」。地鉈温泉へ向かう途中「式根島温泉憩いの家」の前の通りにある湯加減の穴に手を入れて、温度チェックをしてから行きましょう。

最初に手を入れて温度をチェック!野趣溢れる「地鉈温泉」
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地鉈温泉は、V字谷の長い階段を降りたこの先の海辺にあり、迫りくる断崖は来るものを拒むよう。温泉マニアにとっては、好奇心が掻き立てられるような場所。「地鉈」とは、読んで字のごとく、まるで鉈で切ったような断崖の谷間にあることから命名。鉈で割ったような独特の地形は、ぜひ温泉と一緒に楽しみたい景観です。

最初に手を入れて温度をチェック!野趣溢れる「地鉈温泉」
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地鉈温泉は、温泉までの距離が遠く、足の不自由の人やお年寄りには困難。そんな場合は「式根島温泉憩いの家」がお勧め。地鉈温泉は、潮の干満によってお湯の温度が変化し、干潮時は80度を超える高温になるので、入るのに注意が必要です。こちらの憩いの家は、地鉈温泉と同じ泉質が楽しめ、室内なので雨の日でもOK。天候や湯加減を気にせずに安心して入ることができ、胃腸病や婦人病に効能があるとされています。

『温泉データ』
泉質:ナトリウム・塩化物強塩温泉(高張性・弱酸性・高温泉)
源泉温度:74.4度 pH5.9度

<式根島温泉憩いの家の基本情報>
住所:東京都新島村式根島1006
営業時間:10時〜21時30分
定休日:毎週水曜日
料金:大人200円・小人100円
※備え付けがないので、バスタオルやフェイスタオル・シャンプーリンスなど、入浴に必要なものは持っていくと便利です。

新島・式根島は効能豊富!生の天然湯がタダで入れる温泉の楽園

新島・式根島は、海辺の絶好のロケーションに加え、大地からそのまま湧き出たばかりの天然温泉をはじめ、潮の満ち引きで現れる不思議な温泉など、自然の恵みや計り知れない自然のパワーを体感できる特有な温泉が存在。

一度入ればきっと、ストレスを溶かしてくれるような素晴らしい湯で、身も心もきっと癒してくれるはず。その土地の温泉に入るのは、旅の醍醐味! 新島・式根島を訪れたら、温泉に入らずには居られませんよ!

2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/04−2018/03/07 訪問

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