写真:鈴木 旅人
地図を見るカトレアさんは明治10年に創業し、昭和2年に「洋食パン」の名で「カレーパン」が実用新案登録されました。
戦前の時代、パンが庶民に普及するずっと前にパンとカレーを掛け合わせるというアイデアに挑戦し、完成させたのです。
こうして日本人の大好きな「カレーパン」は東京下町の一角で生まれました!
カレーパンの焼き上がりは7時、11時、15時の1日3回。カトレアさんにはその元祖カレーパンを求めて遠方からも多くのお客様が訪れます。焼き上がりの時間に合わせ来店される方が多いので瞬間的に混雑はしますが、回転はとても早いのでご安心を!
午前中の方が待ち時間なく購入できるようです。
写真:鈴木 旅人
地図を見るさぁ元祖カレーパンのご紹介です。カトレアさんには辛口と甘口の二つのカレーパンが販売されています。レジ横で手際よくカレーを詰めているのが印象的。香ばしい匂いが店内に漂い、食欲をそそります!
写真:鈴木 旅人
地図を見る先ず驚くのは、カレーパンを割ると隙間がない程にカレー詰まっていることです。時折目にする空洞だらけのカレーパン。カトレアさんではそんなことは先ずありませんよ!
写真:鈴木 旅人
地図を見る口に運ぶとカリッとした衣の中にアツアツのカレー。一般的なカレーパンより少し甘めに味付けされていますが、その分強烈なコク、野菜の旨味を感じます。
豚ひき肉、人参、玉ねぎをふんだんに使ったカレーを、高級な植物性のサラダ油と綿実油で揚げているんだそう。美味しいわけですよね!昭和2年(1927)年から90年近く愛されているのも納得の味わいです。
甘口・辛口とありますが、地元の方の人気は辛口が多いのだそう。と言っても決して刺激のあるような辛さではなく、あくまで野菜の甘みを感じられる辛さ。どちらも素材の旨味が残るよう一般の辛口と言われるカレーパンよりも甘く味付けされているようです。
写真:鈴木 旅人
地図を見るカトレアさんのパンはどのパンも具がぎっしりしていてリーズナブル。下町にあり明治初期から庶民に愛されてきたのも納得のパフォーマンスです。
カトレアさんのもう一つの名物が、地元の名前を冠した「深川あんぱん」です。しっとりとしたデニッシュ生地にぎっしりこしあんが詰まっています。そしてこの相性がバツグン!あんこはスッキリした甘みで、こしあんはデニッシュ生地の食感を邪魔せず、お互いを引き立てている印象です。カトレアさんの深川あんぱんが、あんぱんの中で一番好き!という方も多い隠れ人気パンなんです。
カレーパン発祥の店「カトレア」の元祖カレーパン、そしてもう一つの名物「深川あんぱん」。是非お試し下さい!
住所:東京都江東区森下1-6-10
電話番号:03-3635-1464
アクセス:大江戸線・新宿線森下駅下車、A7番出口を出て右へ徒歩0分清澄通り沿い
2018年3月現在の情報です。最新の情報はサイトなどでご確認ください。
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(2024/12/6更新)
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