写真:Hiroko Oji
地図を見る陽光溢れる南仏のコート・ダジュール。その地中海に面した一角にあるのが、世界で2番目に小さな国家「モナコ公国」。カジノやF1グランプリと共に、ハリウッド女優からモナコ大公レーニエ3世の妃へと大変身を遂げたグレース・ケリーのイメージが強いモナコは高級リゾート地。お洒落な雰囲気が漂い、世界でもトップクラスの良い治安に加え、税金もないため、住んでみたい国として人気のある国です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る1215年、要塞跡に建造された大公宮殿のあるモナコヴィル地区には、グレース妃のお墓のある大聖堂や、歴史博物館や海洋博物館と水族園、市庁舎といった見所が凝縮しています。大公宮殿前からの眺めが素晴らしく、クルーザーがたくさん浮かぶモナコ港をはじめ、背後に控える岩山や目の前に地中海に加え、F1グランプリのコースも見渡せます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るモナコ港を挟んだモンテカルロ地区には、宮殿のようなカジノをはじめ、国際会議場があり、高級ホテルが建ち並びます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこのモナコの町を見下ろす高台には、観光スポットの一つ熱帯植物園があります。町中を走る2番の市街バス(Jardin Exotique行き)に乗って終点まで。バスを降りれば目の前が熱帯植物園の入り口になっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るサボテンやユッカといった「多肉植物」と呼ばれる数千の品種が集められている熱帯植物園は、1933年に創設されました。南西アメリカ、メキシコ、中南米、南アフリカ、アラビア半島など、乾燥した高温の環境で生息するさまざまな植物が栽培されています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る園内には、切り立った崖のような岩山に沿って曲がりくねった見学ルートが設けられており、様々なサボテンたちを見ながら進んで行けます。ケレウスの道には、細長く背の高いサボテンが並び、鋭い棘を持った球体のキンシャチがたくさん生育しているエリアへと導いてくれます。通路を伝って一番下まで行きますと、そこには小さな池があり、日陰で休憩するのにピッタリの場所。
写真:Hiroko Oji
地図を見る見学ルートからは、サボテンの合間を縫って素晴らしい紺碧の地中海が見られるのですが・・・。
写真:Hiroko Oji
地図を見る入口のすぐ側、園内の一番高い所にある見晴し台は、植物園全体を見渡せる場所。眼下に広がるモナコの町並みと太陽に輝く地中海が一望できます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る眼下に視線を移せば、フォンヴィエイユ港を挟んだフォンヴィエイユ地区とモナコヴィル地区の眺め。紺碧に輝く地中海が取り巻く絶景に至福のひとときを味わえます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこの熱帯植物園内では、崖の足元に地下60メートルの鍾乳洞があって、千年以上の時を刻んで造り出された、たくさんの鍾乳石と石筍を見ることができます。先史時代の住居として使われていた洞窟は、1950年より公開されるようになり、ガイドを伴ってのみ見学することが可能となっています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るほぼ1時間毎に出発するガイドツアーで地下へ下りていくと、そこはひんやりとした異空間!自然が造り出した芸術作品の間を、上下に進みながら、先史時代へタイムスリップです。
写真:Hiroko Oji
地図を見る地底から戻ってくるのはほぼ1時間後。ガイドさんはフランス語だけでなく英語ででも丁寧な説明をしてくれますので、質問があれば遠慮なく聞いてみましょう。
住所:62 Boulevard du Jardin Exotique
電話:+377-93-15-29-80
アクセス:2番の市街バス(Jardin Exotique行き)で終点下車。
開館日:(5月15日〜9月15日)9時〜19時、(9月16日〜5月14日)9時〜18時or日暮れまで
休館日:11月19日、12月25日
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
Hiroko Oji
旅の計画を練り、現地でその土地ならではの経験を楽しみ、帰ってきたら写真の整理をして旅行記や記事を書くと、一つの旅で3〜4回楽しんでいます。アメリカで大自然の偉大さに圧倒され、人生観が大きく変わりました…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索