笹川流れへ行くには、新潟県村上市からJR羽越本線を利用するか、車で国道345号線を北上します。海岸線ギリギリを道路と線路が並走するこのルートは、列車でもドライブでも日本海を堪能することができる風光明媚な観光ルートです。
笹川流れの海岸線を走ると、日本海の荒波に削られた奇岩怪石が立ち並ぶ岩磯とハッとするほど透き通った海が、あざやかなコントラストを見せてくれます。こんなにきれいな海から作られる塩なら美味しいに決まってると素直に納得する景色です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る「塩工房」は、笹川流れの北の端・狐崎に程近い岸壁にポツンと建っています。列車でアクセスする場合は、JR羽越線「越後寒川」駅から国道345号線を約1km南下したあたり。工房の煙突から薪で塩を焚く煙が立ち上っているのが目印です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る国道に面して建つ「塩工房」の駐車場は車20台はゆうに停まれる広さです。塩作りを目の前で見学できて、休憩できるカフェがあって、塩はもちろん地元さんぽく町の特産品を買うこともできる。笹川流れへドライブする時には、絶好の立寄りポイントです。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る屋内に足を踏み入れと、大きな窯が豪快に湯気を上げています。
塩造り職人の小林久さんは、薪で焚く昔ながらの塩づくりにこだわっています。笹川流れの海水を何度も何度もさらしながら、15時間かけて煮詰めてできる塩は、えぐみのないまろやかな味わいが魅力です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る塩工房の奥のテラスがカフェテリア「Salt&Cafe」。写真の通り。目の前は大パノラマの日本海!潮風が気持ちよく吹き抜ける、まさに絶景のカフェです。「Salt&Cafe」ではコーヒーやソフトドリンクの他、自慢の塩でむすんだ「おにぎりセット」も楽しめます。忘れずに食べて欲しいのが「塩ソフトクリーム」、美味しい塩がソフトクリームの甘さを引き立てる絶品です。
目の前は荒海と称される日本海。冬場は波浪の厳しい場所なので、カフェがオープンするのは4月〜11月の期間だけです。塩工房はそれ以外の季節も木曜休で営業しています。
写真:麦吉 ぼに
地図を見るカフェから見下ろした景色です。岩磯なので水がきれいに透き通り、崖の上から底まで見通すことができます。
「塩工房」の塩は、この豊かな海の水を使っています。「玉藻塩」は、岩磯に生えるホンダワラという海藻を天日に干してつくっています。原材料から製品まで手に取るように見える、究極の安心品質です。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る笹川流れの海水をゆっくり時間をかけて焚き上げた「笹川流れの塩」「海の磯塩」、海藻(ホンダワラ)のエキスを海水とともに焚き上げた「玉藻塩」、15時間焚き上げて浮かんできた一番塩の結晶を集めた「塩の花」「越の塩」。
いろいろなタイプの塩があるので、ゆっくり味見して選ぶのも楽しみです。
写真:麦吉 ぼに
地図を見る塩の他にさんぽく町の名産品もいろいろ売っています。カレイをそのまま干したカレイせんべいや笹飴など、海と山に囲まれたさんぽく町らしい品揃えです。
提供元:村上市観光協会
https://www.sake3.com/全長11キロの笹川流れは、海水浴のできるビーチやキャンプ場、爆釣の釣りポイント、遊覧船など、海を満喫できる観光ルートです。何より本当に海が美しい、絶景の海岸線を一度訪れてみてください。
そして笹川流れに行くなら、「塩工房」でひとやすみするのが絶対おすすめです。
住所:新潟県村上市脇川(旧山北町)1008-1
電話:0254-78-2468
営業時間:
塩工房・売店 早朝〜17:00(ソフトクリームは16:30 L.O.)
Salt&Cafe 夏場10:00〜/それ以外11:00〜(4〜11月の期間営業)
定休日:木曜日※荒天で休む場合もあります
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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