写真:天草野 黒猫
地図を見る九州本土と天草の間に広がる八代海(不知火海)。不知火の怪火で知られる、遠浅でコバルトブルーの美しい海です。そんな八代海に、鼻のように突き出した芦北町田浦の岬に「御立岬公園」はあります。
日本書紀によると景行天皇が熊襲征伐後、この田浦の入り江から出発(お立ち)になったことから「御立岬」と名づけられられたといわれる場所です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「御立岬公園」は小高い丘の上にあり、街路樹に「河津桜」が植えられています。大島桜と寒緋桜の自然交配により生まれた「河津桜」は早咲きの桜。見ごろは2月中旬から3月初旬。
ソメイヨシノより桃色が濃く、他の桜よりも花を長く楽しめるのも特徴です。少し暖かくなり始めたころの早咲きの桜、ちぢこまった心を解放しに出かけるにはぴったりの場所です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「御立岬公園」の丘の上には展望台があり、独特の形のシンボルタワーがお出迎え。一階部分には水が張られていて、タワーの上からは広がる八代海が一望できます。海の向こうには天草諸島の島影。パノラマの海が一面に色づく夕陽の時間帯は絶景です。
写真:天草野 黒猫
地図を見るシンボルタワーに登って驚くのは沢山の鍵が手すりや柵にかけられていること。ここは熊本でも知る人ぞ知る、デートスポット。というのも、御立岬には「愛の鍵伝説」があるのです。
「愛の鍵伝説」とは、ここ田浦で夏の夜に流れ星を追って歩いていた少女が、同じように流れ星を追いかけて歩いていた少年と出会うお話。別れ際に、また会えるように願いを込めて2人でシンボルタワーに鍵をかけて帰った所、再開し結ばれたという伝説です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る今でも沢山のカップルが訪れ八代海広がる絶景の中、鍵をかけて誓い合う「御立岬公園」のシンボルタワー。鍵の購入は道の駅「たのうら」、公園管理棟・温泉センターで購入可能です。「愛鍵」かけていきませんか?
写真:天草野 黒猫
地図を見る「御立岬公園」へのアクセスは車でのドライブがおすすめです。桜の季節は桜並木を眺めつつの運転は最高。周辺も併せて観光することを考えると、公共機関の本数も少ないため、車での観光がベターです。
写真:天草野 黒猫
地図を見る鉄道の場合は肥薩おれんじ鉄道の路線です。「たのうら御立岬公園駅」下車し徒歩で約20分程。夏の海水浴シーズン(7月〜8月)には無料シャトルバスが運行。その他の時期は運行していないため、グループの方などはタクシーがおすすめです。
写真:天草野 黒猫
地図を見る「御立岬公園」内には温泉施設もあり、自然を利用したレジャー施設のスーパースライダーも人気です。公園の先には御立岬公園つり場。夏は熊本でも人気の海水浴場でもあります。恋人にも家族にもおすすめの「御立岬公園」。美しい八代海の海と桜を見にいってみませんか。
住所:熊本県葦北郡芦北町田浦町145
電話番号:0966-87-0737
アクセス:
【電車】肥薩おれんじ鉄道「たのうら御立岬公園駅」下車後、徒歩約20分(タクシー約5分)
【車】九州自動車道「田浦IC」より約5分
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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