写真:風祭 哲哉
地図を見るカカアコは、ワイキキの中心部からアラモアナ・ブールバードを西へ約5キロ、アラモアナとダウンタウンの間に広がる地区。ワイキキからはホノルルの公営バス「TheBus(ザ・バス)」もしくはワイキキトロリーなどを利用して行けますが、アラモアナショッピングセンターから歩いても20分程度と、気軽にアクセスできる場所にあります。
写真:風祭 哲哉
地図を見るこのカカアコ、もともとは自動車整備工場や倉庫街が建ち並ぶ地区でしたが、ダウンタウンやワイキキへのアクセスが便利なことから現在も「カカアコ再開発プロジェクト」が進められ、高級コンドミニアムなどが建ち並ぶ注目のスポットとなっています。
写真:風祭 哲哉
地図を見るかつては観光客とはほど遠い倉庫街だったこのカカアコが一躍人気のスポットになったのは、ビルや倉庫の壁などをキャンバスにして個性的なウォールアートが町じゅうに描かれるようになったから。でもなぜここでこんなアートが生まれるようになったのでしょうか?
写真:風祭 哲哉
地図を見るこのカカアコがインスタジェニックなウォールアートの町として有名になったのは、地域の活性化を目的に始まったPOW! WOW! HAWAII(パウワウ・ハワイ)というアートイベントがここで行われるようになってから。
写真:風祭 哲哉
地図を見るこのパウワウ・ハワイは2011年にスタートし、毎年2月に行われているアートイベント。地元のアーチストだけでなく、世界中から集まったアーティストたちがカカアコ地区のさまざまな場所で、1週間かけて巨大なウォールペインティングを行います。
パウワウ・ハワイ開催期間中は、アーティストがウォールアートを描いているところを見学したり、路上でのアート・パフォーマンスを楽しむことができます。
写真:風祭 哲哉
地図を見るパウワウ・ハワイは毎年開催されるため、前年に書かれた大多数のアートは、新しいアートに上書きされてしまいます。そのため、カカアコにあるウォールアートのほとんどは毎年入れ替わっています。Webでお気に入りのアートを見つけて行ってみたら、もう違うアートに変わっていた!なんてこともあり得るのです。
カカアコのウォールアートはまさに「今」しか見られない生モノ。お気に入りを見つけたら、それが書き換えられる2月のパウワウ前に行ってくださいね。でも生モノゆえに毎年違うアートが見られるのも魅力なんですけどね。
写真:風祭 哲哉
地図を見るカカアコ地区のウォールアートの正確な数はわかりませんが、おそらく50以上はあるのではないかと思います。その中でも特に人気なのが、New York在住のアーティスト、Kevin Lyonsさんの描く「カラフルモンスター」。
写真:風祭 哲哉
地図を見る場所や絵柄は変わりますが、このカラフルでファンキーなモンスターたちのアートはここ数年、カカアコのどこかで見ることができます。アートの前では記念写真を撮る女子たちでいつも賑わっていて、まさにインスタ映えする場所がココなのです。
写真:風祭 哲哉
地図を見るそのほかにも魅力的なアートはたくさんありますが、このカカアコのウォールアートの特徴は、壁全面を使ったスケールの大きなアートが多いこと。透き通るような青空と壁一面のカラフルなアートとのコラボレーションはまさにハワイならでは。見ているだけで幸せな、明るい気持ちになってくるから不思議ですね。
カカアコ地区のアートは毎年入れ替わるものもありますので、みなさんが訪れる頃にはまた違った作品が楽しめるかと思いますよ。
ビーチやショッピングというハワイでの過ごし方に「アート」という新しい楽しみ方を加えてくれたのがこのカカアコ。わざわざツアーに参加しなくても、ワイキキからぶらっと散歩感覚で行けるのもうれしいですよね。
現在も再開発により日々発展を続けているカカアコ地区、毎年新しいアートや新しい街並み、ショップやカフェが生まれています。ハワイの楽しみ方のひとつとして、ぜひこのカカアコを加えていただくことをおススメします。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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