ラジウム温泉の貸切風呂と優しい湯治食の宿!新潟県栃尾又温泉「自在館」

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ラジウム温泉の貸切風呂と優しい湯治食の宿!新潟県栃尾又温泉「自在館」

ラジウム温泉の貸切風呂と優しい湯治食の宿!新潟県栃尾又温泉「自在館」

更新日:2018/03/27 13:32

やまと ふみよしのプロフィール写真 やまと ふみよし アクティブシニアの旅行ガイド

日本百名山の1つ越後駒ヶ岳が水源の佐梨川。その川沿いにある新潟県「栃尾又温泉」は全国でも有数のラジウム温泉。温泉から発生するラドンを呼吸や肌から体に吸収することで微量の放射線が細胞を刺激し、免疫力の向上や体の毒物を排出するデトックス効果が期待できるといわれています。ラジウム温泉の貸切風呂と、素朴で食材を生かす料理が特色の自在館は、約400年の歴史と清流、森の木々囲まれたやすらぎの温泉宿です。

栃尾又温泉の始まりは奈良時代!約400年湯守りを受け継いだ自在館

栃尾又温泉の始まりは奈良時代!約400年湯守りを受け継いだ自在館

写真:やまと ふみよし

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栃尾又温泉の歴史は古く、はじまりは奈良時代に遡ります。奈良の大仏設立の責任者と言われる行基が発見したという説と、山仕事をしていた者が湧き出している温泉に蛇が浸かっているところを発見したという2つの説があります。

湧出る温泉に穴を掘って浸かったところ、その効能が評判になり遠くから湯治客が来るようなりました。日帰りが出来ない湯治客のために小屋を建てたのが、ご紹介する自在館の始まりです。

大正時代になり、栃尾又温泉がラジウム温泉と判明。湯治客が増え始めた大正時代末期、木造3階建ての大正棟が建設されました。当時の温泉は湯治が主流。利用者は自炊が基本でご飯だけを宿が提供、希望者だけに“まかない”と言われる一汁三菜の食事が振舞われる時代でした。大正時代に建てられた大正棟は現在でも宿泊施設となっていて、大正レトロの雰囲気が楽しめます。

栃尾又温泉の始まりは奈良時代!約400年湯守りを受け継いだ自在館

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湯治に来た僧侶により、般若心境経の“観自在菩薩”から「自在館」と名付けられました。ロビーフロアでは、ラジウム温泉で抽出したコーヒーや、冷たい温泉水を自由に飲むことが出来ます。大正時代の趣があるロビーは心が安らぎます。

栃尾又温泉の始まりは奈良時代!約400年湯守りを受け継いだ自在館

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宿泊部屋は、築約100年の大正棟と本館棟の2棟。写真の部屋は本館の佐梨川に面したトイレ付和室です。窓を開けると目の前にはうけづ山の森が。佐梨川が流れる音も聞こえ、部屋に居ながら森林浴をしているようです。

泉温35.4度の温泉は長湯が伝統!源泉湧出の真上にある「下の湯」は最大の効能

泉温35.4度の温泉は長湯が伝統!源泉湧出の真上にある「下の湯」は最大の効能

写真:やまと ふみよし

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ラジウム温泉は気化しやすいため各宿に引泉せずに、源泉近くの浴場を、自在館をはじめ、神風館、宝厳堂の3つの宿で共有利用しています。佐梨川に落ちる谷を約70段の階段を下りたところにある 「したの湯」は、源泉湧出の真上にあり、最も効能が期待できる浴場。足や腰に不安があるお客様のため、源泉を上まで引いた、“うえの湯”と“おくの湯”の3か所。「したの湯」「おくの湯」と「うえの湯」は日ごとに男女が入れ替わるので、1泊2日であればすべての浴場に入ることが出来ます。

温泉から発生するラドンは、脂肪に溶けやすいため皮膚を通って身体に取り入れられ、体のバランスを保つ、副腎や脳下垂体の機能を高めます。入浴での効能は、通風や、高血圧症、動脈硬化症、胆のう炎、胆石症など、飲用でも同様の効能があります。飲泉処があるのは「したの湯」だけですが、その他の浴場でも出泉口から飲泉することが出来ます。

泉温35.4度の温泉は長湯が伝統!源泉湧出の真上にある「下の湯」は最大の効能

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「おくの湯」は、源泉かけ流しの湯船と、加温した湯船、その2つをつなぐ寝湯の3つの湯船があります。ガス状のラドンは、加温すると気化してしまいます。栃尾又温泉は、ぬるいお湯に1〜2時間ゆっくりと入る“長湯”が伝統の入浴。気化したラドンは呼吸によっても体内に入るといわれています。

泉温35.4度の温泉は長湯が伝統!源泉湧出の真上にある「下の湯」は最大の効能

写真:やまと ふみよし

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「うえの湯」も「おくの湯」と同様に3つの湯船があります。温泉は無色透明で味も無味で飲みやすい温泉です。“ラジウム”と聞くと体への害が心配になる方もあるかもしれませんが、少量であれば細胞の活性化や免疫力向上の効果があります。

夕食は魚沼産コシヒカリと山の幸!自在館の美味しい食事でデトックス

夕食は魚沼産コシヒカリと山の幸!自在館の美味しい食事でデトックス

写真:やまと ふみよし

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自在館の宿泊プランは、1泊2食の「山のごちそうプラン」と、日替わりの「湯治定食」と「山のごちそうコース」を組み合わせた「デトックス&プチ湯治プラン」、3泊〜7泊まで利用できる「現代湯治日替湯治定食プラン」の3つのプラン。

「山のごちそうプラン」。ニジマスのお造りや、岩魚の炭火焼き、鴨鍋がテーブルに広がります。食事処の入り口ではその日の焼き物の岩魚が焼かれています。

ウルイやゼンマイなど四種盛の先付に、炭火でじっくりと焼かれた岩魚は、頭から尻尾まで美味しくいただけます。季節の天ぷらは、岩魚、長芋、レンコン、肉料理は、和豚もちぶたの塩麹焼き。食事は魚沼産コシヒカリのごはんと野菜たっぷりの味噌汁、お漬物。ご飯は雑炊でもいただけます。(食材は季節より変わります。訪れた季節の恵みを楽しんでください)

※2018年4月から新プランに変更されます。

夕食は魚沼産コシヒカリと山の幸!自在館の美味しい食事でデトックス

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四種の先付はゼンマイのお浸し、ウルイの酢味噌和え、細タケノコの味噌和え、フキノトウの佃煮。どれも癖がなく素材の味を引き出しています。

夕食は魚沼産コシヒカリと山の幸!自在館の美味しい食事でデトックス

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鍋物は鴨鍋。食べ終わった汁にご飯を入れて生卵を回しがけた雑炊は、鴨肉や、キノコ、野菜から出た出汁が甘みのあるご飯に浸みこみ、お鍋を2度楽しめます。

たぬきの湯、うさぎの湯、うけづの湯、3つの貸切風呂もラジウム温泉

たぬきの湯、うさぎの湯、うけづの湯、3つの貸切風呂もラジウム温泉

写真:やまと ふみよし

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自在館には3つの貸切風呂があります。源泉は共有浴場の“栃尾又一号”とは別の“自在館一号”。全ての貸切風呂もラジウム温泉ですが泉温が28.5度と低いため、41度ほどに加温した源泉をかけ流ししています。弱アルカリ性のため、肌の角質をとる美肌効果があります。ラジウム温泉は加熱すると気化してしまいますが、温かいお湯で体内の血流量が増えるとラドンを身体に取り入れる量も増加するので、充分な効能が期待できます。

1階のロビーフロアーの1階下の地下1階に、露天風呂の「うけづの湯」、地下2階に内風呂の「うさぎの湯」と「たぬきの湯」があります。ロビーフロアーに予約台帳と浴場のカギがあるので、空いていればすぐにでも入ることが出来ます。1回の入浴時間は40分、何度でも入浴可能です。

たぬきの湯、うさぎの湯、うけづの湯、3つの貸切風呂もラジウム温泉

写真:やまと ふみよし

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うさぎの湯は木造張りの浴槽。3つの洗い場があります。ラジウム温泉は呼吸からも体に吸収するので内風呂が理想です。また、窓が大きいため外の景色も楽しめます。

たぬきの湯、うさぎの湯、うけづの湯、3つの貸切風呂もラジウム温泉

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たぬきの湯は石造張りの浴槽。こちらにも3つの洗い場があります。露天風呂の「うけずの湯」には洗い場がないので、他の2ヶ所で体を洗った後に露天風呂を楽しんでください。

魚沼産コシヒカリのご飯とラジウム納豆、生卵の朝食!お勧めはお粥

魚沼産コシヒカリのご飯とラジウム納豆、生卵の朝食!お勧めはお粥

写真:やまと ふみよし

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朝食会場はロビーフロア奥の佐梨川に面した食堂。朝食は、ご飯と味噌汁、漬物に、鯖の干物の焼き物、小松菜の味噌和え、ひじきの煮物の一汁三菜。この他に、ゴマ醤油や青じそ、フレンチなど3種類のドレッシングで頂くサラダに、大豆をラジウム温泉に一晩漬けたラジウム納豆、生卵、玉子焼きなどを、自由に選ぶセミバイキング方式。また、飲み物は、豆乳と、アセロラジュース、リンゴジュースの3種類、並べられたデキャンタは色鮮やかです。

ふっくらと炊きあがった魚沼産コシヒカリは、ほんのりと甘みがあり絶品です、納豆や生卵があればいくらでも食べられそう。お勧めはお粥。ご飯で頂くより甘みが増したお粥は、梅干や漬物と合わせればついついお代わりをしたくなります。

魚沼産コシヒカリのご飯とラジウム納豆、生卵の朝食!お勧めはお粥

写真:やまと ふみよし

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大粒のラジウム納豆はご飯のお供ではなく、一品の料理のように食べごたえがあります。シンプルなメニューですが、美味しいお米と新鮮な食材の美味しさが際立つ朝食です。

魚沼産コシヒカリのご飯とラジウム納豆、生卵の朝食!お勧めはお粥

写真:やまと ふみよし

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生卵は黄身が鮮やかな朱色をしていて崩すのがもったいないほど。

2018年4月から新しい宿泊プランに!連泊で料金の割引も

自在館の宿泊プランは、2018年4月から新しくなります。連泊の湯治に最適な一汁四菜の “デトックス湯治コース”に、一汁四菜に、お造りや岩魚の炭火焼きなどが加わった“スタンダード湯治コース”、スタンダードコースに鴨鍋などが加わった“まんぷく湯治コース”の3コース。

部屋タイプは、本館の「トイレ無し」と「トイレ付」の和室、和室ベットルームと、大正棟の和室です。また、連泊の場合、宿泊費が割引となるので自在館のホームページ等で確認してください。観光を主流とした温泉街が多い中、湯治を大切にする栃尾又温泉は貴重な温泉地です。

2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/21−2018/03/22 訪問

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