世界一美しいカフェも!本場ウィーンで訪問必至のカフェ4選

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世界一美しいカフェも!本場ウィーンで訪問必至のカフェ4選

世界一美しいカフェも!本場ウィーンで訪問必至のカフェ4選

更新日:2018/07/31 12:21

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター

アラブ諸国、オスマントルコからヨーロッパへと広まった珈琲文化。特にウィーンでは芸術家や思想家たちが集ったカフェハウスが独自に変化を遂げ、今でもウィーンの街には当時の趣をそのまま残す古式ゆかしいカフェが点在している。今回は、時が止まったようなウィーンの街並みにマッチする、そんな美しいカフェの中で絶対に訪れるべき4軒をご紹介しよう。

ウィーンで一番フォトジェニックな帝室御用達の老舗 Gerstner(ゲルストナー)

ウィーンで一番フォトジェニックな帝室御用達の老舗 Gerstner(ゲルストナー)

提供元:(C)Gerstner

https://www.gerstner.at/en/index.html地図を見る

オーストリア帝室御用達の菓子店といえばGerstner K.u.K. Hofzuckerbacker(ゲルストナー ケーウントカー ホーフツッカーベッカー)。1847年創業の歴史ある老舗だ。ここのスイーツはハプスブルク帝国皇后として最も有名かつ絶大な人気を誇るエリザベート・シシィがこよなく愛したことでも知られている。

そんなゲルストナーが2014年にリニューアルオープンしたオペラ座横の店舗はとてもフォトジェニック。地上階はショップとなっており、淡いグリーンを基調としてカラフルな色遣いのお菓子が並ぶ様子はパリのラデュレを思わせる。シシィの愛したスミレの砂糖漬け、オペラ座舞踏会の記念品として配られたキャンディーなどの名品はお土産にもピッタリだ。

ウィーンで一番フォトジェニックな帝室御用達の老舗 Gerstner(ゲルストナー)

提供元:(C)Carletto

https://www.gerstner.at/en/index.html地図を見る

二階部分(現地では一階と表示)はカフェ・バーとなっており、デコラティブな螺旋階段を上がって行くと、そこにはまるで海外の絵本にでも出てきそうな異空間が広がっている。

ランプやソファーの色使い、壁にかけられた絵などはクラシックな中に大胆でどことなくモダンなテイスト。ここではゲルストナー伝統のケーキ類やスイーツ、珈琲類はもちろんのことオーストリアの高級スパークリングワインSchlumberger(シュルンベルガー)などを頂ける。

ウィーンで一番フォトジェニックな帝室御用達の老舗 Gerstner(ゲルストナー)

提供元:(C)Gerstner

https://www.gerstner.at/en/index.html地図を見る

三階部分(現地では二階)は、カフェ・レストランとなっており、こちらは一転して正統派宮廷風の内装だ。シャンデリアが煌びやかな空間を演出し、金箔装飾を施したエレガントな壁紙には沢山の肖像画が掛けられている。ここではスイーツ、カフェメニューの他オーストリア伝統料理も味わうことができるのでオペラ前後の食事に使うのも良い。

<基本情報>
住所:Karntner Strasse 51 1010 Vienna
vis-a-vis of the State Opera
電話番号:+43-1-526-13-61
営業時間:10:00〜23:00
アクセス:地下鉄 U1/U2/U4 Karlsplatzより徒歩5分

歴史のべールをまとう宮殿カフェ Cafe Central(カフェ・ツェントラル)

歴史のべールをまとう宮殿カフェ Cafe Central(カフェ・ツェントラル)

提供元:wikimedia commons

https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ACafe_Cen…地図を見る

ウィーンの街に星の数ほど存在するカフェだが、ここカフェ・ツェントラルは宮殿だった建物を利用しているという点で他とはまた違った趣がある。

ウィーンを代表する建築家ハインリヒ・フォン・フェルステルによって建てられたのは1860年。石造りの建物は堅牢ながら驚くほど優美。中に入ると特徴的な高い天井が開放感を演出し、幾重にも重なる梁のアーチが非常に美しい。随所にフランツ・ヨーゼフ皇帝やシシィの肖像画などが飾られ、古式ゆかしいカフェハウスの雰囲気を存分に味わえるだろう。

歴史のべールをまとう宮殿カフェ Cafe Central(カフェ・ツェントラル)

写真:藤井 麻未

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ウィーンで「世紀末思潮」が流行した19世紀末、カフェハウスには知識人、芸術家等が集い次々と新しい文化、芸術を生み出した。

カフェ・ツェントラルはそんな歴史のベールを色濃くまとう。何しろここを訪れたのはあの精神分析学者フロイトやレーニン、ウィーンを代表する作家ぺーター・アルテンベルクなど。中にはクリムトもいたのだとか。

歴史のべールをまとう宮殿カフェ Cafe Central(カフェ・ツェントラル)

写真:藤井 麻未

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また、ツェントラルはケーキが美味しいカフェとしても評価が高い。甘くてボリューム重視なウィーンのケーキは正直日本人には一個食べるのにも勇気がいる。しかしここのカフェに並ぶケーキは美しく、洗練されていて味も上品だ。ショーケースに並ぶ様子はまるで色とりどりの宝石のよう。選ぶのも楽しくなってしまう。

<基本情報>
住所:Corner Herrengasse / Strauchgasse 1010 Wien
電話番号:+43-1-533-37-63-61
営業時間:月〜土 7:30 〜22:00
     日・祝 10:00〜22:00
アクセス:地下鉄3番線(U3)から徒歩1分

世界で最も美しい ウィーン美術史美術館内カフェ

世界で最も美しい ウィーン美術史美術館内カフェ

写真:藤井 麻未

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ウィーンのカフェは華やかなものが多いけれど、中でも「世界で最も美しいカフェ」と称されるのがウィーン美術史美術館内にあるカフェだ。

美術史美術館は世界屈指のコレクションを誇り、ブリューゲルやフェルメール、クリムト等名画中の名画がズラリと並んでいるが、建物自体の美しさも必見。皇帝の命により建てられたネオゴシック様式の館内へ足を踏み入れた途端、その重厚さ、優美さ、華麗さに思わず立ちすくんでしまうほどだ。

世界で最も美しい ウィーン美術史美術館内カフェ

写真:藤井 麻未

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そして美術館そのものの美しい空間で贅沢にお茶をすることができるのがここのカフェ。周囲は色大理石の列柱や豪奢な装飾がなされたアーチが取り囲み、しばし現実離れした時間を過ごすことができるだろう。

以前は上述の老舗ゲルストナーがこの館内カフェを監修していた。現在母体は変わったものの、このカフェではゲルストナーの味や質、雰囲気をそのまま引き継いで味わうことができる。

世界で最も美しい ウィーン美術史美術館内カフェ

写真:藤井 麻未

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更に、是非ひとつ上の階からカフェの全体を俯瞰してみて欲しい。そこから眺めるカフェの姿をみれば、ここが「世界一美しいカフェ」だと言われる所以か分かるだろう。ここはわざわざカフェに入るために訪れるほど価値のあるところである。

<基本情報>
住所:Kunsthistorisches Museum Wien Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien
電話番号:+43-50-876-1001
営業時間:10:00〜18:00(木10:00〜21:00)
     9〜5月の月曜 休館
アクセス:地下鉄U2 Museumsquartiers から徒歩3分

比類なき名店 Cafe Sacher(カフェ・ザッハー)

比類なき名店 Cafe Sacher(カフェ・ザッハー)

提供元:wikimedia commons

https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ACafe_Sac…地図を見る

日本でもよく知られるザッハーとデメル。両者のケーキとも「ザッハトルテ」を名乗っているが、歴史を紐解くとザッハーこそが発祥の店である。

オペラ座近くに店を構えるカフェ・ザッハーはウィーンを訪れる観光客で知らぬものはいないほどの有名店だ。重厚な扉をくぐると広がる煌びやかな世界。かつて大公や名立たる芸術家、音楽家、各国のセレブたちが通った老舗に相応しく、ノーブルな赤を基調とした内装、優美なシャンデリアが大きな鏡に反射して一層美しい。つかの間ウィーンらしい華麗なる世界に浸ることができるだろう。

比類なき名店 Cafe Sacher(カフェ・ザッハー)

写真:藤井 麻未

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お目当てのザッハトルテはデメルとはまたひと味違い、甘酸っぱいアンズのジャムがサンドされているのがポイント。ほのかな酸味が濃厚なチョコレートと絶妙にマッチし、添えられた無糖のホイップクリームと合わせて食べると格別だ。見た目に反し、驚くほどペロリと食べられてしまう。

<基本情報>
住所:Philharmoniker Str 4 1010 Wien
電話番号:+43-1-51-45-66-61
営業時間:8:00〜0:00
アクセス:地下鉄Karlplatz(U1・U2・U4)から徒歩5分

おわりに

ウィーンへ実際訪れてみると、数歩歩けばカフェに当たると言っても良いほどあちらこちらにカフェがある。そのどれもが美しく、歴史の香り漂う趣深いものばかりで迷ってしまうだろう。今回は、そんなカフェ激戦区ウィーンの中で是非ここだけは入って頂きたいというところを厳選してご紹介した。ウィーン旅行の楽しみのひとつ、カフェ巡りの参考にしてみてはいかがだろうか。

※2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/05−2016/11/09 訪問

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