昭和?江戸?懐かしい房総の山里をのんびりタイムトリップ!?〜いすみ鉄道いすみ線乗り撮り歩き

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昭和?江戸?懐かしい房総の山里をのんびりタイムトリップ!?〜いすみ鉄道いすみ線乗り撮り歩き

昭和?江戸?懐かしい房総の山里をのんびりタイムトリップ!?〜いすみ鉄道いすみ線乗り撮り歩き

更新日:2014/02/18 16:03

もんTのプロフィール写真 もんT チューター、フリーライター

千葉県のいすみ市と大多喜町を走る第3セクターのいすみ鉄道。外房の漁港の町大原から内陸の上総中野駅まで、房総半島の今も変わらぬ美しい山里の風景を縫うように走ります。沿線の懐かしい風景に加えて、昭和の国鉄時代の車両も現役で活躍!さらに途中には城下町もあり!ちょっとしたタイムトリップも味わえる、そんな素敵ないすみ鉄道の旅を今回は紹介します。

旅の始まりは大原駅

旅の始まりは大原駅

写真:もんT

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いすみ鉄道いすみ線はJR外房線の大原駅から小湊鉄道の上総中野駅までの間を結ぶ、全長26.8kmのローカル線です。1930年に国鉄木原線として開業した歴史ある路線でしたが、赤字ローカル線ゆえに廃線の危機に…。しかし1988年より地元主体の第3セクター方式に経営が移管され、地元の熱意や経営努力により今日まで生き残ってきました。
平日は鮮やかな黄色のディーゼルカーが地元の生活の足として活躍。このディーゼルカー、車体にムーミンのイラストが描かれており、「ムーミン列車」と呼ばれ親しまれています。

土・休日の「急行列車」に注目!

土・休日になると、普段の黄色い列車に加えて、昭和の国鉄時代に活躍していた懐かしいディーゼルカー(キハ52とキハ28)が“観光急行列車”として登場…。この車両、車内の吊広告までもが昭和40〜50年代の国鉄時代のものを使用していて、まるごと昭和の空気を醸しています。

急行列車に乗車するには、目的地までの乗車券やフリーパスに加えて急行券(指定席¥600・自由席¥300)が必要ですが、この急行券も凝っています…。なんと国鉄時代の硬券タイプの切符!この郷愁誘う空気とレトロ感…、土・休日にいすみ線に行くのであれば、ぜひおススメです!

乗車券については、大原から大多喜以北を往復するのであれば、いすみ鉄道全駅フリーパス(大人¥1000)がおススメ。通常の乗車券を買うよりもお得になります。
列車の時刻・運賃や運行情報などは、事前にいすみ鉄道のホームページなどで確認してから出かけましょう!

土・休日の「急行列車」に注目!

写真:もんT

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房総の山里の原風景を走り抜けて…

房総の山里の原風景を走り抜けて…

写真:もんT

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大原を出発すると、列車は左に大きくカーブしてJR外房線から離れていきます。
西大原駅を過ぎると車窓にはのどかな田園風景が…。
昔と変わらぬ房総の里山の間を抜けて、さらに内陸へと進んでいきます。
途中の国吉駅には、やはり国鉄時代から活躍していたディーゼルカー(キハ30)が留置されており、“昭和”の旅情に彩りを添えてくれます。
観光急行列車は国吉駅で10分ほど停車するので、ホームに出て記念撮影などを楽しみましょう。

城下町大多喜で江戸時代にタイムスリップ?

城下町大多喜で江戸時代にタイムスリップ?

写真:もんT

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大原から30分ほどで、この路線の中心駅大多喜に到着。
大多喜は戦国時代からの城下町。ここでぜひちょっと途中下車して、さらにタイムトリップの時代をさかのぼってみましょう!
駅前にある観光案内所はその名も「大多喜町観光本陣」!ここで町内の主な観光スポットや地図情報を入手できます。歩きでも十分観光できますが、おススメなのはレンタサイクル。これで町中をくまなく周れます。

○大多喜町観光本陣
  レンタサイクル 
   営業時間 9:00〜17:00 (11月から2月は16:00まで)
   料金 1回¥300(いすみ線の一日フリーパス所持者は¥200)

さて、観光本陣横の坂を下っていくと、通りにつきあたりますが、この道が昔の大多喜街道。通りに沿って江戸時代の町並みが…!?
多くは近年になってから「街なみ観光整備事業」の一環で再現されたものですが、中には国の重要文化財「渡辺家住宅」のように、江戸時代末の建物も保存されています。
おなかがすいたら、この街道沿いにある「そば処 くらや」がおススメ。安くておいしいと評判で、いつも地元の人や観光客でにぎわっています。

○そば処 くらや
  営業時間 11:00〜17:00 
  定休日  水曜日
  天ざるそば¥700 喜八膳(キハ52膳)¥1200 など

また、いすみ線の線路を渡り、坂を上がっていくと大多喜城が…。このお城、1975年に再建されたもので、城内は千葉県立中央博物館の分館となっています。

○大多喜城(県立中央博物館大多喜城分館)
  開館時間 9:00〜16:30
  休館日 毎週月曜日および12月26日〜1月4日
  入館料 一般200円 高・大学生100円
      小・中学生、65歳以上、障害者手帳保持者は無料。

城下町大多喜を思い思いに楽しんで♪

終着駅上総中野へ…

終着駅上総中野へ…

写真:もんT

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大多喜駅から先、終点の上総中野までは、いっそう山深い山里の風景が広がります。いすみ線の旅、ぜひ終着駅まで行ってみましょう!
大多喜駅を出たらすぐ、進行方向右手に注目です!列車は夷隅川の鉄橋を渡りますが、このとき一瞬、車窓から大多喜城が…。シャッターチャンスを逃さないで!
この後、列車はこの夷隅川を何度も鉄橋で渡りながら、さらに房総の山奥へと進んでいきます…。

終着の上総中野は無人駅…、ローカル線の終着駅にふさわしい佇まいです。いすみ線としてはここが終着駅ですが、ここからは小湊鉄道が接続、市原市の五井駅へと房総半島を横断して抜けて行けます。
戻るのもよし、進むのもよし…、思い思いに房総半島のローカル線の旅を楽しんでください♪

おわりに

特別な絶景はないものの、房総の山里を走るいすみ線は旅人をひきつける魅力がいっぱいです。車窓には、今も変わらず残る美しい四季折々の風景が展開…。
さらには、ちょっとしたタイムトリップ気分も味わえる風情も…。素敵なローカル線の旅をみなさん、ぜひ楽しんでください♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/02/07 訪問

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