写真:松田 朝子
地図を見るハリネズミの像が置かれているのは、プレー県にある「ワット・スン・メン」。ハリネズミは賢く、徳の高い動物と言われ、ここは徳を積む人が集まってくる寺院です。タイの仏教は上座部仏教であり、徳をたくさん積んでいる人が偉いとされています。タイを訪れたならぜひ、徳を積んで偉人に近づいてみたいもの。徳を積むことは、「タンブン」といい、寺院や僧侶に寄進することなど、誰かのために奉仕したり祈ったりすることなどを指します。
写真:松田 朝子
地図を見るワット・スン・メンは、貝多羅葉という、パームリーフの一種に経典などを記した貝多羅葉経典(貝葉経典)が世界一多く保管されている寺院です。ここでは、200年以上保管されている経典と同じように、貝多羅葉に願い事を書き、「タイ式布巻き」に包んで奉納することができます。願い事は、先祖など今はいない人に当てたものでないといけないそうですが、「来世でもまた一緒になりたい」などと願う夫婦や家族もいるといいます。輪廻転生の考えから、タンブンは次の転生時まで持ち越すことができるといい、寺院では多くの人が一心不乱に祈りを捧げています。
<基本情報>
住所:201 Yantrakit Branch Tambon Sung Men, Amphoe Sung Men, Chang Wat Phrae 54130 タイ
電話番号:+66-89-838-7069
写真:松田 朝子
地図を見るプレーの旧市街にある「ワット・ポン・スナン」は、小さいながらもフォトジェニックな寺院。
白いお城のような仏堂や、黄金の涅槃仏、また巨大な亀の像もあり、夕暮れ時は光の加減もよく、きれいな写真が撮れます。この寺院の周囲は夜になるとナイトマーケットが開かれ、そぞろ歩きも楽しめます。
<基本情報>
住所:01 Kham Lue, Tambon Nai Wiang, Amphoe Mueang Phrae, Chang Wat Phrae 54000 タイ
写真:松田 朝子
地図を見る険しい山道を登ったところにある「ワット・プラタート・ドイ・レン」は、プレーの重要な寺院のひとつです。ブッダもここを訪れたといい、その記念碑として高さ11メートルの白い仏塔がそびえ立っています。プレーの町が見渡せるこの寺院は、サンセットを眺める場所としても最高です。
<基本情報>
住所:Cho Hae, プレー 54000 タイ
写真:松田 朝子
地図を見る小高い丘の上にある「ワット・プラ・ザ・カオ・ノイ」からは、約9メートルもの仏像と一緒にナーンの町を一望できます。ナーンを紹介するガイドブックなどには、この仏像の後ろ姿がアイコンのように使われています。サンセットタイムに合わせて行けば、暮れなずむ町をパノラミックに楽しめるでしょう。
<基本情報>
住所:89 Mahaprom, Pha Sing, Amphoe Mueang Nan, Chang Wat Nan 55000 タイ
電話番号:+66-54-772-622
写真:松田 朝子
地図を見るカラフルな寺院も多いなか、「ワット・ミン・ムアン」は白で統一された美しい寺院。壁や柱に細かく彫られた仏像やドラゴンなどが、光の加減で影を作り、白い建物はより一層幻想的に。
<基本情報>
住所:Nai Wiang, ムアンナーン ナーン 55000 タイ
写真:松田 朝子
地図を見るひなびたナーンの町で、ひときわ目立つ金ピカの「ワット・スリ・パントン」。晴れて日差しが強い日などは、この前に立っているだけでもジリジリと熱くなります。内部は仏像の背後に描かれた、ナーンの歴史を物語る壁画がモダンでフォトジェニック。
<基本情報>
住所:Pha Sing, ムアンナーン ナーン 55000 タイ
写真:松田 朝子
地図を見るナーンで最も有名な寺院が、「ワット・プーミン」。ここには、「囁く人」という有名な壁画があり、絵はナーンの町のシンボルにもなっています。男性が女性に囁いているのは、愛の言葉とも解釈され、愛情の印として、ここを訪れるカップルも多く見られます。壁画はこれだけではなく、寺院の内壁はほとんどが絵で埋め尽くされている、と言っていいほど。この「超大作」は、19世紀後半にタイ・ルー族のアーティストによって描かれた、当時のタイ・ルー族の日常生活。色鮮やかなので写真写りもバッチリです。
写真:松田 朝子
地図を見る寺院には東西南北4つの入り口があり、どこから入っても仏像が正面に見えます。4体が織り成す360度ブッダはここだけの景観です。
<基本情報>
住所:Phakong, Tambon Nai Wiang, Amphoe Mueang Nan, Chang Wat Nan 55000 タイ
電話番号:+66-54-771-897
写真:松田 朝子
地図を見るタイ北部、東北部には、十二支ごとの仏塔があり、自分の干支の仏塔がある寺院にお参りするとご利益があると言われます。寺院の中には国外、もしくは天国という参拝が厳しい場所にあるものがあり、そんな人のために十二支寺院のミニチュア版を祀ってあるところも。ここに参拝したらご利益を賜るかもしれませんが、いつかは本物の守護寺院に行ってみたいですね。写真は、ワット・プラタート・チョーヘー寺院。
写真:松田 朝子
地図を見るスコータイ時代に建てられた「ワット・プラタート・チョーヘー」は、プレーを代表する寺院であり、仏舎利を祀る王室寺院です。高さ33メートルの仏塔には、ブッダの髪と左前腕部の遺骨が祀られています。ここは、寅年生まれの人がお参りをすべき寺院とされています。
<基本情報>
住所:1 Moo 11, Cho Hae Road, Phrae District, Chang Wat Phrae 54000 タイ
電話番号:+66-54-599-209
写真:松田 朝子
地図を見るナーンの寺院の中で人気が高いのが、「ワット・プラタート・チェー・ヘン」。ここは、卯年生まれの人がお参りすべきところで、寺院の中にはうさぎの置物がたくさん。55,5メートルもの黄金の仏塔には8匹の蛇が巻きついており、遠くからも異彩を放っています。600年以上も前に建てられた寺院ですが、現代調の色彩にあふれており、フォトスポットもたくさんあります。
<基本情報>
住所:89 Mahaprom, Pha Sing, Mueang Nan District, Chang Wat Nan 55000 タイ
電話番号:+66-91-858-5587
寺院は総じて煌びやかな雰囲気ですが、どこも決して観光地ではなく、神聖な祈りの場所であることを意識したいもの。服装も、ノースリーブや短パンはNGです。常夏のタイですが、寺院巡りをするときは肌を被おう布やカーディガンが必携です。また、大声で笑ったり、ハグやキスもいけません。さらに、女性は僧侶に触れてはいけません。といった、様々な禁止事項がありますが、団体客のいない静寂の中、神々しく光る仏像の前に座ると、吹き出る汗もスッと引いていくような、心洗われる気分になることでしょう。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/19更新)
- 広告 -