都心から最も近いローカル電車・流鉄流山線に乗って終点、流山駅から徒歩5分ほどに『見世蔵』があります。明治22年に建てられた土蔵で50年ほど前まで“寺田園茶舗”として営業されその後、倉庫として使われていましたが平成22年に再び「見世蔵」として甦りました。
蔵の中は万華鏡ギャラリーがメインとなり、一角にお茶製品や流山関連の書籍などが置かれ万華鏡と共に販売されています。平成23年には国登録有形文化財として登録されました。
『見世蔵』に入ると一番に眼を奪われるのが、世界的に活躍されている万華鏡作家、中里保子さんの世界グランプリ受賞作品「秋草」。中里さんは流山在住で、過去に世界グランプリを4度も受賞され現在展示されているのは2007年に受賞された作品です。
万華鏡は手に取ってクルクルと自分でまわしてみる物だと思っていましたが、「秋草」は違っていました。外観のデザインだけでもため息が出るほど素敵で、期待に胸を高鳴らせてそーっと中をのぞいてみると…。驚きと感動で万華鏡の中に吸い込まれそうです。
※施設より撮影・掲載の許可を頂いております
万華鏡ギャラリーには中里さんの作品がずらり並んでいて、嬉しいのはどれものぞいてその世界にひたることができます。
振り子式万華鏡から京絵巻のもの、北山杉で作られたものと今まで見た事がない素敵な万華鏡ばかりです。実際にのぞいて自分でクルクルとまわす手順も今まで見た事がある万華鏡とは違っていて、丁寧にギャラリーの方が説明してくれます。
あとはじっくり動かす事で、煌びやかな世界に思わずうっとり。
万華鏡ギャラリーでは、中里さんの作品をはじめ、たくさんの方の万華鏡が展示、販売もしています。年に4回ほど海外の作家さんの作品と数々の作品が集まるコレクションも開催されています。華やかな万華鏡にすっかり癒されたところで、ギャラリーの左側に何やら三角の不思議な万華鏡に今度は実際に入り込んで体験してみます。
なんとここにはのぞいた私自身が万華鏡の模様になるという、大型万華鏡が設置されています。伊豆高原にある万華鏡館の館長さんが制作したその名も「プリ蔵くん」。ぜひカメラを持ってお出かけください! 世界に1枚しかない万華鏡の中の私が撮影できます。
万華鏡ギャラリー「見世蔵」で素敵な思い出の1枚になりますね。
いかがでしたか?のぞいてみたくなりませんか?
お隣の流山福祉会館では中里さん指導のもと、実際に万華鏡を作るイベント(有料)も行われ、見世蔵さんで受付をしています。自分で作ってみたい!という方は見世蔵さんの公式サイトで日程等を確認してみてくださいね。
1日いても飽きないほど魅力あるこのギャラリーは入場無料です。
乙女心を揺さぶる魅力的なスポット「見世蔵」へぜひお出かけください。
◆開館時間 午前10時 から 午後5時まで
◆休館日 月曜日 火曜日(祝日の場合は開館) 年末年始
◆所在地 〒270-0164 千葉県流山市流山2-101-1
TEL&FAX : 04-7103-2817
◆アクセス 流鉄流山線流山駅より徒歩 5 分 駐車場なし
TX・東武野田線流山おおたかの森駅西口より京成バス 15分
(流山市役所〜流山おおたかの森駅循環、福祉会館入口下車)
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(2024/10/16更新)
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