天の架け橋を自転車で渡る! 〜天橋立(京都府宮津市)

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天の架け橋を自転車で渡る! 〜天橋立(京都府宮津市)

天の架け橋を自転車で渡る! 〜天橋立(京都府宮津市)

更新日:2014/02/24 16:25

津田 泰輔のプロフィール写真 津田 泰輔

日本三景の一つ「天橋立」。
海の上にできた砂浜の道を展望台から眺めるのがオーソドックスな楽しみ方だが、自転車で端から端まで渡れるのをご存知だろうか。
天橋立の長さは全長約3.6km。歩いて渡るには距離があって大変だけど、自転車なら快適な道のり。
自転車は近くの土産屋などでレンタルしてくれるので、気軽に海岸線ツーリングを楽しむことができるようになっている。

くるっと回って船を通す「廻旋橋」

くるっと回って船を通す「廻旋橋」

写真:津田 泰輔

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天橋立駅のある文殊地区から自転車でスタートするとすぐ目の前に入ってくるのはこの「廻旋橋」。橋が90度回転して船が通れるようになっているのだ。
外海から天橋立の内側の海に入れるのはこの部分だけ。
小さなモーターボートなどは下をくぐれるが、大きく高さのある船はこうして橋を回転させて通っていく。
いつもはアーチ状の風情ある橋が、突然回転してしまうのには驚いてしまう。
頻繁に回転するわけではないので、これが見られたら相当ラッキーかも。

松並木を走る

松並木を走る

写真:津田 泰輔

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天橋立は、幅は約20〜170m、全長約3.6kmの砂浜で、大小約8000本もの松が植えられている。その松並木の下に道が作られており、快適にツーリングを楽しむことができる。
歩いている人もたくさん居るので、飛ばし過ぎには注意しよう。

天橋立は天に舞う架け橋などと呼ばれているが、その理由は景観だけでなく、「天の浮橋神話」と言うものがもとになっている。
神話の世界では天橋立は、男神イザナギが女神イザナギの居る地界へ渡るために架けた梯子だと言われている。その梯子はイザナギが昼寝をしているうちに地上に倒れてしまい、それが今の形になったという事らしい。
「天に橋を立てた」ので天橋立と呼ばれているのである。

海の中に真水が湧く

海の中に真水が湧く

写真:津田 泰輔

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天橋立の中央付近には磯清水という真水が湧く場所がある。
そこは隣にある天橋立神社の手水の役割も果たしている。

飲むことはできないのだが、こんな海のど真ん中に真水がわくなんてなんとも不思議なこと。
また、天橋立神社は縁結びのパワースポットとしても有名。
それは前述の神話が元になっているからだろう。
訪れたカップルは神社の鳥居の上に石を置いていく事で恋愛成就を願っていくようだ。鳥居の上には置き場所がないほどの石が積まれている。

砂浜で一息ついてみる

砂浜で一息ついてみる

写真:津田 泰輔

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自転車をこぐのに疲れてきたら、砂浜で一息つくのも良いだろう。
波打ち際まで自由に自転車を乗り入れることができる。
ここは日本の渚百選にも選ばれているほどの綺麗な砂浜。天橋立も中ほどまで来ると人もまばらになってくるので、この砂浜を独り占めすることができるのだ。
海には遊覧船やボートが行き交い、空にはカモメをはじめとする鳥たちが飛び交っているのも見ることができるだろう。

天橋立は、日本の渚百選以外にも、「日本の名松百選」「日本の名水百選」「日本の道百選」「日本の白砂青松百選」「美しい日本の歴史的風土百選」「日本の歴史公園百選」「日本の地質百選」と言ったたくさんの日本百選に選ばれている。
これだけたくさんの百選が集まっている場所は他にあまり聞いた事がない。

終着点は「元伊勢籠神社」

終着点は「元伊勢籠神社」

写真:津田 泰輔

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天橋立から北側の対岸まで渡りきると、「元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)」がある。
伊勢神宮に祭られている神々は、この地から移されたために「元伊勢」と名前がついているという。
本殿の高欄には五色の座玉 (ごしきのすえたま)があり、これは伊勢神宮とこの元伊勢籠神社にしか据えられていないものである。青、黄、赤、白、黒のカラフルな玉が異彩を放っているので、訪れた際はぜひ探してみて欲しい。

陸海空、すべてから楽しむなら自転車がおすすめ!

レンタサイクルは乗り捨てできるものもあるので、行きは自転車、帰りは遊覧船で戻ってくることもできる。
また、天橋立ビューランドや傘松公園までケーブルカーで登れば、有名な股のぞきができる展望台に行くこともできる。
天橋立は陸空海、どこから見てもすべて絵になる場所。
すべてを堪能したいのなら、自転車で回るのが一番のおすすめです。


掲載内容は執筆時点のものです。 2014/02/02 訪問

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