「スモークハウス白南風(しらはえ)」は、映画のロケにも使われた一畑電車の出雲大社前駅から徒歩約15分の所にあります。
縁結びの神様として有名な出雲大社と同じ最寄り駅なので、出雲大社でお詣りを済ませて立ち寄ると良いでしょう。ご自宅も兼ねた工房で駐車スペースも限られているので、車での立ち寄りは注意が必要です。出雲大社前駅付近の有料駐車場を利用し、お散歩も兼ねて徒歩で向かうと良いでしょう。
玄関を入ると、燻製の心地よい薫りがまず嗅覚を楽しませてくれます。建物は煉瓦と木材の調和がとれた落ち着きの感じられる印象。また、玄関を入ってすぐの所には談話が出来るスペースがあります。ウッドソファーが置かれ、燻製についての書籍も設置されているので、ついつい時間を忘れて長居してしまいたくなる空間です。
「スモークハウス白南風」の燻製は、化学調味料を一切使用しない製法で作られている正統派の燻製。
オーナーの青木さん曰く、燻製となる原料にも拘られているそう。
代表的なベーコンの原料となる島根県産の豚肉の他にも、県内の畜産家のもとで平飼い飼育された鶏肉、季節によっては近隣の山で捕れた猪肉を使ったソーセージの燻製なども販売されています。また、お肉が苦手という方も大丈夫。お魚の燻製として県内で水揚げされた穴子も販売されています。穴子の燻製はすぐに売り切れとなるので、必ず入手したいという方は事前に電話などで確認しておくと良いでしょう。
お値段は1000円前後からの販売でお手頃。出雲のお土産はお蕎麦やお菓子以外の物にしたい、ちょっと特別な物をお土産として贈りたい、という方には是非ともおすすめしたい逸品です。
オーナーの青木さんは火山写真家であったという異色の経歴を保たれている燻製職人さんです。
「市場で販売されている燻製は、燻製液に漬けただけの製品や、ご家庭でもお馴染みのチップを使って作られた物が多いです。しかし、これは本当の燻製とは言えません。命を頂く訳ですから。頂く以上は最高に美味しくして召し上がってほしいという考えを大切に燻製を作っています。島根は海・山と自然環境に恵まれ、燻製となる良い素材が揃っています」と青木さん。
「スモークハウス白南風」では、燻製作りに欠かせない木材は細かく砕かれたチップではなく、年輪のある原木をそのまま使用されているとの事。じっくりと火を焚きながら燻す燻製は、青木さんの燻製に対する愛情を感じられる逸品であるといえるでしょう。
いかがでしたか?「スモークハウス白南風」の燻製は、時間と手間をたっぷりかけて作られたオーナーの燻製に対する愛情を感じられる逸品です。
写真は島根県産の豚肉を使用したショットベーコン。これもぜひともおすすめしたい逸品です。薄く切ってさっと湯せんして、というオーナーからアドバイス通りに頂いてみましょう。噛むたびに燻製特有の芳醇な薫りとお肉本来の旨味を感じられます。
出雲観光の際には、工房に立ち寄ってお好みの燻製を見つけてみて下さいね。
住所:島根県出雲市大社町北荒木264-3
電話番号:0853-53-5367
アクセス:一畑電車出雲大社前駅より徒歩約15分
営業時間:9:00〜17:00 不定休
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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