「玄武洞ミュージアム」がリニューアル、城崎温泉や玄武洞と一緒に

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「玄武洞ミュージアム」がリニューアル、城崎温泉や玄武洞と一緒に

「玄武洞ミュージアム」がリニューアル、城崎温泉や玄武洞と一緒に

更新日:2018/04/21 17:12

塚本 隆司のプロフィール写真 塚本 隆司 ぼっち旅ライター

玄武洞ミュージアム(兵庫県豊岡市赤石)が2018年3月24日にリニューアルオープンした。
城崎温泉に近く、名勝・玄武洞と円山川に挟まれた地球のパワーと不思議を感じる、山陰海岸ジオパーク屈指の観光名所に位置するミュージアムだ。
鉱物や宝石のコレクションは、日本でもトップクラス。レストランやショップも立て替えられ、より一層見やすく滞在しやすい、子どもから大人まで楽しめるミュージアムが誕生した。

美しく不思議な石の世界「玄武洞ミュージアム」

美しく不思議な石の世界「玄武洞ミュージアム」

写真:塚本 隆司

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1976年に玄武洞資料館として開館以来、玄武洞見学者の立ち寄りスポットとして親しまれてきた玄武洞ミュージアムが建て替えられ、リニューアルオープンした。建物は、玄武岩の形状でもある六角形を連ねたデザインになっている。

玄武洞ミュージアムは、主に鉱物や宝石、化石などを展示した「石の博物館」。約4千点の収蔵品から常時1500点ほどが展示される。大きな石が多いのが特徴で、これほどのコレクションは国内でも珍しい。

美しく不思議な石の世界「玄武洞ミュージアム」

写真:塚本 隆司

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化石の展示も充実している。但馬地方では、足跡化石や歯の化石が発見され、ゾウが生息していた。ホールの吹き抜け部分では、古代アジアゾウの原寸大骨格レプリカが待っている。

美しく不思議な石の世界「玄武洞ミュージアム」

写真:塚本 隆司

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他にもティラノサウルスの骨格レプリカなどがあり、恐竜好きの子どもたちが大はしゃぎすること間違い無い。

「豚肉石ってナニ?」知れば知るほど楽しい石の世界

「豚肉石ってナニ?」知れば知るほど楽しい石の世界

写真:塚本 隆司

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館内では「なぜこのような石が生まれたのか」という疑問を丁寧に解説している。地中には、想像を絶するような世界が存在していることや地球の神秘、山陰海岸で見られる美しい景観の秘密などが、わかりやすく学べる施設だ。

「豚肉石ってナニ?」知れば知るほど楽しい石の世界

写真:塚本 隆司

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大きな原石の展示が豊富で「元は、こうなっているのか」と石の魅力と不思議さに引きこまれてしまう。実際に石に触れられる展示もあり、興味が無かった人でもつい時間を忘れるほど。
名前くらいは聞いたことがある誕生石も、通常見かけるのはアクセサリーになった石ぐらい。これが、原石の状態で陳列されていると、また違った印象が生まれる。

面白い石を集めたコーナーは、石に興味が無かった人や子どもたちでも、きっと楽しめるはず。
紫外線を当てると光る石や、楽器のように鳴らして遊べるカンカン石。カンカン石の楽器前には、楽譜がいくつか用意されている。いい音色なので、ぜひお試しを。
写真はどう見てもステーキ「豚肉石」。

「豚肉石ってナニ?」知れば知るほど楽しい石の世界

写真:塚本 隆司

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豊岡の特産品「豊岡杞柳細工」展示も

豊岡の特産品「豊岡杞柳細工」展示も

写真:塚本 隆司

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豊岡特産の杞柳(コリヤナギ)を使った国指定伝統的工芸品「豊岡杞柳細工(きりゅうざいく)」の紹介コーナーもある。
玄武洞の前を流れる円山川は杞柳の産地で、1200年も前から杞柳で編んだ籠などが作られていた。江戸時代には全国的に名が知られ、豊岡の柳行李(やなぎごうり)のもつ柔らかさと丈夫さ、そして色合いの美しさから、飛脚や富山の薬売りにも愛用されてきた。
展示コーナーでは、古いものだけではなく、新たに生み出されたファッション性の高い商品まで並んでいる。

杞柳細工のかご編み体験もあるので、旅の思い出に挑戦してみるのもおもしろい。写真は制作例のコースターやペットボトルホルダー。

豊岡の特産品「豊岡杞柳細工」展示も

提供元:玄武洞ミュージアム

http://genbudo-museum.jp地図を見る
豊岡の特産品「豊岡杞柳細工」展示も

提供元:玄武洞ミュージアム

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但馬牛のローストビーフに舌つづみ

但馬牛のローストビーフに舌つづみ

写真:塚本 隆司

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隣接した店舗棟には、レストラン&カフェ「GENBUDO」がある。但馬地方らしさを大切にしたレストランで、玄武洞観光者に嬉しい内容になっている。
店内からは、円山川と対岸の来日山(くるひざん)が眺められ、ひと休みに格好のロケーション。白や木目を基調にした明るい店内も気持ちがいい。

但馬牛のローストビーフに舌つづみ

提供元:玄武洞ミュージアム

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実のところ、玄武洞の見学は階段の登り降りの連続で、ちょっと大変。
カフェメニューに、カステラやパフェなどのスイーツがあり、テラス席は川面をなでる風が心地よい。こんないい雰囲気でひと息つけるのは、朗報だ。

但馬牛のローストビーフに舌つづみ

写真:塚本 隆司

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オススメのランチは「玄武洞 かご手まりむすび膳」、1800円。但馬牛のローストビーフや自家製米の一口おにぎりなど、但馬地方の食材をふんだんに取り入れたメニュー。旅の食事にピッタリのランチだ。
器は玄武岩をイメージした六角形の特別あつらえ。おにぎりが入っているのは豊岡の特産品・杞柳細工の弁当箱。おにぎりを食べる際には、弁当箱をぜひ手にとって食べてほしい。その手触りと温もりの心地よさは、実際に使ってみなければわからない。
他にも但馬牛ハンバーグランチや店内製麺のうどん、お子様ランチが用意されている。

豊岡の特産品が並ぶミュージアムショップ、パワーストーンや化石も

観光地に博物館や資料館がある場合、先に知識を得ていた方が楽しめることが多いもの。だが、初めての玄武洞観光なら、先に玄武洞を見てから玄武洞ミュージアムに行く方がいいかもしれない。なぜなら、圧倒される景観を先に見ておいて、その正体を後で知る方がロマンを感じるはず。それほど、玄武洞は地球の神秘に満ちているのだ。

豊岡の特産品が並ぶミュージアムショップ、パワーストーンや化石も

写真:塚本 隆司

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豊岡の特産品が並ぶミュージアムショップ、パワーストーンや化石も

写真:塚本 隆司

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観光が終われば、ミュージアムショップへ。
パワーストーンや化石など石にまつわる商品はもちろん、杞柳細工や豊岡鞄などの特産品、お土産にぴったりなお菓子や地酒がそろっている。

豊岡の特産品が並ぶミュージアムショップ、パワーストーンや化石も

写真:塚本 隆司

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最後に、玄武洞や玄武洞ミュージアムへのアクセスだが、最寄り駅はJR玄武洞駅。しかし、円山川を挟んだ対岸にあるため、渡し船(片道300円/人)で向かうことになる。乗船時間はおよそ2分。時折、水しぶきを浴びながらの行くのも旅の思い出だ。
渡し船の利用には、事前連絡が必要だ。天候によっては運行できない場合があるため、当日の電車を利用する前に確認するのがいいだろう。玄武洞駅で欠航を知っても電車の本数が少ない駅なので、どうしようもなくなってしまう。
欠航の場合は、となり駅のJR城崎温泉駅からタクシーの利用(2000円程度)がオススメだ。

玄武洞ミュージアムの基本情報

住所:兵庫県豊岡市赤石1362番地
電話番号:0796-23-3821
営業時間:9時〜17時
休館日:水曜日(祝日・春夏冬休み期間・GW・SWは休まず営業)、年末年始(12月31日、1月1日)
入館料:中学生以上800円、小学生400円、幼児(5歳以上未就学)300円
アクセス:電車の場合、JR玄武洞駅前より渡し船で7分(渡し船利用は事前連絡要 0796-23-3821)
車の場合、北近畿豊岡自動車道日高神鍋高原ICから約20km(約35分)、城崎温泉から4km(約10分)
駐車場:普通車70台

2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/23 訪問

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