江戸東京たてもの園で近代の香りに触れてみよう

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江戸東京たてもの園で近代の香りに触れてみよう

江戸東京たてもの園で近代の香りに触れてみよう

更新日:2018/04/23 09:41

撮街 夜人のプロフィール写真 撮街 夜人 日本旅行写真家協会 正会員・日本旅のペンクラブ正会員、フォトコンシェルジュ

江戸東京たてもの園は、江戸時代の農家や大正、昭和の民家を移築、展示している都立博物館。江戸東京博物館の姉妹館にあたり、東京都小金井市にあり、アクセスはJR中央線武蔵小金井駅から徒歩25分、バスで10分程の距離に位置しています。 

また、たてもの園は都立小金井公園内にあり、公園の中にある博物館ならではの魅力も多くあります。今回は、ここの魅力や撮影スポットなどをご紹介しましょう。

四季を通じて、絵になる建物! 春は桜と絡めると素晴らしい

四季を通じて、絵になる建物! 春は桜と絡めると素晴らしい

写真:撮街 夜人

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たてもの園内 三井八郎右衛門邸内の庭に咲く、枝垂れ桜。春はまずここからスタートするのがお勧めで、庭は踏み荒らさなければ自由に散策できます。

5mを超す見事な大木ですので、春は是非この桜を見に行ってください。
また園内にはこの枝垂れ桜の他、サトザクラが咲いており、早咲きの枝垂れとやや遅咲きのサトザクラで、長く桜が楽しめますよ。

八郎衛門邸は1952年 東京西麻布に建てられた建造物で、この建物園内では比較的新しい建物です。

四季を通じて、絵になる建物! 春は桜と絡めると素晴らしい

写真:撮街 夜人

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園内には桃の花もあり、桜の短い開花の合間に彩りを楽しめます。
またたてもの園の外は、日本の桜100選に名を連ねる、都立小金井公園の桜も借景が出来ます。 

たてもの園の中から、公園の借景ができるところが大きな魅力で、春の花が二倍楽しめますよ。

夏は農家で七夕イベント。願いを込めに行ってみよう

夏は農家で七夕イベント。願いを込めに行ってみよう

写真:撮街 夜人

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西側にある茅葺屋根のエリアは江戸時代の農家や同心寄り合い家が多いのですが、七夕飾り制作のイベントが行われます。ボランティアガイドが折り紙や切紙で七夕飾りの作り方を講習し、子供たちがそれを作るといった、親子参加型のイベントがあります。毎回大ぜいの親子連れで賑わいますよ。

そして夏の炎天下でも茅葺屋根の屋内は涼しいです。土の庭先でほど良く冷やされた空気と茅葺きの遮熱効果で、「天然の涼」が味わえますよ。エアコンのある都市生活に慣れた私たちに、天然の恵みのすばらしさを体験させてくれます。

夏は農家で七夕イベント。願いを込めに行ってみよう

写真:撮街 夜人

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ここは江戸後期の農家で、現在の大田区にあった建物を移築しています。ここも七夕飾りや農耕儀礼祭用の夏野菜が盛られています。

夏場の撮影は、この建物正面側が南になるので、晴れている日はかなり強い順光となります。屋根の日当たりと軒下の陰の部分は相当の輝度差になりますので、白トビ、黒つぶれが発生します。

HDR機能のある機材をお持ちの方は、使うと良いと思います。またRAW現像などをされる方は、ややアンダー目に撮って、シャドー部分を現像時に持ち上げます。PCでの現像の腕の見せ所ですよ〜。

夏は農家で七夕イベント。願いを込めに行ってみよう

写真:撮街 夜人

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農家エリアでは、ほの暗い居間の囲炉裏に火を入れて鉄瓶でお湯を沸かします。いまでは殆ど見られない光景がよみがえります。

火入れ自体は年間を通してたびたびおこなわれるので、結構高い確率でで見学できます。真夏でも涼しい居間には囲炉裏の炎が似合いますね。

秋の紅葉ライトアップ、延長開園は一度は行ってみたいイベント!

秋の紅葉ライトアップ、延長開園は一度は行ってみたいイベント!

写真:撮街 夜人

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江戸東京たてもの園は、普段は日中の開園のみですが、紅葉の綺麗な11月の下旬、夜間の紅葉ライトアップイベントが開催され、その時期には夜間の延長開園が行われます。 

庭もみじのライトアップと暖色系の屋内照明は、秋の夜長に相応しい、見事な調和を醸し出しています。

撮影には広角レンズを使えば、塀際まで寄れるので、人影が殆ど入らずに撮影できますよ。

秋の紅葉ライトアップ、延長開園は一度は行ってみたいイベント!

写真:撮街 夜人

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晩秋の限られた期間、このように居間に陽が入り、格子の影が白壁に映し出されます。秋と春の一時期、11月中―下旬、また5月中―下旬の晴れた日に見られる現象です。是非行ってみてください。

この建物は日本のモダニズム建築の巨匠 前川国男氏の自宅です。彼は世界遺産建築家、ル・コルビジェの弟子で、日本の近代建築物に大きな影響を与えています。

ご存知の通り、ル・コルビジェの設計した建築物のうち、世界7か国、17か所の建物が世界遺産に登録されています。そして上野にある国立西洋美術館もその一つで、本館がコルビジェ氏、新館が前川国男氏による設計なのです。

まさに師匠の世界遺産に弟子が花を添えた、素晴らしい競演だと思いませんか?

ル・コルビジェの影響を受けた建物が、世界遺産以外にも身近にみられること、素晴らしいですよね 是非この地に来てたっぷりとご覧ください

秋の紅葉ライトアップ、延長開園は一度は行ってみたいイベント!

写真:撮街 夜人

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たてもの園の秋は紅葉と青空が素晴らしいコントラストを醸し出します。太陽が南西に傾く午後、特に東側の空の青さが濃く写ります。

この中は桜の木が多いので、桜の紅葉がひときわ目立ちます。もみじ程派手な赤にはなりませんが、少し黄色が混じった、味のある紅葉が楽しめますよ。

大正期から昭和初期の建築物が展示される東ゾーン。レトロな香りを楽しんでみませんか

大正期から昭和初期の建築物が展示される東ゾーン。レトロな香りを楽しんでみませんか

写真:撮街 夜人

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1920年代に東京に実際に存在した商家を中心に展示してある東ゾーン。ちょうど東京の下町をイメージした造りになっています。 

高層ビルのない東京。ものすごく空が広く見えます!一番奥に都電が見えますね。昔の都電は黄色だったんです。ちょうど1965年頃が都電の最盛期で、いたるところに都電が走っていました。 

50年前の東京都内を散歩してみましょう。

大正期から昭和初期の建築物が展示される東ゾーン。レトロな香りを楽しんでみませんか

写真:撮街 夜人

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レトロな街の一角にある、雑貨屋さんです。藤や竹で編んだ籠、やかん等庶民の生活雑貨が多く見られます。昨今の厨房機器は殆どステンレスに置き換わり、衛生面を筆頭に合理性はあるのですが、その分温かみに欠け、なんとなく寂しさも感じられると思いませんか?

たてもの園では建物と共にその建物特有の小物も精密に復元してあります。中に入って当時の商品等を眺めると、自然の木のぬくもりが感じられ、時間が少しゆっくり回っているような感覚も受けますよ。

最近は外国人が多く来訪し、日本の古き良き文化に接しています。

江戸東京たてもの園の基本情報

住所:東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
電話番号:042-388-3300
休園日:原則として休日でない月曜日及び年末年始
観覧料:大人400円(年間パスポートも用意されています。)

2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/25−2018/03/23 訪問

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