写真:浅井 みら野
地図を見る「黒糖を食べると沖縄の人たちは“これはしょっぱい”や“こっちは苦い”って言うんですよ。黒糖だから甘いはずなのにって最初は分からなかったんですけど、食べ続けるとやっぱり味って分かってくるんですね」と快活に話し始める「オルタナティブファーム宮古」の松本さん。
黒糖作り&バナナスイーツ作り体験は、無農薬栽培にこだわった松本さんの畑で行われます。目の前に広がるのは、たおやかなさとうきびと清々しい大空。学校の社会見学を思い出す光景に、今から何をするのか好奇心も膨らみます。
写真:浅井 みら野
地図を見るこちらの体験プログラムは2日前までにメールで申し込みます。当日の集合場所は2ヶ所ある畑のどちらかで、宿泊先や畑の状況を考慮して決まります。念のため、ホームページに掲載された畑のマップコードをグーグルマップなどで確認しておくと安心です。
写真:浅井 みら野
地図を見るまずはさとうきび畑に入り、収穫する様子を見学。葉っぱや茎の様子を1本1本見ながら、小気味よいリズムで刈っていきます。お手本を見たら、次は自分の番。ドキドキしながらも自分で刈り取ったさとうきびは、親近感と特別感が感じられるはず。
写真:浅井 みら野
地図を見る新鮮なさとうきびをその場でパクリ。採れたての甘さを味わえるのは、まさに畑ならでは。噛むごとにじわ〜っと広がる、砂糖や黒糖とも異なる甘さにこちらの気持ちも緩みますが、1本のさとうきびから全体の出来栄えを見通す松本さんだけは真剣なまなざしで吟味します。
写真:浅井 みら野
地図を見るその後は収穫したさとうきびを搾り、さとうきび100%のジュースを作ります。添加物を一切いれずに飲むジュースは、後癖ない澄んだ風味が印象的。保存することが難しいため、あまり見かけない珍しいジュースなのだとか。
写真:浅井 みら野
地図を見るさとうきびの収穫体験を終えたら、次は黒糖作り体験へ。完成間近のとろりとした含蜜糖を沸騰させ、煮詰めていきます。
写真:浅井 みら野
地図を見る黒糖と相性が良いピーナッツやシリアル、ゴマから好きなものを1つ選び、一緒に混ぜ合わせていきます。均等に混ぜ合わせるのがポイント。ピーナッツだと甘塩っぱさ、シリアルなら食べ応え、ゴマは香ばしさが加わります。
写真:浅井 みら野
地図を見る冷えた黒糖はそのままパッケージに入れて、その日の思い出&おみやげに。家にいながらも宮古島の名産を楽しみつつ、楽しかった記憶も振り返られますね。
写真:浅井 みら野
地図を見る黒糖作り体験のみもできますが、通常プログラムだとバナナスイーツ作りも含まれています。さとうきび畑のお隣には、南国感たっぷりのバナナ畑が。バナナがどこで熟すのかなど、意外と知られていない事実に驚きと発見の連続です。
写真:浅井 みら野
地図を見る畑を見学した後はスイーツの時間。島バナナの黒糖バターソースがけを作ります。焼いたことでバナナ本来の甘みが増し、そこにバターと黒糖のコクが絶妙。つけ合わせにはバナナアイスという冷たさと熱さの組み合わせもバッチリです。
写真:浅井 みら野
地図を見る約1時間半の体験ですが、終わるころには充実感と満腹感でいっぱいに。さとうきびを栽培するだけでなく、こちらではさとうきびの魅力をさらに広げられる商品もつくっていて、購入もできます。畑で味わったさとうきびジュースや、濃厚な黒糖蜜など体験したからこそ惹かれるものばかりです。
写真:浅井 みら野
地図を見る「オルタナティブファーム宮古」の“オルタナティブ(Alternative)”は、英語で“新しい、型にはまらない”という意味から。従来の方法とは異なるやり方でさとうきびを育てていこうという松本さんの意気込みが託されています。
無農薬にもこだわり、だからこそ苦労も多いとのこと。“なぜ、そこまで?”という問いに、“やっぱり美味しいですからね”と返される正直な答えと素直な笑顔。シンプルゆえの説得力があります。ぜひ訪れた際は、宮古島の自然と松本さんの愛情で育ったさとうきびに会いに訪れてみてはいかがでしょうか。
電話番号:090-7205-5199
営業時間:体験は9:00、13:00、16:00の1日3回
予約方法:2日前までにメールにて問い合わせ
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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