有形文化財で名物の天丼を味わう!小田原「だるま料理店」

有形文化財で名物の天丼を味わう!小田原「だるま料理店」

更新日:2018/10/13 11:54

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
神奈川県の南西部に位置する小田原は、温暖な気候に恵まれて、梅干しやかまぼこなど美味しいグルメの宝庫。その昔は小田原宿の宿場町や城下町としても栄えました。小田原といえば、人気の小田原城から近いところに「だるま料理店」があります。登録有形文化財に登録されている重厚感のある店内で食事を楽しめる名店。相模湾で水揚げされた新鮮なネタの寿司や、創業から名物の天丼など美味しいランチのご紹介をしましょう。

小田原市街の町並みを代表する建造物

小田原市街の町並みを代表する建造物

写真:結月 ここあ

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小田原へは新宿駅から小田急ロマンスカーや、東京駅から新幹線に乗れば40分ほどの距離で、伊豆旅行の中継地点としても利用が多いところ。小田原漁港も近く新鮮な魚介類を味わうことができたり、有名蒲鉾店もあることでも知られていますね。

小田原駅や小田原城から徒歩8分のところに「だるま料理店」があります。松・けやき・ひのきを使った瓦葺き入母屋造りの堂々たる建物で、正面玄関の屋根は唐破風(からはふ)造り。みごとな彫り物が施されています。

登録有形文化財の建物

登録有形文化財の建物

写真:結月 ここあ

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だるま料理店は、小田原市本町(旧大手町)に店を構える、明治26年創業の老舗の日本料理店です。関東大震災で店鋪を損壊しましたが、ブリの大漁で得た潤沢な資金を注ぎ込んで、良質な国産の檜・松・けやきを贅沢に使い、大正15年に現在の建物が再建されました。貴重な建造物を完全に残していることから、平成14年に登録有形文化財に登録されました。

玄関前には達磨像とおかめ像

玄関前には達磨像とおかめ像

写真:結月 ここあ

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玄関右側には、初代達磨仁三郎 ( たつまじんざぶろう ) の名字に因み、屋号をだるま料理店にしたことから、等身大の達磨像が置かれています。

玄関前には達磨像とおかめ像

写真:結月 ここあ

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また左側には、おかめ像がお店の繁栄と縁起を担いでいます。

重厚感のある店内

重厚感のある店内

写真:結月 ここあ

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こちらは100席ある1階の食堂です。
店内を見まわせば、高い各天井や建具なども凝っていて、大正を思わせる重厚感のある造りとなっています。

重厚感のある店内
提供元:http://darumanet.com/

2階は、個室から大広間まで大小のお部屋が多数あり、それぞれのシーンに合わせてお料理も選べます。建具や欄間などの細工も素晴らしく、建物好きにはたまりません。

お勧めは天丼!

お勧めは天丼!

写真:結月 ここあ

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元網元であるだるま料理店は、毎朝魚市場に出向き新鮮な魚介類や吟味された食材を使った料理が提供されます。
特に創業から続く名物の天丼は、特製の香り高いゴマ油のみで揚げられた衣はかりっと、身はふわっとやわらかく、天つゆは継ぎ足しをしながら守られた門外不出のつゆです。

天丼は天丼セットの1700円・海老天丼セット2300円・数量限定の天重セット2800円などいくつもセットがあります。
こちらの写真は、えび1本・魚・いか・なす・ししとうの天ぷらがのった1700円の揚げたて熱々の天丼セット。

お勧めは天丼!

写真:結月 ここあ

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なす・ ししとうに穴子がド〜ンと1本のった穴子天丼(限定数)1900円もあります。

お勧めは天丼!

写真:結月 ここあ

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漁港のある小田原らしく、寿司メニューも充実しています。
四季折々の新鮮なネタは勿論のこと、相模湾で水揚げされたばかりの地魚の寿司・海鮮丼・ちらしもお勧めです。
こちらの写真は鮪刺身・鮪すきみ・鮪ぶつの3種類の鮪とイクラがのった鮪三味丼2100円で、鮪にイクラと、両方楽しめる嬉しい1品。
こちらは人気の限定メニューなのでお早めに。

「だるま料理店」はいかがでしたか、小田原は箱根や熱海も近く、伊豆観光の玄関口でもあります。歴史あるだるま料理店で、名物の天丼などを味わってみませんか。

だるま料理店の基本情報

住所:神奈川県小田原市本町2丁目1番30号
電話番号:0465-22-4128
アクセス:小田原駅(JR東海道線・小田急線)東口から徒歩7分

2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/05 訪問

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