写真:成瀬 亜希子
地図を見る大手町や丸の内といったビジネス街に近く、毎日新聞社と直結している東京メトロ東西線の竹橋駅。近隣には緑あふれる皇居のお堀が広がり、皇居周辺を走るランナーの姿をよく見かけます。そんな竹橋駅から徒歩3分の場所にオープンしたのが「ナインアワーズ竹橋」です。
ホテルのエントランスに「capsule & run」というサインが表記されている通り、24時間ランニングステーションとしても利用可能。ランニングウェアやシューズの貸し出しも行なっており、宿泊者だけでなくランナーにとっても嬉しい施設なんです。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るナインアワーズといえば、7時間の睡眠に前後1時間の休憩と身づくろいに特化した宿泊概念が特長。それを実行するためシンプルで機能的なデザインとなっています。料金も1泊4,900円〜、仮眠1時間1,000円〜、シャワー700円と、利用者の状況に応じた使い方ができます。
例えば東京郊外住みの筆者は、一旦帰って寝たいけど自宅、会社、取材先を往復する時間がない!という状況になることも。そんな時は近くのナインアワーズに行って数時間の仮眠をとっています。夜遅くまで働いていて帰れない…というマスコミ関係者にもおすすめです。
提供元:Nacasa & Partners
地図を見るランナーの場合は500円でラウンジやシャワールームの利用が可能。タオルセット(バスタオル、フェイスタオル)が200円、ランニングウェア(Tシャツ/ハーフパンツ)が各100円、シューズロッカー 1,000円/月。さらにナイキの最新シューズが無料レンタルできるので、思い立ったらすぐランニングできますよ。
提供元:Nacasa & Partners
地図を見るホテルは8階建てで、全フロアを吹き抜けにして階段を設置。それを取り囲むようにガラス張りのスリーピングポッドエリアを配置した独特なデザインです。建築・設計を担当した建築家・平田晃久氏によると、皇居のお堀からインスピレーションを得たものだとか。ビルの合間の限られた空間にこんな魅力的なホテルを設計するなんて!と驚いてしまいますね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る宿泊フロアは2階〜5階が男性専用、6階〜8階が女性専用と分けられており、男女別のエレベーターで向かいます。これまでは暗い空間にスリーピングポッドが並んでいましたが、今回はガラス張りになっているので自然光があふれる明るい雰囲気に。スリーピングポッドにはスクロール式のカーテンがあるのでプライベートもしっかり確保できます。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る柔らかなフォルムのスリーピングポッドは、意外と奥行きがあって身体を包まれているような安心感があります。体圧を分散させるマットレスや睡眠時の姿勢をサポートする枕も用意されているため、翌日までぐっすりと眠ることができますよ。コンセントやUSBの差し込み口もついており、スマホやPCの充電も可能です。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るホテルにはエレベーターがありますが、吹き抜けに設置された階段でも移動してみましょう!建物の全体の様子が分かりますし、階段を歩くだけでも良い運動になるかもしれません。
提供元:Nacasa & Partners
地図を見る螺旋階段が好き!という方にはたまらない光景ですね。階段を取り囲むようにスリーピングポッドが設置されており、二重螺旋になっているような不思議なデザイン。階段には手摺りが付いてますが、くれぐれも落ちないように気をつけてください。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るホテルの屋上には緑があふれる小さな植栽空間も。周囲はオフィスビルばかりという風景なので、ちょっとした癒しになりそうですね。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る各階にはロッカールームを設置しており貴重品の管理も安心!QRコードで簡単に開け閉めできるのが便利ですね。ロッカー内の敷居は取り外せるので、ロング丈のアウターやスカートなども収納できます。大きなサイズの荷物はフロントで預かってもらいましょう。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るシャワールームには通常のシャワーに加えて「TOTO」のウォームピラーを設置。お湯に包まれたような浴び心地で、シャワーだけでも温浴効果があります。冬の寒い時期でも身体がぽっかぽかに温まりますよ。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るこれまでバスアメニティは「TAMANOHADA 005-FIG」を採用していましたが、竹橋ではランナーが多いことから「006-MINT」を用意。ミントの香りでランニング後もスッキリ爽やかな気分になるはずです。
旅先のホテルとしてだけではなく、仮眠や前泊といったショートステイにも便利な「ナインアワーズ」。今回の竹橋ではランニングステーションとしても活用できることが注目されそうです。2018年の春夏にはオフィス街の赤坂、羽田空港に近い蒲田にもオープンするため、さらに利用者が増えるかもしれませんね!
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
成瀬 亜希子
東京都在住。広告、出版、ウェブ業界で主にエンタメ系のライター、編集者を経験。海外ひとり旅が好きでアジア、ヨーロッパ、アフリカなど17カ国を旅してきました。現在はこんな所に泊まれるの!?といった「泊まれ…
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