写真:麻生 のりこ
地図を見る南アルプスに源流を持ち、太平洋へと注ぐ大井川。その大井川中流のほとりに位置する島田市は、茶栽培とともにバラの切り花栽培が盛んな地域です。
「島田市ばらの丘公園」は、その名の通り丘を活かして作られた観光バラ公園。大温室を中心に植えられた約360品種・8,700株のバラが、春と秋に咲き誇ります。
写真:麻生 のりこ
地図を見る園内の花壇は主に3つのゾーンに分かれています。入園して向かって左側から平坦地に造られた円形バラ園、中央には大温室へと延びる階段状の正面バラ園、そして右端は花が色別に楽しめる斜面バラ園です。
なだらかな斜面に植えられたバラは、緑豊かな島田の風景を借景に、見下ろしても見上げてもバラを鑑賞することができると好評です。
写真:麻生 のりこ
地図を見る円形バラ園は中央のオブジェ周囲に、アルバ・メイアンディナやオレンジジュエルなどミニバラが。
さらにそれらを取り囲むようにして、マルコポーロやシャルル・ドゥ・ゴール、プリンセスミチコなど著名人やプリンセスの名前が付けられたバラを見ることができます。香り高い品種もあるので、ぜひ嗅いでみて!
大温室前には、バラを市の花としている自治体ゆかりのバラ紹介コーナーも。こちらは山形県村山市から贈られたバイオレット。小さいながらも香り良く、咲き始めから徐々に花びらの色が変化するのも楽しみ。
写真:麻生 のりこ
地図を見る公園内は自然の地形を上手く利用して作られ、中央には大温室とそれに繋がっているトンネル温室があります。温室へ上る階段の両脇が正面バラ園。フリージアやチャールストンなど房咲きのフロリバンダ種が咲き競います。
写真:麻生 のりこ
地図を見る大温室の出入口は側面の円形バラ園側。天候を気にすることなく花を観賞できる温室内には撮影スペースも。ここからトンネル温室出入口までは通り抜け可能。ゆるやかにカーブした約100メートルのバラの通路です。
写真:麻生 のりこ
地図を見る写真:麻生 のりこ
地図を見る併設のドッグランは、斜面バラ園の脇に広がる花博ゆかりのバラ園からさらに丘を登った場所。バラ園内ではペットの散歩は禁止(一部エリアのみリード使用の散歩OK)なので、園内で遊ばせたい方は持参のカートに乗せるか抱っこで移動してくださいね。
利用料金は基本的に無料。ただし5・6・10・11月には公園の入園料がかかります。ドッグランの詳細は文末【関連MEMO】の公式サイトにて確認を。
写真:麻生 のりこ
地図を見るドッグランの近くには幸せを呼ぶ鐘が設置された東屋もあるので、体力のある方は登ってみては。丘の上から眺めるバラ園も素敵です。
写真:麻生 のりこ
地図を見るばらの丘公園と道路を隔てて建っているハーフティンバー風の建物は「ばらの館」。1階はバラ雑貨専門店「ハートローズ」で、2階は中華料理店「Chinese Dining Hana」です。
ハートローズの店内はバラのアロマなど香りグッズをはじめ、人気の高いタオル類、小物、写真立てなど見ているだけで癒されそうなグッズでいっぱい! バラのマドレーヌや紅茶にジャムなど、食品もバラ尽くし。
写真:麻生 のりこ
地図を見るテイクアウトコーナーでは、ドリンク以外にもピザやたこ焼きなども。
毎年、春と秋に開催される「島田ばらの丘フェスティバル」期間中は、摘みたて花びらばらジャムソフトが一番人気! ソフトクリームにバラのジャムをつけて味わえば、身体の中からバラの香りが漂いそう。
2019年春季フェスティバルは5月11日(土)から6月9日(日)まで。
8種類のバラの香り玉を使ったサシェ作り体験や、ドレスに着替えて写真撮影ができるフェアリーキッズなどイベントも盛り沢山! 週末には、お花デコやばらの香水作り体験も。観て食べて、あなたもバラで癒されてみませんか?
<ハートローズの基本情報>
住所:静岡県島田市野田1633-1
電話番号:0547-37-0577
アクセス:島田市ばらの丘公園向かい側
住所:静岡県島田市野田1652-1
電話番号:0547-37-0505
アクセス:(車をご利用の場合)国道1号線・藤枝BP経由「野田」I.Cより約1キロ
(バスをご利用の場合)JR島田駅よりコミュニティバス「大津線(ばらの丘循環)」乗車、「中央公園・ばらの丘」バス停下車
入園料:5・6月および10・11月は大人300円、小中学生150円
※それ以外の8ヶ月間は入園無料
※無料駐車場あり
※フェスティバル期間中の一部イベントは有料
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/9/14更新)
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