写真:大坪 ともみ
地図を見るビオスの丘の入園口から一歩中に入ると、亜熱帯の様々な木々の緑が目の前に広がる光景を目にすることができます。園内には全長およそ2キロメートルの自然散策路があり、県外ではなかなか見ることのできないヤエヤマヤシやヒカゲヘゴなど、私たちが南国と聞いて思い浮かべるだろう植物や、鮮やかな色の花々が咲き乱れる様子を楽しむことができます。
写真:大坪 ともみ
地図を見る沖縄県中部のうるま市にあるビオスの丘は、標高約120メートル(駐車場)の高さにあり、通称「石川高原」と呼ばれるところに位置します。名前にある「ビオス」は、ギリシャ語の「bios(命)」の意味を持っています。ビオスの丘には、大自然の命が感じられる様々なアクティビティや仕掛けがたくさんあります。
写真:大坪 ともみ
地図を見るビオスの丘の中には、大きな湖があり、舟に乗ってクルーズを楽しむ「湖水観賞舟」があります。亜熱帯の植物に囲まれた湖はまるでジャングルそのもの。そのジャングルについて、船頭の軽妙なトークを聞きながら進んで行くこのジャングルクルーズは、ビオスの丘に訪れたら絶対に体験したいアクティビティの一つです。
写真:大坪 ともみ
地図を見る全長約1キロメートルのコースを約25分かけて進む湖水観賞舟。湖畔で出会う水牛や水鳥、虫などの生態について、船頭さんから楽しく教えてもらえるこのクルーズは、季節によって出会える動物や植物が違うため、何度体験しても楽しいアクティビティとなっています。
ビオスの丘が営業している日は、ほぼ乗船することができますが、例外があります。台風や雨の翌日等は、雨水がビオスの丘の湖に流れ込むため、水位が上がってしまいます。その場合は安全のために運休となる場合があります。自然と隣り合わせのビオスの丘ならではの運休。その時は他のアクティビティで園内を散策しましょう。
写真:大坪 ともみ
地図を見る湖をクルーズしながら亜熱帯の動植物について知ることができる「湖水観賞舟」の他に、園内を水牛車に乗って散策するアクティビティがあります。水牛のゆったりとした歩みに揺られながら、ビオスのことや沖縄の話を聞くことができます。ビオスの丘の自然の中、ゆんたくしながら過ごすゆったりとした時間は、心地良く、日々の疲れが癒されることでしょう。
「ゆんたく」とは、沖縄の方言で「おしゃべり」を意味する言葉。ぜひ、水牛車でスタッフとのゆんたくをお楽しみください。
写真:大坪 ともみ
地図を見るビオスの丘の散策路を進むと、様々な御庭(うなー)に行くことができます。沖縄の言葉で広場という意味を持つ御庭には、それぞれ趣向があります。園内のほぼ中央にある一際大きな「遊御庭(あしびうなー)」では、木製のアスレチックで遊んだり、竹馬やフラフープといった懐かしの遊具で遊んだり、沖縄の動物たちと触れ合ったりと、体を使って遊ぶことができます。
写真:大坪 ともみ
地図を見る園内では放し飼いのニワトリや、一緒に散歩をしてくれる人を待っている島ヤギなど、すぐ近くにかわいい動物たちがいます。無人売店ではニワトリやヤギの餌が販売されているので、ぜひ餌あげに挑戦してみてください。
写真:大坪 ともみ
地図を見るヤギとのお散歩は、小さな体でグイグイと進んでいくヤギの力強さを感じることができます。小さな子供には負担が大きいことがあるので、大人が様子を見ながら子供にロープを持たせてあげてください。ヤギが緑の草を食む様子や、歩く姿はかわいらしくて、その姿に癒されることでしょう。
写真:大坪 ともみ
地図を見る体を使って思いっきり遊んだら、お腹がすいてくることは避けられません。ビオスの丘では、食事ができる「おもろ茶屋」があります。ここでは沖縄そばやタコライスを始めとした食事や、アイスクリーム、沖縄ぜんざいといったスイーツやドリンクなどが販売されています。
写真:大坪 ともみ
地図を見るお勧めしたいのは、沖縄を代表する郷土料理、沖縄そばと、沖縄の炊き込みご飯(じゅーしー)2品とドリンクが付いたセットです。ボリュームいっぱいなので、満腹になること間違いなしです。
沖縄そばは他にソーキそばと、タコそばがあります。タコそばは、沖縄そばの上にタコライスの具材であるレタスやひき肉、チーズ、トマトソースがのっためずらしいメニューです。見た目のインパクトに驚きますが、味はなかなかのもの。他で味わえないこの組み合わせをぜひ味わってみてください。
写真:大坪 ともみ
地図を見るおもろ茶屋では、ござの無料貸し出しサービスがあります。食事の後にゆっくりとお昼寝したり、遊び疲れた時の休憩に利用したりすることができます。自然の中で風を感じながらゴロゴロ、ゆったり過ごしてみるのはいかがでしょうか。
写真:大坪 ともみ
地図を見る全長およそ2キロの散策路では、途中、休憩するためのスペースが多く用意されています。ブランコに揺られながらぼーっと過ごせる場所や、そのまま眠ってしまいそうなウッドチェアなど、暑い季節の亜熱帯の森を無理なく散策できるようにという工夫があります。
写真:大坪 ともみ
地図を見る高い木々が集まる場所では、ハンモックが設置されています。自然の風を受けながら亜熱帯の森でハンモックに揺られる時間は、贅沢な時間と言えるでしょう。散策路で見かけたらぜひ体験してください。
写真:大坪 ともみ
地図を見る亜熱帯の沖縄、夏がとても暑く日差しがきついので、暑い季節の散策には注意が必要です。大きなヒカゲヘゴが生え並ぶ場所では、木々の大きな葉が影となり、日差しを避ければ涼しく感じられることでしょう。それでも日なたよりは暑さが多少和らぐという程度ですので、散策路を歩くときは水分補給をお忘れなく。亜熱帯の森を思いっきり楽しんでください。
住所:沖縄県うるま市石川嘉手苅961-30
電話番号:098-965-3400
アクセス:沖縄自動車道石川インターから車で約15分
那覇空港から車、または路線バスで約1時間15分
(路線バス利用の場合は、最寄りのバス停からタクシーをご利用ください)
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -