世界遺産レーティッシュ鉄道でスイスの大地を駆ける!ベルニナ線とアルブラ線

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熊乃 くまのプロフィール写真 熊乃 くま トラベルイラストレーター

レーティッシュ鉄道は世界遺産のベルニナ線とアルブラ線を持つスイス最大級の私鉄であり、絶景が楽しめる「ベルニナ・エクスプレス」が走る人気の景勝路線です。ベルニナ線とアルブラ線はクール〜サン・モリッツ〜ティラーノ間を約4時間半で高低差1828mを駆け抜ける、見どころ満載の路線!今回はチューリッヒからクール駅に移動し、ベルニナ線とアルブラ線の見どころや座席のベストポジションをご紹介していきます。(PR)

AM7:37チューリッヒを出発!車内でモーニング

AM7:37チューリッヒを出発!車内でモーニング

写真:熊乃 くま

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チューリッヒからレーティッシュ鉄道アルブラ線が発着するクール駅へは、チューリッヒ中央駅からスイス国鉄列車IC(インターシティ)で移動します。ICは予約なしで乗車が可能な食堂車がついた特急列車。クールまで約1時間ちょっとです。

レーティッシュ鉄道を走る普通列車やベルニナ・エクスプレスには食堂車がついていないので、移動時間を利用して食事や飲み物などをお腹に入れておきましょう。

AM7:37チューリッヒを出発!車内でモーニング

写真:熊乃 くま

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平日朝の食堂車なら、食事をとりながら仕事をしたり、モーニングミーティングをするビジネスマンがいっぱい。大声で談笑するテーブルはなく、とても静か。

メニューは、モーニングやランチなどのセットメニュー、アラカルト、季節限定メニュー、アルコールを含むドリンク、デザートなどが揃い、1日を通して楽しめる内容です。会計はスタッフが頃合いを見て伝票を持ってくるので、テーブルで現金もしくはクレジットカードで支払います。

AM8:52クールに到着、アルブラ線へ

AM8:52クールに到着、アルブラ線へ

写真:熊乃 くま

レーティッシュ鉄道のアルブラ線とベルニナ線は、2008年、オーストリアのゼメリング鉄道、インドの山岳鉄道群に続く世界で3番目の鉄道遺産。トゥージスとイタリア・ティラーノの国境をまたぐ196の橋と55のトンネル、および周辺に広がる風景が「国境を越える世界遺産」として登録されています。

レーティッシュ鉄道アルブラ線の世界遺産を通る列車は、クール〜サン・モリッツ間を走る特急列車IR(インターレギオ・写真)、クール〜ポントレジーナ間を走る各停列車R(レギオ)、クールとイタリア・ティラーノ間を走る「ベルニナ・エクスプレス」(夏期のみ運行)があります。IRやRは予約も座席指定もいらない普通列車なので景色に合わせて席を自由に移動しながら、予約と座席指定が必要なベルニナ・エクスプレスは天井まで伸びるパノラマ窓で、世界遺産の景勝が楽しめます。

AM8:52クールに到着、アルブラ線へ

提供元:LINEトラベルjp 編集部

アルブラ線のハイライトは「ランドヴァッサー橋」と「ループトンネル」の2か所。「ランドヴァッサー橋」はクールから50分ほど走ったティーフェンカステル駅とフィリズール駅の間にある、高さ65m、長さ約140mの石造の橋。クールから向かう場合は、後尾列車の進行方向右側の座席に座ると、先頭車両がカーブしながら橋を渡る姿やトンネルに入っていく様子や天空に浮かぶ橋の迫力をカメラでも収めることができます。

AM8:52クールに到着、アルブラ線へ

提供元:LINEトラベルjp 編集部

2つ目のハイライト、「ループトンネル」は1つ目のハイライトのあとにすぐやってくる、ベルギューン駅とプレダ駅の間にある5つのループトンネル。標高差417m、直線距離6.5kmのベルギューンとプレダ間を急勾配をかせぐために採用されたループ状の12kmにおよぶ線路。5つのトンネル、6つの陸橋、2か所の雪囲いのトンネルを、右に左に円を描くように走行していきます。進行方向が目まぐるしく変わるこの区間は、アルブラ峠の景観を損ねることなく、鉄道が一つの風景として溶け込んだ鉄道遺産であることを体感!写真は1つ目のトンネルに入る手前、12世紀に建てられた教会が美しいベルギュン村の風景。

やがて景色はエンガディン地方独特の装飾された家並みへと変わり、アルブラ線の終着駅サン・モリッツに到着。

AM10:58サン・モリッツへ到着、ベルニナ線へ

AM10:58サン・モリッツへ到着、ベルニナ線へ

提供元:mystsnet.com

https://www.mystsnet.com/en/

ベルニナ線は、標高429mのティラーノから標高2253mのベルニナ峠までの61kmの区間を約2時間で駆け巡るベルニナ峠の旅。IRはサン・モリッツ駅で、Rはポントレジーナ駅でベルニナ線に乗り換えます。ベルニナ・エクスプレスはサン・モリッツで停車し、そのままベルニナ線を走ります。

この区間では沿線に広がる大迫力のアルプス、いくつもの氷河と湖、花々が咲き揃う大地や雪が残る山岳地帯など目まぐるしく変わる景色が楽しめます。

AM10:58サン・モリッツへ到着、ベルニナ線へ

提供元:LINEトラベルjp 編集部

ベルニナ線のハイライトは前半に「ラーゴ・ビアンコ」、後半に「ブルージオ・オープンループ」。

イタリア語で「白い湖」を意味する湖「ラーゴ・ビアンコ」は、サン・モリッツから50分ほど走らせた場所にある、ベルニナ線最標高駅「オスピツィオ・ベルニナ」側に広がる発電のために造られた湖。氷河の融水を集めた湖は、角度や天候によって白濁したエメラルドグリーンやコバルトブルーにも見えて神秘的です。ここで途中下車して、ラーゴ・ビアンコの湖やベルニナ山群から流れるパリュ氷河、レーティッシュ鉄道を見ながら楽しむ1時間半ほどのハイキングコースを歩くのも人気。

AM10:58サン・モリッツへ到着、ベルニナ線へ

提供元:LINEトラベルjp 編集部

後半のハイライト「ブルージオ・オープンループ」は、長さ約142.8m、大きく弧を描きながら約10メートルの高度を360度ループの走行を可能にさせた、世界でも類を見ない石橋。終着駅ティラーノまで約20分、アルプス山脈とポスキアーヴォ湖畔が広がるミララーゴ駅からの余韻に浸る間もなくブルージオ駅に到着し、列車はそのまま駅を出るとすぐにオープンループへ。ミララーゴの湖畔は進行方向左、ループ橋は進行方向右の席に移動して、美しいカーブを堪能しましょう。

PM14:23ティラーノでイタリアを散策したら、サン・モリッツへ

PM14:23ティラーノでイタリアを散策したら、サン・モリッツへ

提供元:ENGADIN St. Moritz

国境駅カンポコローニョで1分ほど停車し、終点のティラーノに到着。ティラーノ駅を降り立つと、イタリアのカラッとした空気と強い日差しを感じます。

駅前の広場にあるいくつかのレストランで本場イタリアンを味わったり、車窓からも見えたルネッサンス様式のマドンナ聖堂や建物が隙間なく続くイタリアらしい街並みを散策してからサン・モリッツ(写真)に戻りましょう。

世界遺産の景勝は1日で楽しめる!

チューリッヒ発でも朝から出発すれば、レーティッシュ鉄道のベルニナ線とアルブラ線は1日で往復できます。夏期なら行きはベルニナ・エクスプレス、帰りは普通列車に乗り込んでハイキングなど途中下車の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【この記事は スイス政府観光局 とのタイアップです】

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/28 訪問

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