ご紹介する「伊東園ホテル熱海館」は、JR「熱海駅」から徒歩2分。駅を出てすぐ目の前にある「平和通り名店街」の中に位置してます。
熱海温泉は、東京駅からJR東海道新幹線で、1時間足らず。ひかり号を使えば、最短で35分という近さです。首都圏から程近くアクセスが良いので、訪れる人が絶えない人気の温泉地になっています。
ホテルは、駅から近く便利な場所にあるので、宿泊料金は高めの値段設定と思いきや、意外に手頃な料金で宿泊が可能。また、平和通り名店街に面しているので、街をぶらぶらするには最高です。まずは、チェックイン後にホテルのクロークに荷物を預けて、早速、名店街を散策してみましょう。
熱海は、戦後の昭和30年代から40年代の高度成長期、全国的ブームが沸き起こり、社員旅行や新婚旅行などで多くの人が訪れました。名店街では、その時代を感じさせるノスタルジックな雰囲気の中で散策が楽しめます。
食事処や喫茶店、土産店の他、創業60年を超える老舗店など、30軒ほどのお店がひしめき合うように建ち並んでいます。饅頭屋の店頭では、湯気を揚げながら饅頭が蒸される様子など、温泉街の象徴とも言うべき典型的な光景も見られます。また、出来立ての饅頭をふーふー言いながら食べるのも、温泉街の醍醐味ですよね。
名店街では、温泉饅頭の店と同じくらいの干物店が数店舗あり、熱海の美味しい海の幸も販売されています。店先で魚の開きなどが干されている様子が見られ、ほとんどの店が対面販売なので「これ、味見してみる?」などと、お店の方が声を掛けるなど、厚い人情にも触れられます。
温泉街と言えば、やっぱり温泉がなくっちゃ始まりませんよね。名店街には、手湯の「福々の湯」があり、地下から湧き出たばかりの温泉に触れることもできるのです。
傍らに居る「夢掛け地蔵さん」にお湯を掛けると、夢が叶うとされているので、願掛けされてみても良いかもしれませんね。手湯をする際は、温泉の温度がかなり高めなので、ご注意を。
ホテルから一歩出ただけで名店街に行けるので、浴衣姿で下駄を鳴らしながら街をそぞろ歩けるのも魅力です。名店街は、アーケードなので雨の日でも傘いらず。朝早くからオープンするお店もあるので、お土産もすぐに調達ができて、なにかと便利ですよ。
散策を楽しんだら、ホテルでチェックイン。ホテルは、商店街の一角にあるので、こじんまりした建物と思いきや、全客室208室の大規模ホテルです。
本館・別館に別れ、本館は地上13階建て。まるでタワーのように聳え、高層階の海側の客室からは、先程の伝統的な温泉街から一変した街並みが一望できます。
熱海温泉ブームが去った後、近代化の波が押しよせ、高層マンションやビルが建てられ、国際的な観光保養都市に発展し、それまでとは違う対照的な街並みに変化しました。客室から、そんな現代的な街並みや海まで見渡せる開放的な眺めを部屋に居ながら堪能でき、寛ぐこともできますよ。
また、夜になると、煌めく夜景。熱海では、年に十数回、熱海海上花火大会が開催されるので、ここから熱海の名物の花火を見ることもできます。花火大会の開催日は、人気があるのでご予約はお早めに。
本館の海側の部屋とは対照的に山側の部屋では、熱海駅やホームが眺められ、電車マニアにとっては嬉しい!トレインビュー客室も完備。
熱海駅は、東海道本線や東海道新幹線などが通っており、在来線から新幹線などの電車が行き来する様子が見られるので、電車好きの人は、時刻表片手にチェックしながら過ごされてみてはいかが?
景色でお腹が一杯になったら、グルメを堪能してみませんか? プランによって異なりますが、バイキングプランは、夕食時は約50種の和食・洋食・中華料理が食べ放題! ビールなどのアルコールやソフトドリンクは90分飲み放題で、食欲も存分に満たすことができます。
期間によって異なりますが、イクラ・ウニ・ネギトロなどの具材が好きなだけ食べられる海鮮のっけ丼など、贅沢メニューがいくらでも食べられ、メニューの種類がとにかく豊富です。
熱海館では、温泉の蒸気を利用した岩盤浴や、自家源泉を堪能できる自慢の湯もあるので、忘れずに楽しんでみて下さいね。
ご紹介した景観は、客室により異なる場合があります。
熱海は、江戸時代から湯治場として栄え、明治期は、文人墨客に愛された温泉地。熱海の街には、文人達の別荘が残っており、当時を垣間見ることができたり、モダンなカフェなど、斬新な街並みも広がっています。
ホテルは熱海駅に近く、バスでの移動も簡単にできるので、ホテルを拠点に街中をくまなく散歩されてみては如何でしょうか?
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