八海山山麓にある八海醸造のテーマパーク!新潟県南魚沼市「魚沼の里」

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八海山山麓にある八海醸造のテーマパーク!新潟県南魚沼市「魚沼の里」

八海山山麓にある八海醸造のテーマパーク!新潟県南魚沼市「魚沼の里」

更新日:2018/04/10 17:08

やまと ふみよしのプロフィール写真 やまと ふみよし アクティブシニアの旅行ガイド

新潟県は、美味しいお米と山の幸や日本海の海産物と豊かな食の土地。そして、兵庫県、京都府に次ぐ日本酒大国です。雪解けの豊かな湧き水と、新潟の気温が醸し出す淡麗なお酒が特徴です。
八海醸造は日本酒醸造と共に、酒粕や麹を使った発酵食品を製造販売している酒蔵。「魚沼の里」は、日本酒を醸造する酒蔵や貯蔵庫などの施設と、魚沼の食材を使った食事処や、お酒や酒粕が素材のお菓子屋がある日本酒のテーマパークです。

フラワーガーデンや雪花の丘!自然に囲まれた魚沼の里

フラワーガーデンや雪花の丘!自然に囲まれた魚沼の里

写真:やまと ふみよし

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八海山山麓の広大な敷地に、清酒八海山や特別本醸造八海山などを醸造する「八海醸造第二浩和蔵」を中心に、酵母と酒粕を使用し蒸留した焼酎を製造する「深沢原焼酎蔵」、米、米麹、発酵をテーマに研究・開発する「研究棟」があります。第二浩和蔵は八海醸造の全生産量の約80%を占め、「魚沼の里」は八海醸造の醸造拠点です。

敷地内には、冬季に積もった雪を利用し日本酒をゆっくりと熟成させ、雪室貯蔵酒を貯蔵する「八海山雪室」があります。また、八海醸造の製品販売や、贈り物に合わせた包装を提案する「つつみや八蔵」、日本酒や酒粕を生地に合わせた、おまんじゅうやバームクーヘンの菓子店もあります。その他に、一般でも利用できる社員食堂などもあり、里山の自然と共に買い物や食事を楽しめるスポットです。

フラワーガーデンや雪花の丘!自然に囲まれた魚沼の里

写真:やまと ふみよし

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黄色い建物は、バウムクーヘンと焼き菓子工房の「ブランドゥブラン」。南魚沼市は豪雪地帯。黄色い建物は、積もった白い雪と調和しながら存在を主張します。建物の前のフラワーガーデンでは四季折々の花を楽しめます。

フラワーガーデンや雪花の丘!自然に囲まれた魚沼の里

写真:やまと ふみよし

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食事処の前の斜面は「雪花の丘」。季節の花のじゅうたんが見られます。魚沼の里では優しい里山の自然を満喫できます。

八海山の伏流水で仕込まれたお酒!「清酒八海山」の旨さがわかる酒蔵見学

八海山の伏流水で仕込まれたお酒!「清酒八海山」の旨さがわかる酒蔵見学

写真:やまと ふみよし

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八海醸造は、大正11年(1922年)南魚沼市長森で創業しました。八海醸造の志は「普段飲むお酒の品質向上(八海醸造では、スタンダードまたは、レギュラー酒と呼んでいます)」。平成16年に完成した第二浩和蔵は品質と供給量の反する2つに対応する最新の施設。主に、「清酒八海山」や、「特別本醸造八海山」のレギュラー酒を醸造しています。全ての工程で使う水は八海山の伏流水「雷電様の清水」です。

蔵は三層構造。最上階の原料処理工程で、精米されたお米を“洗米”、“浸漬”を経てお米を蒸します。蒸米の一部は、同じ階の「麹室」で蔵人の手によって麹を造り、蒸米と水、酵母と合わせ「酒母室」でお酒の元となる“酒母(しゅぼ)”になります。この酒母と麹、蒸米、水を合わせ、仕込タンクで長期低温発酵させた“もろみ”を、圧搾機で原酒と酒粕に分離され数々の工程を経て原酒が出来上がります。

魚沼の里では、週1回の割合で第二浩和蔵の見学ができます。予約が必要なため、「この記事の関連MEMO」の魚沼の里ホームページで確認してください。

八海山の伏流水で仕込まれたお酒!「清酒八海山」の旨さがわかる酒蔵見学

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ワインは、原料のブドウに糖分があるためアルコール発酵だけの“単発酵”ですが、お米が原料の日本酒は、麹によってデンプンを糖分に、酵母でアルコール発酵させる“並行複発酵”という発酵方法で造られます。近代化された蔵でも麹造りは蔵人の手によって造られます。

八海山の伏流水で仕込まれたお酒!「清酒八海山」の旨さがわかる酒蔵見学

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原料のお米は、精米歩合が低いほど、雑味がなくスッキリとした味わいになります。一般的に、普通酒は73〜75%、吟醸酒で55%。八海醸造では、普通酒の清酒八海山が60%、特別本醸造八海山が55%と、一般の吟醸酒並みの精米歩合で造られています。

雪でお酒を熟成させる雪室!出来上がるのは「八海山雪室貯蔵三年」

雪でお酒を熟成させる雪室!出来上がるのは「八海山雪室貯蔵三年」

写真:やまと ふみよし

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八海山雪室は、平成25年に完成した、貯雪量1000トン、最大40万リットルのお酒を長期熟成させる施設。館内には、雪中貯蔵庫、焼酎貯蔵庫、八海山の日本酒をはじめ、みりんや、塩麹などを販売する「雪室千年こうじや」、酒器やグラス、キッチン雑貨の「okatte」がある魚沼の里のシンボル館。雪中貯蔵庫の見学は毎日行われています。

貯蔵する雪は施設の裏山の雪を利用。貯蔵庫内は年間を通じて4度以下を保ちます。冷気はダクトを通して千年こうじやの雪温貯蔵室にも送られ雪室と雪冷房の複合利用をしています。タンク貯蔵が主ですが、瓶詰されたお酒の貯蔵も試行され商品化されています。雪室限定のメモリアル焼酎「面向未来(めんこうみらい)」は、これから迎える記念日まで最長5年、安定した温度で保管して届けてくれる焼酎のタイムカプセルです。

<雪中貯蔵庫見学情報>
見学開始時刻 1日8回 11:00、11:30、12:30、13:00、13:30、14:00、14:30、15:30
当日予約制  
八海山雪室内「ユキナカキッチン」で受付(先着順、定員15名)
見学時間:約15分 見学の最後に八海山のお酒の試飲コーナーがあります

雪でお酒を熟成させる雪室!出来上がるのは「八海山雪室貯蔵三年」

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雪中貯蔵庫の隣にあるのが焼酎貯蔵庫。オーク樽焼酎やメモリアル焼酎が貯蔵されています。米と米麹、酒粕が原料の焼酎「オーク樽貯蔵風媒花(ふうばいか)」は安定した温度とオーク樽で熟成され深い味わいです。

雪でお酒を熟成させる雪室!出来上がるのは「八海山雪室貯蔵三年」

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雪中貯蔵庫で3年をかけて熟成されたお酒が「八海山雪室貯蔵三年」。フルーティーな香りと、すっきりとした味わいのお酒。2018年の夏には雪室貯蔵の5年ものが販売予定です。

お酒や甘酒、麹を使った食事処!一般開放の社員食堂も

お酒や甘酒、麹を使った食事処!一般開放の社員食堂も

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日本酒や麹、酒粕を使った食事処も魚沼の里の楽しみです。「みんなの社員食堂」は八海醸造の社員食堂ですが、お昼の時間帯は一般にも開放しています。メニューは日替わり定食と、肉と魚の2種類の八海定食。体力が必要な蔵人の食事なのでボリュームがありますが、甘酒や麹を使った料理は優しい味でペロリといただけます。

「武火文火(ぶかぶんか)」は地元食材を使った定食のお店。塩漬けや発酵、干乾などの雪国の保存食と、四季折々の旬の食材を使った料理が味わえます。「そば屋長森」は布海苔をつなぎに使った田舎そばや、そば粉十割の十割そばのお店。その他、生地に日本酒や酒粕を合わせた和洋菓子のお店「菓子処さとや」など魚沼の里ならではの味が楽しめます。

<みんなの社員食堂情報>
営業時間 11:00〜15:00(限定数に達し次第終了)

お酒や甘酒、麹を使った食事処!一般開放の社員食堂も

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布海苔をつなぎに使った、そば屋長森の田舎そば。かつお節と昆布だけを使った濃いめの江戸前つゆとかつお節と昆布に、煮干しやシイタケなどを合わせた薄めの田舎つゆの2種類でいただきます。

<そば屋長森情報>
営業時間 11:00〜15:00(そばがなくなり次第終了)

お酒や甘酒、麹を使った食事処!一般開放の社員食堂も

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武火文火のメニューは、山菜の天ぷらや美雪ますなど、旬の食材が主菜の“旬の魚沼膳”や、季節の山菜を煮物や煮付の主菜に、3種の小鉢の“ぜんまい煮物膳”など。魚沼産コシヒカリのご飯は香りが良く、具沢山のお味噌汁は野菜の甘みがあります。

<武火文火情報>
営業時間 11:00〜15:00

日本酒をはじめ、あまさけや、塩麹、粕漬けにキッチン雑貨のお土産処

日本酒をはじめ、あまさけや、塩麹、粕漬けにキッチン雑貨のお土産処

写真:やまと ふみよし

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雪室棟にある「千年こうじや」には、人気の「麹だけでつくったあまさけ」や、酵母を使い、生地にドライフルーツを練り込んで雪の冷気室で熟成させた「雪室熟成ケーキ」、ホワイトチョコレートで作った白いバームクーヘン「雪室バウム」などの洋菓子が販売されています。また、麹や酒粕味噌で漬け込んだお肉や魚、雪中貯蔵庫の冷気を取り入れた「雪温庫」では、八海山泉ビールや生酒が程よく冷されています。

雪室棟の2階には、おちょこや、徳利などの酒器の他、食器、買い物かごなどのキッチン雑貨のお店「okatte」があります。「さとやベーカリー」は、お酒の仕込み水を使った生地に酵母や麹を使って焼き上げたパンのお店。テイクアウト専用ですが、園内のテラスでいただくと格別です。

魚沼の里では、酒蔵見学や貯蔵庫見学のほか、色々なイベントが開催されます。焼き菓子工房のブランドゥブランでは、ガトーショコラやレアチーズケーキなどのお菓子教室が毎月開催されます。また、つつみや八蔵では、600年以上の歴史を持つ日本古来の包み「折形(おりがた)」など、包みに関するワークショップが定期的に開催されます。どちらも予約が必要なので魚沼の里のホームページ等で確認願います。

日本酒をはじめ、あまさけや、塩麹、粕漬けにキッチン雑貨のお土産処

写真:やまと ふみよし

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「okatte」に展示されている、色鮮やかな徳利やグラスでいただく日本酒は格別ですね。

日本酒をはじめ、あまさけや、塩麹、粕漬けにキッチン雑貨のお土産処

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「つつみや八蔵」は、八海山のお酒に、ビールや、みりん、塩麹の販売に加え、のし袋や、風呂敷などの贈物用の包装用品の販売とラッピングサービスをしています。また、映像室があり、第二浩和蔵での酒造りの模様を見ることが出来ます。

新潟県南魚沼市は豪雪地帯。厳しい冬を乗り切るため、春から秋は野菜や山菜を取り、干し物や塩漬けにして冬に備えました。冬の食事は、麹や酒粕、味噌などの発酵食品が主なものでした。魚沼の里は日本酒と共に、雪国の食を美味しく伝えるテーマパークです。

魚沼の里の基本情報

住所:新潟県南魚沼市長森
電話番号:025-775-7707(八海山雪室)
アクセス:JR上越新幹線「浦佐駅」より車で約15分、JR上越線「五日市駅より車で約10分
営業時間:午前10:00〜午後5:00元日のみ休業

2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/22 訪問

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