写真:フルリーナ YOC
地図を見るCNNのトラベルスタッフ選出の「2014年の世界の夢の旅行先10カ所」に選出、「日本夜景遺産」に認定(藤のライトアップ)、また大藤4本と80mにおよぶ白藤のトンネルが、栃木県天然記念物にも指定されている「あしかがフラワーパーク」。
例年4月中旬から「ふじのはな物語〜大藤まつり〜」が開催されていますが、2020年は感染症拡大のため4月13日から臨時休園となり、満開の藤を目の前で見ることは叶いませんでした。2021年は2年ぶりに「あしかがフラワーパーク」満開の藤の花々を見ることができます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「あしかがフラワーパーク」と言えば、樹齢160年にもおよぶ奇蹟の大藤が有名です。実はこの大藤は「あしかがフラワーパーク」の前身・早川農園にあった「250畳の大藤」として愛されていた大藤。しかし早川農園は都市開発のため現在の足利市迫間町に「あしかがフラワーパーク」 として移設、大藤は移植を余儀なくされました。
この時、大藤は樹齢130年。当時これほど大きな藤の移植は不可能と言われましたが、女性樹木医第1号の塚本こなみ氏が見事に移植を成功させ、世界中の藤愛好家を驚かせました。
動画:フルリーナ YOC
地図を見るその後、この大藤は15倍の棚面積に成長し天然記念物にも指定。さらに2019年には台風による酷い冠水被害をも乗り越え元気に成長、その逞しい生命力は見る人に大きな力を与えてくれます。
それでは奇蹟の大藤と、あしかがフラワーパークに咲く、可憐な春の花々をたっぷりと動画でお楽しみください。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「あしかがフラワーパーク」の入園料は、昼の部と夜の部に分かれていますが、冬のイルミネーションの季節以外は、昼の部のチケットで夜の部まで引き続いて見ることが出来ます。時間がゆっくりとれるならば、ぜひ夕暮れ前に入場して、青空と藤・夕焼けと藤・夜ライトアップされた藤…と、変化に満ちた藤の美しさを堪能してみてください。
こちらの写真は、昼の部の青空を透かす八重黒龍藤(栃木県指定天然記念物)。青と緑と紫の色の見事なコラボです。太陽の光の当たり具合によって、華やかな八重の花が、様々な表情を見せてくれます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこちらは夕暮れ時、ライトアップが始まったばかりの大藤。柔らかな夕陽を浴びて、華やかなライトアップに染まっていく初々しい大藤です。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るそして夜の闇が深まると、妖しいまでの美しさを見せてくれる大藤。藤の間から見える夜空の月や星もまたロマンティック。大藤の下に立って藤の花を見上げると、藤に抱かれ、その生命力が降り注いでくるようです。
このライトアップされた大藤、どこかで見た気がしませんか? そう「鬼滅の刃」の最終選抜のシーンにそっくりなんです。鬼滅の刃ファンにとってはここは『聖地』、あのシーンを脳内再生しながら楽しんでくださいね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るあしかがフラワーパークの「大藤」は、例年5月の連休頃が見頃となっていましたが、2021年は観測史上最も早い4月5日に開花。これは例年より10日ほど早く、見頃も例年よりも早くなることが予想されます。大藤の満開を狙っている方は、公式サイトの開花状況をチェックして見逃さない様にしてくださいね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「あしかがフラワーパーク」の藤の季節には、5000株以上のツツジも満開を迎えます。様々な春の花と藤が織りなす幻想的な風景は、まるで夢の世界のよう。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「あしかがフラワーパーク」の花々が、こんなに元気で美しく咲くのは、スタッフたちの日々の努力はもちろんですが、ちょっとした秘密があります。
それは「炭パワー」! この辺りは元々は湿地帯だった土地で、植物にとって望ましい土地ではありませんでした。そのためパーク内に、250トンを超える量の炭が敷き詰め土壌を浄化しています。この炭が植物の活力を高め、移植が困難とされた大藤も元気に成長を続けているのです。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る園内では、ついつい美しい花にばかりに目がいってしまいますが、大地から養分を吸い上げる、逞しい幹や枝ぶりにも注目を! 大自然が育む個性豊かな藤の枝ぶりは、まるでアート。アングルを変えて見てみると、藤の様々な表情と出会えます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るまた、ついつい藤にばかり目が行きがちですが、パーク内にはたくさんの可憐な花々も咲いています。このピンクのハートの花は、ケシ科の「タイツリソウ」。胸がキュンっとしちゃう可愛らしさです。清楚な白のタイツリソウもあるので探してみてくださいね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るフォトスポット満載の「あしかがフラワーパーク」の中でも抜群の人気なのが、モネの池にかかる「うす紅橋」。その名の通りモネの庭を思わす美しい池と、うすべに藤が咲き誇る橋はまるで絵画のようです。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るうす紅橋はライトアップされた夜もまた美しく、ドラマティックな写真が狙えます。ここは映画「今夜、ロマンス劇場で」のロケ地で、美雪が傘を持って踊った場所なんですよ。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る夜のもう一つのお楽しみは、水面に姿を映す藤。水面が藤色に染まりキラキラと光に揺らめく様の何と幻想的な事!水辺にもたくさんのインスタ映えスポットがありますのでお楽しみに!
藤は色によって開花時期が少しずつ違い、例年は、4月中旬から「うす紅・紫・白・黄」の順に開花。5月中旬まで楽しめます。2021年は開花が早いので、開花情報を公式サイトで確認しながら、お目当ての藤を見逃さない様に!
なお入園料は開花状況により変動するのでHPにてご確認ください。夜の部17:30以降の入園は、昼の部よりも300円安い入場料となっており、さらにメール会員(無料)に登録すると、合わせて入園料などの割引の特典も受けられます。
注意事項として、藤の季節はチケット売り場も大変混みあうので、ローソン・ミニストップ店頭Loppiにて前売り券を買っておくといいでしょう。また、藤はとてもいい香りがしますが、強い香りに酔ってしまう人はマスク持参をオススメします。
また、あしかがフラワーパークはペットは入ることが出来ませんが、盲導犬、介助犬、聴導犬の同伴は可能。園内は車いすでも見学可。台数に限りがあるので先着順となりますが、車椅子の貸し出しもしています。なお、藤の季節の休日は駐車場が混雑しますので、車の方は時間に余裕をもって訪れてくださいね。
あしかがフラワーパークの入園料は開花状況により変動するのでHPにてご確認ください。夜の部17:30以降の入園は、昼の部よりも300円安い入場料となっており、さらにメール会員(無料)に登録すると、合わせて入園料などの割引の特典も受けられます。
2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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