傾斜42度のスカイキャブで恐怖と絶景を満喫!ランカウイ島

傾斜42度のスカイキャブで恐怖と絶景を満喫!ランカウイ島

更新日:2018/08/14 19:13

数多くの美しい海岸と雄大な自然が残るリゾート地・マレーシアのランカウイ島。島内や海に浮かぶ島々を一望できるスカイキャブ(SkyCab)は、世界で最も急な角度を誇るケーブルカーとして、高所好きの旅行者にも人気のアクティビティです。今回は、360度の大パノラマが眼下に広がる景色とスリリングな体験を楽しめる、ランカウイ島のスカイキャブをご紹介します!

ランカウイ島のスカイキャブ(SkyCab)へようこそ!

ランカウイ島のスカイキャブ(SkyCab)へようこそ!
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マレーシアのランカウイ島は、様々なタイプの美しいビーチと山々に抱かれた手付かずの自然溢れる南国のリゾート地です。標高708mのランカウイ山脈の中で2番目に高い山頂に登るスカイキャブは、ランカウイ島や周辺に浮かぶ島々が一望できるケーブルカーとして2002年11月1日にオープンしました。工事期間は1年6か月に及び、乗り場から山頂までの総ケーブルは4,400mの長さになっています。山頂への途中には中間駅があり、眺望をより楽しめる工夫がされています。

スカイキャブは大変人気があり、土日祝日は非常に混み合います。平日と週末は午前9時半から午後7時まで運行していますので、朝一番に出かけるのがベストです。長蛇の列で待つのが嫌な方は「Express Lane」チケットを購入すれば、なんと待ち時間を10分に短縮することができます。

ランカウイ島のスカイキャブ(SkyCab)へようこそ!
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スカイキャブは、Oriental Villageという複合アミューズメントパークの中にあります。OrientaVillageは入場無料となっており、飲食店やお土産屋、ホテルやスパ、ギャラリーや様々なアクティビティを提供する施設などが50店以上もあります。

ランカウイ島のスカイキャブ(SkyCab)へようこそ!
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上記写真の池では、魚に餌を与えることができます。また、象乗り、モータークロス乗り、セグウェイツアーやウサギなどの動物と戯れることができるエリア、3D Artや6D Cinemotionなどが楽しめるスポットなど、大人から子供まで楽しめる場所になっています。

いざランカウイ・スカイキャブへ!

いざランカウイ・スカイキャブへ!
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それでは、スカイキャブ乗り場に向かいましょう。写真右がチケット売り場になっています。チケットはマレーシア人と外国人では料金が異なりますのでご注意を。なお、スカイキャブのみの単体チケットは存在せず、いくつかの施設の入場券が組み合わさった複合チケットが数種販売されています。チケット売り場前に複合チケット料金表がありますので、必ずチェックしてみて下さいね。

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こちらがスカイキャブのゴンドラで定員は6名までです。一見普通に見えますが、実はゴンドラには通常のゴンドラ以外に、足元がガラス張りになっているゴンドラ、心地よいメロディーや飲食物が提供されるVIPゴンドラ(注:VIP以外のゴンドラ内は飲食・喫煙禁止です)、貸切可能なプライベートゴンドラなど、様々なゴンドラがあります。もちろん別途料金は掛かりますが、試してみるのも一興ですね。

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ゴンドラに乗り込むと、最初は牧歌的な風景から始まります。ここではまだ、さほど高度が高くないので余裕で園内風景や滝、野生生物や鳥達を眼下に楽しむことができます。しかし、ここから本当の恐怖が始まるのです…。

凄い角度で昇る恐怖に絶叫!

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標高が徐々に上がる中、5億5千万年前に隆起したと言われる岩山が近づいてきます。その荒々しい姿と共に、急角度で昇っていくケーブルカーが見え、ドキドキ感が高まります。

凄い角度で昇る恐怖に絶叫!
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ついにスカイキャブは、一番の急角度である42度の急傾斜を登っていきます!ケーブルカーのケーブルとケーブルを繋ぐ柱部分では、ガクン!と車内に衝撃が走り、かなり恐怖を感じます。ここで落ちたら即死だなぁ…などと恐ろしい想像までしてしまい、更に恐怖感が増していきます。

凄い角度で昇る恐怖に絶叫!
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恐る恐る後ろを振り返ってみましょう。オレンジ色の建物がスカイキャブ乗り場です!あんなに小さくなっています。海や小島も見え、とても綺麗ではありますが、カメラを持つ手も震えます。高い所好きの方は、ぜひ足元がガラス張りのゴンドラを試してみると、更に恐怖が増して楽しめるかもしれませんね。

中間駅でクールダウン

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ようやく中間駅に辿り着きました!この駅の標高は海抜650mとなり、乗客はここで一度下車して、クールダウンすることができます。尚、スカイキャブは車椅子での乗車も可能ですが、中間駅にはバリアフリー設備はありません。そのため中間駅で下車せず、そのまま頂上駅まで行くことをお勧めします。

中間駅でクールダウン
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中間駅を降りて階段を上がると、写真のような展望台があります。この展望台は円形になっており、360度の角度から景色を楽しむことができます。

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中間駅での景色を楽しんだら、いよいよ山頂駅へ向かいます。山頂駅までは今までのような急角度での上昇が無いため、ちょっと安心できますよ。

ついに山頂へ!

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ようやく山頂駅に到着です!山頂駅には2つの展望エリアが左右にあり、どちらも展望台が円形になっているため、360度の大パノラマを楽しむことができます。両展望台へは写真のように遊歩道で繋がっていますので安心です。また、展望台へは通常階段を使いますが、足の悪い方のためにエレベーターが設置されていますので、安心して景色を楽しめます。

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山頂駅は標高708m。雄大なランカウイ山脈や海、島々だけではなく、なんとタイ南部まで見渡すことができます。

ついに山頂へ!
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眼下にはスカイブリッジ(SkyBridge)という、地上約100mのつり橋も見ることができます。このつり橋は高さ82mの単一パイロンから吊り下げられており、歩いて渡れるうえ、下がガラス張りになっている箇所もある人気のスポットです。山頂駅から別料金でケーブルカーが出ていますので、高所好きな方はぜひ試してみて下さいね。

ランカウイ島・スカイキャブ(SkyCab)基本情報

住所:Oriental Village, Burau Bay, 07000
電話:+60-4-959-4225
営業時間:午前9:30〜午後7:00
料金:55RM (3D Art Langkawi+Skyrex+6D Cinemotion付)
   ※ケーブルカー単体での料金設定は無いので注意!

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/15 訪問

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