写真:泉 よしか
地図を見るJR東日本の常磐線及びJR貨物の駅である茨城県日立市の日立駅。上野駅を毎時00分に発車する特急ひたちに乗車すれば、およそ1時間半で太平洋に面したこの駅に到着します。
1939年までは助川駅と呼ばれていましたが、当時の助川町が日立町と新設合併し日立市となったことにより、駅名も現在の日立駅に改名されました。
日立というと工業都市として無骨なイメージを持っている方も多いかもしれませんが、2011年に完成した美しいガラス張りの橋上駅舎や日立駅自由通路は、2012年にグッドデザイン賞を、2014年には鉄道関連では唯一の国際デザインコンペティション「ブルネル賞」の優秀賞を受賞するなど、これまでに11の賞を受賞しました。まさに日立では駅そのものが観光名所なのです。
写真:泉 よしか
地図を見るガラス張りの日立駅のデザインを監修したのは、地元日立市出身の建築家・妹島和世(せじまかずよ)氏。ミラノ工科大学教授、ウイーン応用芸術大学教授、横浜国立大学Y-GSA教授、日本女子大学客員教授を務め、建築界のノーベル賞とも呼ばれるプリツカー賞を受賞しています。
日立駅は外側から見てもユニークで美しいのですが、中から見ればより感動的な景色!線路をまたいで伸びる日立駅自由通路はごく緩い坂になっていますが、それは近づくまで前方の海が隠れるように。
写真:泉 よしか
地図を見るまっすぐ歩いて行くと、そこには紺碧の水平線が。誰もが思わず息をのむ瞬間です。ガラス越しに広がる太平洋は心を揺さぶり、悩み事を吹き飛ばしてくれるような爽快感を与えてくれるかも。
<日立駅の基本情報>
住所:日立市幸町1-1
電話番号:050-2016-1600(JR東日本お問い合わせセンター)
アクセス:上野からJR常磐線・特急ひたちで約1時間半
写真:泉 よしか
地図を見る駅舎から右に曲がると、自由通路の先端には「SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)」があります。絶景天空カフェの異名を持つこちらは、全面ガラス張りで席に着けば目線の高さに水平線。まるで海に浮かぶガラス箱のようです。
写真:泉 よしか
地図を見るポップで可愛らしい店内デザインも魅力。ウサギの耳のような形をしたユニークなチェアも、駅舎同様に妹島和世氏がデザインに携わった製品です。
写真:泉 よしか
地図を見るシーバーズカフェの人気メニューはハニーキャラメルパンケーキ。SNS映えを狙うなら、アサイーバナナスムージーと合わせてどうぞ。
ランチやディナーのメニューもそろっています。夜は日立の夜景も楽しめますよ。
<SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)の基本情報>
住所:日立市旭町1-3-20
営業時間:7:00〜22:00(ラストオーダー 21:00)
電話番号:0294-26-0187
アクセス:JR常磐線日立駅 東口
写真:泉 よしか
地図を見る最後に駅に併設された日立駅情報交流プラザ「ぷらっとひたち」をご紹介します。
写真:泉 よしか
地図を見る日立の旅の始まりなら、こちらのカウンターが頼りになります。日立市内の観光名所、イベント、交通情報の相談に乗ってもらえます。
また日立の旅の終わりなら、電車に乗る前にお土産や特産物をここでゲット!お菓子ならレトロな赤い缶に入った「日立煎餅」や市の南部でとれる茂宮かぼちゃを使ったパイ「しあわせ通信」などが手に入ります。日立市地域ブランド認定品の北限みかんを使った「北限みかんジュース」も今大注目!ご当地納豆が充実しているのも茨城県らしいポイントですね。
写真:泉 よしか
地図を見る<ぷらっとひたちの基本情報>
住所:日立市幸町1-1-2
営業時間:7:00〜19:00
電話番号:0294-33-8103
アクセス:JR常磐線日立駅 自由通路中央口北側
日立観光の玄関口となる日立駅は駅そのものが見所です。デザイン性が高く美しく、ガラス越しに臨む太平洋の雄大さに思わず足を止めたくなる印象的な駅舎。
日立市には美しい砂浜、御岩神社などのパワースポット、かみね動物園のような家族連れにオススメの遊び場など、多彩な観光名所があります。ぜひフォトジェニックな日立駅から楽しい日立の旅を始めてください。
取材協力:日立市
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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