写真:咲田 みつる
地図を見る雄大な磐梯山に見守られるようにして穏やかに流れる観音寺川。猪苗代湖畔からわずか2kmの静かな住宅街に、1kmにわたり約200本の桜並木が続き、県内屈指の桜の名所となっています。その流れは清らかそのもので、川幅も狭く、流れのすぐそばまで土手の緑が迫っています。誰もが童謡「春の小川」を連想してしまうような、素朴な小川。
桜並木の続く区間は、ほとんど川の高低差が感じられず、往復しても坂を登るといった感覚はありません。それでも実際には標高差がある為、開花の順番としては、下流から上流に向けて咲いていきます。
例年の見頃は4月下旬〜5月上旬ですが、2020年は、4月中旬〜下旬に前倒しになることが予想されています。ライトアップも前倒しに対応して、4/17(金)〜30(木)に実施予定です。訪問時には、観光協会の発表する開花情報も、あわせて確認されることをおすすめいたします。(参考までに2017年の咲き始めは4月27日ごろ。同年、4月30日には、下流が満開・上流が5〜7分咲きの状態でした。)
写真:咲田 みつる
地図を見る観音寺川沿いの桜の植樹は、昭和2年が始まりで、現在では約200本。ソメイヨシノの他にも、枝垂れ桜等がアクセントとなっています。
写真:咲田 みつる
地図を見る観音寺川の桜並木には、開花シーズンに県内外からの花見客がひっきりなしに訪れます。その魅力は『素朴さ』や『懐かしさ』に集約されると言っても、過言ではありません。
川幅は1〜3mほどで、場所によっては大人であれば軽く飛び越してしまえるほど小ぶりです。手作りの丸太の橋が渡してある箇所もあり、かつて川遊びに明け暮れた大人たちの冒険心を存分にくすぐるのです。
写真:咲田 みつる
地図を見る一歩河原に踏み出せば、そこは草のじゅうたん。桜の作りだす心地よい木陰と清らかな流れ。
写真:咲田 みつる
地図を見るナズナやたんぽぽ、ムスカリ、踊子草など、春の野の花も足もとを演出しています。
写真:咲田 みつる
地図を見る観音寺川の桜並木は、上流・下流それぞれに無料駐車場があります。
■上流の駐車場:約130台。猪苗代町立東中学校の川向い。
■下流の駐車場:約50台。JR磐梯西線の川桁(かわげた)駅付近。
2020年の桜まつりは中止が決定していますが、駐車場は例年通り、利用可能です。見頃の時期は大変混雑しますので、スムーズに入庫するために、午前中早めの訪問をおすすめいたします。駐車場のすぐそばに桜並木の入口があり、好アクセスです。
写真:咲田 みつる
地図を見る例年、猪苗代駅から会場への無料シャトルバス(1時間に1本程度)が出ていましたが、2020年は桜まつり中止に伴い、運行予定はありません。
公共交通で訪れる場合の最寄り駅は、JR磐梯西線の川桁(かわげた)駅です。川桁駅は、桜並木の下流側から徒歩1分ほどの場所にありますので、好アクセスですが、便数が少ないので、あらかじめダイヤを確認しておきましょう。
住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字川桁
電話番号:0242-62-2048(猪苗代観光協会)
車でのアクセス:磐梯自動車道猪苗代磐梯高原ICより10分(駐車場あり)
公共交通でのアクセス:磐梯西線「川桁駅」下車 徒歩1分
桜まつり:2020年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止
ライトアップ:2019/4/17(金)〜4/30(木)18:30〜22:00
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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