写真:古都の U助
地図を見る京都府立堂本印象美術館は、堂本印象宅に隣接する地に、印象自身によって昭和41年に開館されました。その後平成3年に美術館と所蔵作品が京都府に寄贈され、平成4年に京都府立堂本印象美術館に。さらに開館50周年を記念して平成30年3月、外観やロビー・庭園などを整備しリニューアルオープンされました。
白亜に輝く壁面に、レリーフが美しく彩られた外壁も開館当初の色彩が再現され、まさにアートそのものです。
写真:古都の U助
地図を見る京都府立堂本印象美術館があるのは京都市北区の衣笠エリア。美術館のすぐ目の前には立命館大学衣笠キャンパスの正門があり、左後方には標高201メートルの衣笠山がそびえます。
また、美術館のすぐ目の前は京都市バス停・立命館大学前があり、利便性も優秀。流線が美しいバス停の屋根は、今回のリニューアルで美術館とお揃いの白亜の色とされました。
堂本印象美術館がある衣笠の地というのは、その昔宇多天皇が真夏の盛りに雪見がしたいと山に白い絹をかけさせたという話が伝わる地。美術館も衣笠山のすぐ麓の少し高い場所にある為、写真の二階アプローチや三階サロンからの東山の眺めもとてもきれいです。
写真:古都の U助
地図を見る堂本印象は日本画家という枠に捉われず、マルチな才能を発揮した芸術家としても知られています。美術館も外観や庭園、ドアの取っ手や各所に置かれる椅子に至るまで、全てが印象自身によって設計されました。
写真:古都の U助
地図を見るロビーを美しく彩るステンドグラスや内壁面の装飾も必見。
写真:古都の U助
地図を見る玄関ロビーにある階段を上り振り返ると、先ほどとはまた違ったデザインのステンドグラスが。
写真:古都の U助
地図を見るリニューアル後は、こちらのロビーまでは入場券が無くても自由に出入りできるようになった為、美しいミュージアムグッズの購入やカフェの利用だけでも訪れることが可能となりました。オリジナルの風呂敷やレターセット、マスキングテープなどはどれも色鮮やかで美しいものばかり。
写真:古都の U助
地図を見るロビーの一角には、北野天満宮の側に本店がある京とうふ藤野のカフェ「藤野茶房」もオープン。ロビーや玄関ポーチなど敷地内数箇所に設置された席を利用して、豆乳バームクーヘンや豆腐プリンなどのスイーツ、黒豆コーヒーなどを頂くことができます。
※庭園で展示がされていない期間なら庭園のベンチや椅子の利用も可能。
写真:古都の U助
地図を見る写真は特製バーガーとドリンクのセット(シングル700円、ダブル1000円)。バーガーは全部で4種の中から選ぶことができ、写真は豆乳たまごやきとおとうふハンバーグのセット。パンもハンバーグもふわふわで美味しい!
コーヒーの断熱カバーやランチョンペーパーにも印象作品がデザインされ、アートとともにグルメを楽しめます。
写真:古都の U助
地図を見る印象の作品であるベンチや椅子などが贅沢に配置される庭園は、リニューアル後は無料で見学できるようになりました。
庭園は標高201メートルの衣笠山を借景に、高低差を生かした造り。堂本印象の作品でもある椅子やベンチが置かれているのもとても素敵です。
住所:京都府京都市北区平野上柳町26-3
電話番号:075-463-0007
アクセス:京都市バス立命館大学前下車すぐ
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館30分前まで)
※リニューアルオープン記念展覧会期間中の毎金曜は19:30まで延長(入館は19時まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)及び年末年始
※その他、展示替えなどで臨時休館することがあります。
観覧料:一般500円、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方と介護者1名、65歳以上の方(公的証明書をご提示下さい)は無料
展示情報:2018年3月21日〜6月10日はリニューアルオープン記念展覧会として印象作品の代表格が勢揃いする「堂本印象 創造への挑戦」が開催されます。(前期3月21日〜4月30日、後期5月2日〜6月10日 期間中一部入れ替えあり)
※2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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