写真:小野 浩幸
地図を見る温泉街とは全く違う表情をみせる内成。棚田の歴史は古く、鎌倉時代の古文書に記述があるそうです。
標高差約130〜300mの急傾斜地に形成された1300枚ほどの棚田は、たいへん見事としかいいようがありません。野焼きや代掻きを終え、田に水を張る頃から見頃が始まります。
写真:小野 浩幸
地図を見る内成棚田の最上部にある石城寺は、宝亀年間(770〜781年)に仁門菩薩によって開創された歴史あるお寺です。お寺の下にある「水分石」と呼ばれる水源から湧き出す水が棚田へと注がれています。
写真:小野 浩幸
地図を見る田植えの時期になると途端に水が落ちなくなると言われている不思議な「水無しの滝」。
写真:小野 浩幸
地図を見るとても広大な面積の内成地区には、多くの鑑賞スポットや史跡などがありますが半日や一日ではとても全てを見ることは出来ません。事前に別府駅内の観光案内所や亀の井バス・バスセンターなどで散策ガイドマップを入手して、滞在時間にあわせて効率的に歩くことをお薦めします。
写真:小野 浩幸
地図を見る眺めの良い場所には、地元の人々のはからいで休憩用のベンチが設置されています。お弁当を食べたり、お茶を飲んだりしながら寛いでくださいね。
写真:小野 浩幸
地図を見る中でも一番の鑑賞スポットがこちら。「月見石」と呼ばれる石に腰掛けて内成棚田を一望しましょう。記念写真もここが一番人気です。
写真:小野 浩幸
地図を見る毎年9月に入ると彼岸花が咲きはじめ、緑から黄色へグラデーションする稲穂と同じく棚田を彩ります。写真家やアマチュアカメラマンが最も多く訪れるのもこの時期です。
写真:小野 浩幸
地図を見る稲穂が頭を垂れる頃には、黄金色の棚田を見ることができます。
写真:小野 浩幸
地図を見る実りきった稲穂は、日が落ちる時間帯から夕陽を受けてますます輝いて見えます。
写真:小野 浩幸
地図を見る「かけ干し」がずらりと並ぶ棚田の風景も壮観ですね。ここでつくられるブランド米の「棚田米」は、JALの機内食に採用されたこともあります。
写真:小野 浩幸
地図を見る晩秋になると見頃を迎えるのが、樹齢1300年ともいわれている薬師堂の御神木である大銀杏。11月末から12月初旬にかけて一斉に黄金色に色づきます。これくらい大きな銀杏の樹になると紅葉するのが遅いんです。
写真:小野 浩幸
地図を見る「日本棚田百選」のひとつ内成棚田はいかがでしたでしょうか。
内成地区にはトイレやジュースの自動販売機はありますが、食堂やお店はありませんので、事前にお弁当やおやつを購入しておくことをお薦めします。(内成から2kmほど先に行った隣町に食事や宿泊の出来る「かいがけ温泉きのこの里」という施設があります)
別府駅から路線バスを運行している亀の井バスのホームページに散策コースなどの情報が掲載されているので、参考にすると良いでしょう。
住所:大分県別府市内成
アクセス:JR日豊本線別府駅より亀の井バス「内成」行きで50分ほど。下車するバス停は散策コースにより異なります。(亀の井バスHP参照)車の場合は約30分。
2018年4月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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