写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るまずは、田代島へのアクセスについてまとめます。
田代島へのアクセス手段は、石巻駅から車で10分ほどのところにある、石巻港から出るフェリーのみとなります。2018年5月現在、フェリーは9:00発、12:00発、15:30発の3便のみとなります。島での滞在時間を考えると、第1便に乗りたいところです。
また、フェリーは田代島の大泊港と仁斗田港でとまります。理由は後述しますが、朝から滞在するのであれば大泊港をおすすめします。フェリーの種類によって時間は多少前後しますが、40分〜60分ほどで田代島に到着です。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る猫以外の見どころを紹介すると書きましたが、もちろん到着したらまずは猫を見ていきましょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る大泊港のある大泊集落は仁斗田集落よりも小さく閑散としていますが、仁斗田集落と同様多くの猫が住みついています。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る多くの観光客は仁斗田集落でおりるため、ゆっくり探索することができます。ちなみに帰りのフェリーは、仁斗田港にしかとまりません。そのため仁斗田港でおりて大泊集落まで移動してしまうと、フェリーに乗るためにはもう1度仁斗田集落にもどる必要が出てきてしまいます。もし大泊集落に行く気であれば、大泊港をスタート地点とする方がむだに歩かずにすみます。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るまず紹介する鹿嶋神社は、大泊港から歩いてすぐのところにあります。
上陸するとすぐに、鳥居が目に入ります。木々に囲まれて暗く、遠くからでは先が見えません。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る鳥居をくぐると急な階段が現れます。手すりはありますが、港で待ち構えていた猫がまとわりついてくることもあるので足元には気をつけましょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る上には、真っ赤な鹿嶋神社の拝殿があります。大泊で凶事がある時は、御神体が鹿の鳴き声を発するといわれています。
<基本情報>
住所:宮城県石巻市田代浜大泊13
アクセス:大泊港から徒歩3分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る次に紹介するのは、田代島で1番有名な神社、猫神社です。大泊集落と仁斗田集落の間を結ぶ道にぽつんと建っており、猫を祀っています。
田代島では昔から猫を、大漁を招く縁起のいい生き物と見なしており、大切に扱っていました。ですがある時、いかだを作っている時に飛び散った石が猫にあたり、瀕死の重傷を負わせるという事故が発生します。そこで、猫の安全と大漁を願って猫を祀る神社が作られたというのが誕生の経緯です。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る猫神様を喜ばせるために猫じゃらしが供えられており、飼い猫が健康に長生きするようにと参拝者が書いた石が大量におかれています。もし猫を飼っているのであれば、ぜひ1度参拝したい場所です。
<基本情報>
住所:宮城県石巻市田代浜
アクセス:大泊港から徒歩15分、仁斗田港から徒歩25分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る仁斗田集落の町外れに、稲荷神社が建っています。ここは1106年に京都からの落人、平塚掃部之助が京都の伏見稲荷を分霊して建立したとされます。
平塚掃部之助という人物の記録は田代島以外には残っていませんが、伏見稲荷を建立したというところから、京都を懐かしむ強い思いを感じることができます。彼の正体はもう誰にも分かりませんが、想像がふくらむ神社です。
<基本情報>
住所:宮城県石巻市田代浜仁斗田108
アクセス:、仁斗田港から徒歩15分
猫だけがクローズアップされがちですが、前述のようないい伝えが残る神社や、木造の建物が並ぶ入り組んだ町並みなど、いかにも離島らしい雰囲気を色濃く残っている田代島。離島好きにも訪れてほしい場所です。反面観光地として受け入れ体制が整っているわけではないため、水や食料などは持参することをお勧めします。
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(2024/3/19更新)
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