関西地方から淡路島を通って四国へ入る場合に玄関口となるのが、徳島県鳴門市。アオアヲ ナルト リゾートは、そんな鳴門に入ってすぐの場所に位置しているリゾートホテルです。
徳島というと関西地方からも遠いと思われがちですが、神戸からだと車で1時間30分程、大阪(梅田や難波)からであっても2時間程とアクセスも実はそれほど悪くない立地。
そんなアオアヲ ナルト リゾートに、2018年の3月に新しい部屋がオープンしました。その名も「ゴッホのヒマワリルーム」です。
写真:岡本 大樹
地図を見る部屋の名前からもお分かりだと思いますが、「ゴッホのヒマワリルーム」は世界的に人気のあるゴッホの絵画作品『ヒマワリ』をモチーフに作られた部屋です。
もちろん原画ではありませんが、ここに泊まれば一晩中あの『ヒマワリ』を独り占めできるのです。それだけでワクワクしてきますよね。
ですが、こちらの部屋はただ中に絵画が飾られているだけの部屋ではありません。
写真:岡本 大樹
地図を見る壁紙にはヒマワリ柄のものが使用されており、部屋全体の色調もゴッホの描いた絵画に合わせて統一されています。
ひまわりの絵画を背にソファに座る、ヒマワリ柄の壁紙を背景にベッドに寝転ぶ、といった写真を撮ればSNS映えだってバッチリです。
写真:岡本 大樹
地図を見るとはいっても、部屋の全てが黄色というわけではないところも一つのポイントです。この部屋はゴッホの『ヒマワリ』を楽しむための部屋ではあるのですが、滞在自体の快適さを考えた上でこのような色合いとなっています。
もちろん黄色だけで囲まれた部屋が「ヒマワリルーム」と呼ぶに相応しいと考える人もいるかもしれませんが、のんびりと滞在することを優先すると、部屋が一色に囲まれているよりも自然な配色の方が落ち着ける、という配慮から現在の形となったのです。
写真:岡本 大樹
地図を見るまた見逃してはならないのはテラスから見える景色。外にはオレンジの瓦屋根・植物の緑・そして海の青。
実はこの景色はゴッホが晩年に移り住み、『ヒマワリ』を描いたフランス南部の街アルルの景色を彷彿とさせるものなのです。
オレンジ・緑・青の景色を見ながら『ヒマワリ』を描いたゴッホに思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。(この景色は1部屋限定です。希望する場合は予約時に問い合わせください)
写真:岡本 大樹
地図を見る部屋内の備品にも注目しましょう。まずはティーセット。カップがゴッホの『ヒマワリ』柄であるだけではなく、用意されているお茶はヒマワリのハーブティーです。
他にもベッドルームにはヒマワリを使ったアロマも設置。細部までこだわりが感じられます。
写真:岡本 大樹
地図を見るライティングデスクにはアートライブラリーと称して、ゴッホ関連の書籍が並びます。
画集だけではなく、ゴッホのことを描いた絵本もありますし、物語の中にゴッホが登場し、史実と想像の世界が混ざる小説『たゆたえども沈まず』までも並んでいます。
『ヒマワリ』好きな方だともう外には出られなくなるかもしれませんので、覚悟の上ご宿泊してくださいね(笑)。
提供元:アオアヲ ナルト リゾート
http://aoawo-naruto.com8階のフランス料理「フォーシーズン」では、ヒマワリルーム宿泊者限定のフレンチ懐石「Fleurs de Soleil(太陽の花)」も用意されています。
『ヒマワリ』を始めとするゴッホの作品からシェフが受けたインスピレーションがそのままディナーメニューとなりました。阿波牛など徳島の食材を頂けるだけでなく、写真映えも抜群なコース料理をご堪能くださいね。
写真:岡本 大樹
地図を見る食事以外にも館内の意外なところにシャッターチャンスが転がっています。2階のレストラン「彩」の前のスペースにはゴッホの作品『星月夜』の顔出しパネルが!
館内の客室や食事、あるいはこのパネルで写真を撮り、存分にゴッホの世界を堪能してみてくださいね。
今回ご紹介した「ゴッホのヒマワリルーム」は、アオアヲ ナルト リゾートと同じエリアにある大塚国際美術館での新展示「#7つのヒマワリ」とのコラボレーション企画として生まれた特別ルームです。
美術館までは自転車でも10分程でアクセスできる場所にあるので、ぜひ一緒に世界的にも珍しい展示を楽しんでみてくださいね。「#7つのヒマワリ」に関しては下記関連MEMOにリンクがありますので、そちらをご参照ください。
※2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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