GWに高原の桜と菜の花群を〜愛媛“天空の花見”翠波峰〜

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GWに高原の桜と菜の花群を〜愛媛“天空の花見”翠波峰〜

GWに高原の桜と菜の花群を〜愛媛“天空の花見”翠波峰〜

更新日:2018/04/20 10:58

春野 公比呂のプロフィール写真 春野 公比呂 歴史研究家、郷土文筆家、郷土登山家

愛媛県四国中央市を東西に走る法皇山脈の一峰、翠波峰は標高700数十メートルから900メートルにかけて高原状になった展望峰。ここには4月上旬から5月上中旬にかけて各種桜が咲き誇り、「天空の花見」を長期にわたって楽しめます。また、4月中旬から5月にかけては30万本もの菜の花の絨毯が現れ、壮観。更に上り口には豪快な滝もあります。瀬戸内海の展望と山間のダム湖の景色を堪能しながらの「天空の花見」は絶品です。

本格花見の前に滝見と芝桜を

本格花見の前に滝見と芝桜を

写真:春野 公比呂

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翠波峰(すいはのみね)は翠波高原とも呼ばれ、麓から登山コースがありますが、車道も通じているため、花の時期は行楽客で賑わいます。桜はソメイヨシノやヤマザクラも咲きますが、菜の花の絨毯を同時に楽しむのであれば、八重桜の開花時期である4月中下旬から5月上中旬に訪れるといいでしょう。ゴールデンウィークも適しています。

大半の方は車で訪れますが、一般的なアクセスルートは松山自動車道三島川之江ICを降りて国道11号から国道319号に入るもの。この319号沿いには日本夜景遺産と日本夜景100選に選ばれている具定(ぐじょう)展望台があります。もちろん日中も市街地から燧灘(ひうちなだ)の素晴らしい展望が広がっています。

法皇トンネルで翠波峰西の稜線を貫けた所の左手を見ると、豪快な滝「水ヶ滝」が落下し、滝風が国道へと吹き込んでいます。ここは「法皇の滝小公園」として整備されているので休憩がてら寄るといいでしょう。

本格花見の前に滝見と芝桜を

写真:春野 公比呂

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花見と菜の花を楽しむには、「コスモス売店・食堂」前にある一番広い駐車場に駐車すると便利。売店下の斜面にはまるでピンクの横断幕が垂れたように、芝桜が出迎えてくれます。
売店・食堂西側の第一花園と駐車場東側の第二花園に菜の花のイエローカーペットが広がっているのですが、ここの30万本の菜の花は8月から9月中旬、30万本のコスモスへと様変わりするのです。

本格花見の前に滝見と芝桜を

写真:春野 公比呂

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桜が咲いているのは第二花園北側の「ワシントン桜の園」。平成の大合併前の伊予三島市が市制30周年を記念して、ワシントンのポトマック河畔から里帰りした桜を中心に植栽されています。
GW期間に花を咲かせるのは「牡丹桜」こと八重桜ですが、大木化しているものも少なくありません。

パノラマ高原で「天空の花見」を

パノラマ高原で「天空の花見」を

写真:春野 公比呂

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翠波峰は高木帯が殆どない高原で、且つ、燧灘が近いことから、強風が吹くこともありますが、桜の大木はその風のせいか、枝を横に伸ばすものもあり、隣の桜の枝と交差しています。「交差桜」の下にはピンクの光と花弁が降り注ぎます。

パノラマ高原で「天空の花見」を

写真:春野 公比呂

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テレビ等では桜や花見と言うと、ソメイヨシノばかりが映されますが、ソメイヨシノが散った後は八重桜の花見時期になるので、もっと八重桜が取り上げられて然るべき。華やぎ感もこちらの方があるように思われます。

パノラマ高原で「天空の花見」を

写真:春野 公比呂

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ここの桜名所が他の名所と一味違うのは、高所ゆえの高度感。金砂湖(きんしゃこ)南の山並みから高知県境の石鎚山脈までのパノラマを楽しみながらの「天空の花見」は格別です。また、気温が高くなる初夏以降は避暑にもなります。

自然のテラスからの絶景

自然のテラスからの絶景

写真:春野 公比呂

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西峰と東峰とに分かれている翠波峰にはいくつか展望台や展望所があるのですが、中でも西峰展望台と中央の翠波峰広場からは絶景が広がっています。前者は崖から金砂湖側に張り出すように設置されており、柳瀬ダムによって堰き止められた銅山川が湖となり、緑の谷間の中を大河のようにゆったりと流れています。
目を西から北に転じると、鉄塔が建ち並ぶ西部の法皇山脈と海岸線付近が砂洲となった湾や瀬戸内海を見渡すことができます。

自然のテラスからの絶景

写真:春野 公比呂

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西峰展望台を後にすると北から東へと上がっていきますが、西峰山頂(三角点西方の903m地点)付近はなだらかな古墳のような丘になっており、西峰展望台に勝るとも劣らない展望が広がっています。

自然のテラスからの絶景

写真:春野 公比呂

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三角点を経て、尾根の東の突端に達するとそこは東峰山頂(905m)。展望は主に金砂湖や山側のみですが、それだけに観光客がここに来ることは少なく、ベンチでゆっくり弁当を食べることができます。

西峰と東峰の中間地点の下、車道終点が自然のテラスのような地形になっている「翠波峰広場」で、展望地の中で最も観光客が多い場所です。雄大な燧灘から瀬戸内海のパノラマが広がっており、例え写真のような曇天日であっても、観光客らは感嘆の声を上げるほど。

黄金の海を泳ぐ

黄金の海を泳ぐ

写真:春野 公比呂

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駐車場へと戻ってくると菜の花の花園に回ります。周囲の景観からすると「天空の菜の花園」と言ってもいい位。イエローカーペットの中には迷路のような遊歩道が走っており、子供たちもはしゃいでいます。

黄金の海を泳ぐ

写真:春野 公比呂

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車道から菜の花群を見下ろすと天空に浮かぶ菜の花台地のようでもあります。

黄金の海を泳ぐ

写真:春野 公比呂

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写真奥のメルヘンチックな展望台は「コスモス展望台」。ここから菜の花群を見下ろすと、観光客が黄色い海を泳いでいるように見えることでしょう。

駐車場に戻ると車でコスモス展望台北方の北峰展望台へと移動し、法皇山脈や燧灘の展望を楽しむといいでしょう。ここには別の花も咲いています。
因みに北峰展望台から翠波峰広場まで車道が通じているため、殆ど歩くことなく、絶景を堪能することができるのです。

翠波峰の基本情報

所在地:愛媛県四国中央市金砂町から中之庄町にかけて
駐車場:第一花園、第二花園、翠波峰広場に無料駐車場あり。北峰展望台にも駐車スペースあり。各駐車場共、出入り自由。
問合せ先: 0896-28-6187(四国中央市役所観光交通課)

アクセス:
車・・・松山自動車道 三島川之江ICを降りてすぐ左折。国道11号バイパス、国道319号、法皇トンネルを抜け左折。ICから35分。
登山・・・JR伊予三島駅から徒歩約30分で登山口。更に2時間ほどで東峰。

※2018年4月現在の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認下さい。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/05/04 訪問

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