東六甲を走破せよ!寄り道が楽しい宝塚から六甲最高峰への道

東六甲を走破せよ!寄り道が楽しい宝塚から六甲最高峰への道

更新日:2018/04/20 09:46

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
六甲最高峰を目指すコースは数々あれど、お勧めは、歩きやすい尾根道をたどる東六甲縦走路と呼ばれる、宝塚から最高峰を目指すコース。途中に寄り道できる場所がたくさんある、ややロングトレイルになりますが、飽きずに歩き通せます。半分以上はほぼ平坦な歩きやすい道。焦らずに歩けば、ところどころ開ける阪神間の眺望、吹き抜ける風に、山の楽しさを満喫できるコースです。下山はメジャーなロックガーデンを目指しましょう。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部都府県に緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛が求められています。加えて自治体独自での緊急事態宣言発出や、往来の自粛要請をしている場合があります。また施設によっては休業していることがあります。Go To トラベルキャンペーンについても全国で一時停止となっています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。外出の際はしっかりと感染予防対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

宝塚駅前から塩尾寺を目指せ

宝塚駅前から塩尾寺を目指せ

写真:SHIZUKO

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スタートは、宝塚駅。まず、目指すのは、塩尾寺(えんぺいじ)。

宝塚駅は、阪急とJRのツーウェイなのでとても便利。武庫川にかかる宝来橋を渡って、右斜めの道を山に向かって登り始めると、しばらくは住宅街が続きます。小さな橋を渡って、川沿いに進むと、住宅地が途切れ、山道へと入っていきます。

宝塚駅前から塩尾寺を目指せ

写真:SHIZUKO

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舗装された道をつづら折れに登ると、ところどころ、対岸の長尾山のマンション群や、眼下に広がる宝塚市街が見えます。かの有名な宝塚大劇場も見えます。

宝塚駅前から塩尾寺を目指せ

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最後の10分ほどはかなりの急登。出発から45分ほどで塩尾寺に到着。

珍しい名前のお寺。塩の文字が名前にあるように、宝塚温泉の源泉とされる塩辛い水が、大柳の下から湧き出していました。その水が吹き出物や病気を治してくれるという信仰が広がり、古には大変な賑わいを見せたようですが、今は、ひっそりと山中に佇んでいます。

登山の無事を本堂でお願いして、水分補給。ここからの本格的な登山に備えましょう。

<塩尾寺の基本情報>
住所:兵庫県宝塚市伊孑志武庫山756
電話番号:0797-84-8561

岩倉山・譲羽山・岩原山をチェックせよ

岩倉山・譲羽山・岩原山をチェックせよ

写真:SHIZUKO

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塩尾寺から少し戻って、東六甲縦走路に入ります。やや急登だけど、歩きやすい山道。両側が深く掘り込まれた道を進んでいくと、右手に岩倉山。神が降臨した場所である磐座(いわくら)にちなんだ山名。

往復10分ほどで岩倉山山頂へたどり着くので、寄り道しましょう。山頂は、かつて山岳信仰の行場だったと思われる雰囲気のただよう秘密の場所。立ち寄る人は少ないようですが、ぜひ、行ってみて下さい。

山頂というと、パッと開けた眺望を期待してしまいますが、木々に囲まれた山頂からの眺望は期待しないでください。山頂とは反対側にある岩倉山反射板こそが絶景ポイント。眼下に広がる阪神間の情景を眺めながら、小休憩をとり、水分補給をしましょう。

岩倉山・譲羽山・岩原山をチェックせよ

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登山道に戻り、しばらく行くと、左手に譲羽山。

フィギュアスケート人気で、麓の弓弦羽神社は大人気のようですが、この山はまだ知られていないのか、人はいません。藪をかき分け登ること5分弱。山頂は眺望なし。でも、せっかくですから寄り道してください。

岩倉山・譲羽山・岩原山をチェックせよ

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登山道に戻って、少し行くと、また右手に分岐が。宝塚市最高峰の岩原山への道です。せっかくだから、最高峰を踏みましょうと、寄り道気分で登り始めると、ここは意外と手ごわいのです。

すぐ到着すると勝手な思い込みで進むと、あれれ?となるでしょう。15分もかかって山頂に到着。この先は、六甲山のバリエーションルート赤子谷に続きます。こちらの山頂も眺望はありません。最高峰に興味のない人はパスしてもいいかもしれません。

大谷乗越・船坂峠を越えよ

大谷乗越・船坂峠を越えよ

写真:SHIZUKO

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寄り道をしていると、コースタイムより1時間くらい遅くなっているでしょうが、そんなに気にすることもありません。六甲最高峰を目指して、歩を進めましょう。車道に出会うと、そこが大谷乗越。

大谷乗越・船坂峠を越えよ

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ゆったりした道が急坂に変わって、ひと汗かいて登り切ると大平山ですが、看板もなく山頂には気付かないかもしれません。この辺りが東六甲縦走路の中間点。目的地の六甲最高峰の姿が見えたりしますが、まだまだ道半ば。

大谷乗越・船坂峠を越えよ

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船坂峠を越えると、大きなアップダウンが続きます。ここが、このコース、一番の頑張りどころ。

石の宝殿の鳥居にタッチして最高峰へ

石の宝殿の鳥居にタッチして最高峰へ

写真:SHIZUKO

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水無山のピークも気づかずに通り過ぎると、きれいな舗装道・東六甲ドライブウェイ(県道16号線)に道は続きます。石の宝殿と呼ばれる六甲山神社(むこやまじんじゃ)の鳥居はすぐ。

船坂川、仁川、芦屋川、住吉川などの分水嶺上にある神社は、古来より雨乞の場所として人々が集った場所。大きな石祠があることから、石の宝殿と呼ばれています。元気があれば、ここも寄り道したいところですが、最高峰への道のりと下山のことを考えれば、鳥居にタッチ。参拝は別の機会に譲ってもいいでしょう。

<六甲山神社の基本情報>
住所:兵庫県西宮市越水字七ヶ村社家郷山六甲山

石の宝殿の鳥居にタッチして最高峰へ

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広々とした車道を行くと、阪神淡路大震災で崩壊した道路に、鉢巻山トンネルが新しく作られています。このトンネルの中に芦屋市と西宮市の市境があります。道路に線は引かれていませんが、越える時はちょっとワクワクするはず。

石の宝殿の鳥居にタッチして最高峰へ

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やがて道は、六甲最高峰直下の一軒茶屋へ。寄り道しながら登ると、ここまで、およそ5時間。足も疲れてきますが、コンクリートの道を山頂目指してもう一頑張り。最高峰の大展望の中、昼食休憩といたしましょう。

雨が峠の大アカマツに出会って、ロックガーデンを下れ

雨が峠の大アカマツに出会って、ロックガーデンを下れ

写真:SHIZUKO

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六甲最高峰からの下山道もいろいろあります。何度も登っている人は、いろんな道をお試しいただくといいのですが、初めてなら、もっともメジャーなロックガーデン登山ルートを下山ルートとして、七曲りから雨が峠へと下るのはいかがでしょう。

六甲山らしい花崗岩の道。雨が峠には、とても立派なアカマツがすくっと立っていますから、タッチしてください。

雨が峠の大アカマツに出会って、ロックガーデンを下れ

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最後の寄り道は、横池。

風吹岩への道の途中、5分ほど右へ下って行くと出会えます。とても静かで、清々しい池。ロックガーデンは、集中して下らないと危険なので、ここで最後の休憩。水分補給もしましょう。

雨が峠の大アカマツに出会って、ロックガーデンを下れ

写真:SHIZUKO

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登山道に戻って風吹岩へ、ちょっとだけ登ります。大展望と気持ちいい風。ここだけを目指して、毎日登る方が多数いるのも納得の風景。

ロックガーデンを慎重に下ったら、ロングトレイルを踏破したご褒美に、高座の滝のそばの滝の茶屋で、ビールで乾杯!

寄り道しながら六甲最高峰へ

関西ではもっともメジャーと言える六甲山登山。芦屋川からの道がポピュラーですが、宝塚から登ると、全然別の趣があります。

ちょこちょこ寄り道しながら、ゆったりと山の空気をお楽しみください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/02/23 訪問

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