写真:高橋 しゅう
地図を見るしなの鉄道北しなの線は、長野駅を出発すると市街地を進みますが、長野駅から2つ目の三才駅を過ぎると、一面にりんごや桃、梨等の果樹畑が車窓に広がります。
沿線には春は果樹の花々、夏から秋にかけて果物が実り、鉄道車両と絡めて撮影することができます。写真は三才〜豊野間の果樹の花と115系車両です。
この区間は果樹畑が続きますので、徒歩の場合は三才駅から歩きながら、好みのスポットやアングルを見つけて、果物王国の信濃路を疾走する車両を写真に収めてみてはいかがでしょうか。
写真:高橋 しゅう
地図を見るここ三才〜豊野間を含む、長野〜豊野間ではJR飯山線の車両も乗り入れて走行しています。この区間では115系車両の他に、JR飯山線の気動車も撮影できます。
写真は、JR飯山線で運行するイベント列車「おいこっと」型の気動車です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る北しなの線は、前段の三才〜豊野間を過ぎると、果樹地帯から次第に山岳地帯へと進んで行きます。
まずは、牟礼〜古間の撮影スポットを紹介します。ここは線路と並行する農道から車両を間近で撮影できるスポットで、トンネルを抜け出た車両やカーブを疾走する姿を正面から望遠レンズ等を使って撮影することができます。柵やロープが無い為、車両全体を綺麗に撮影できますが、線路に近づき過ぎないよう注意も必要です。
場所は、古間駅より牟礼駅方向に約1kmの地点になります。
しなの鉄道115系は近年、リバイバルカラー塗装での車両運行にも力を入れています。昭和の時代に走っていた様々な塗装を車両毎に再現し、懐かし塗装の車両が走ることも多くの鉄道ファンを惹き付けています。平成30年4月現在では、全7色の車両を見ることができ、しなの鉄道のホームページでは、運行予定表が公開されています。
写真は「コカ・コーラ」レッドカラーの車両です。
写真:高橋 しゅう
地図を見るこちらは別方向(古間側)に向けて撮影した湘南色の115系です。
かつて首都圏では、上野駅等を発着する東北線や高崎線方面の電車にごく普通に見ることができた懐かし塗装の車両です。
今では首都圏では普段見ることができませんが、しなの鉄道に来れば再会することができます。
写真:高橋 しゅう
地図を見るこちらは、古間〜黒姫間の北しなの線沿線で一番の人気撮影スポットです。バックに黒姫山と車両を絡めての写真が撮れます。
国道18号線の旧陸橋上からの撮影ポイントとなり、黒姫駅から古間駅方面に約1.5kmの場所です。撮影目的に来訪されている県外ナンバーの車も多く見かけます。
写真は秋の時期で黄金色の田んぼと黒姫山、湘南色の車両です。
写真:高橋 しゅう
地図を見るこちらは以前の写真となりますが、同じ場所からの雪景色です。訪れる季節毎に表情を変える風景と車両を狙ってみて下さい。電車は「長野色」カラーの車両です。
写真:高橋 しゅう
地図を見るこちらは、前段の撮影スポットから、黒姫駅方向に7〜8分歩いた場所にある踏切脇の撮影ポイントで、ゆるやかなカーブを走る車両を大きく撮影できます。写真は「旧長野色」カラーの電車です。
他にも周辺に撮影ポイントがありますので、場所を変えながら様々アングルで撮影ができます。また、古間駅の近くからは、妙高山をバックに列車を撮影できる場所もあります。
写真:高橋 しゅう
地図を見る黒姫〜妙高高原間も、多彩な角度からの撮影ができます。こちらは、長野県と新潟県を結んで跨ぐ国道17号線の信越大橋上の撮影ポイントです。
橋の上からは、山間を走行する列車の俯瞰撮影ができ、鉄道ファンに知られたスポットです。橋と列車の間には距離がありますので、望遠レンズを使っての撮影がお勧めです。
尚、最寄り駅の妙高高原駅からでも、約3kmの距離がありますので、鉄道利用の場合は、タクシー利用が便利です。写真は、「横須賀色」カラーの車両です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る写真は黒姫〜妙高高原間の、県道96号線の古海踏切脇からの撮影です。ここはカーブを走る車両を正面から狙うことができるポイントとなっています。
但し、正面から撮影できるスペースは限られますので、他に撮影者がいる場合は、譲りあって撮影下さい。
場所は、妙高高原駅より黒姫駅方面に約1.5kmになります。
写真:高橋 しゅう
地図を見るこちらは、妙高高原駅でのえちごトキめき鉄道の特別車両「雪月花」との一枚です。
北しなの線の終点、妙高高原駅は新潟県に入り、えちごトキめき鉄道との接続駅でもあります。
「雪月花」の運行日の時間帯には、115系と並んだ写真も撮影可能です。また妙高高原駅の古い跨線橋(写真のバック)を115系車両と入れて撮ると、昭和の面影ある風景が撮影できてお勧めです。
写真:高橋 しゅう
地図を見る北しなの線を鉄道で訪れる場合には、北しなの線フリーきっぷの利用がお得で便利です。長野〜妙高高原間の北しなの線全線が1000円で1日乗り放題となり、単純に長野・妙高高原往復よりお得で、しかも乗り降り自由です。乗り降りしながらの撮影スポット巡りには断然お勧めのきっぷです。
尚、他にもJRで発売されている北信州ツーデーパスや週末パスでも、北しなの線がフリー乗車区間に含まれていますので、ご自身にあった便利な切符で撮影旅行に出かけてみましょう。
写真:高橋 しゅう
地図を見る北しなの線の撮影旅行の際にあわせて楽しみたいのが、黒姫駅の駅そばです。
駅舎の中にある、いわゆる立ち喰いの「駅そば」ですが、地元の方や旅行者にも知られた人気のお店になっています。普通のそばと特上そばが選べますが、打ちたての風味がある特上そばがお勧めです。
写真は「かけそば」で、他にも月見やえび天そばなどもあります。列車の待ち時間に、また黒姫駅で下車して味わってみてはいかがでしょうか。
写真:高橋 しゅう
地図を見る北しなの線の三才駅は、その名により「三才」児のお子供さん連れに、人気の珍スポットになっています。
駅舎前には、写真のように三才(3才)来駅記念の駅看板があり、休日などには、ご家族が撮影している姿を見ることがあります。
現在、しなの鉄道のホームページには、115系車両のリバイバルカラー車両毎の運行予定が、毎月掲載されています。撮影したいカラーの車両が、どの区間の時間で運行されているかが、告知されていますので、車両撮影には大変便利です。
尚、しなの鉄道の車両は「北しなの線」の他にも、長野〜軽井沢間の別区間で共通運行しています。お目当ての車両が北しなの線では運転されていない日もありますので、お出かけ前に事前にご確認下さい。
今後ここで紹介しました115系車両も、経年により他の車両に置き換えの話題も一部報道に出てきています。機会を作って懐かしい昭和の車両を撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。
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(2024/3/19更新)
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