聖なるガンジス川の源流の地、インド「ガンゴートリー」

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聖なるガンジス川の源流の地、インド「ガンゴートリー」

聖なるガンジス川の源流の地、インド「ガンゴートリー」

更新日:2018/04/28 11:39

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター

インドのガンジス川は、汚れた水で沐浴するヒンドゥー教徒で溢れかえるという、カオスなイメージを持つ人が多いでしょう。でも川の源流は、天気によって茶色やグレーに見えても清流そのもの。

源流の地「ガンゴートリー」は、標高3048メートルにあるヒンドゥー教徒の主要な巡礼地。その先の氷河が川に流れ込む場所「ゴームク」までのトレッキングの起点でもあるのです。神聖なガンジス川の真の姿を見に行ってみましょう!

聞こえてくるのは激流の音、ガンジス川の源流の地「ガンゴートリー」

聞こえてくるのは激流の音、ガンジス川の源流の地「ガンゴートリー」

写真:wanderlust tomoko

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インドの聖なるガンジス川(ガンガー)は、ヒマラヤ山脈からコルカタ近くのベンガル湾まで流れる長さ2525キロメートルの川。一本の川ではなく、幾つかの支流が一緒になりガンジス川となっています。源流の地「ガンゴートリー」を流れるのは本流ですが、ここではガンジスではなく、バギラーティーという名で呼ばれています。

ガンゴートリーは周囲を山に囲まれ、まるで渓谷の中に突如として現れたかのような村。ヒマラヤ山脈の氷河が解けて流れ込む源泉は、現在では約19キロ先の「ゴームク」ですが、一昔前はこの辺り一帯も氷河に覆われていたのです。

インドの街につきものの不快で耳を痛める車やバイクのクラクションの代わりに、ここでは川の激流音が聞こえる、そんな不思議な場所です。

聞こえてくるのは激流の音、ガンジス川の源流の地「ガンゴートリー」

写真:wanderlust tomoko

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ガンゴートリーの村の入口から、ガンジス川に沿って真っ直ぐな道が続いています。ここにはレストランやホテル、巡礼グッズやその先のゴームクを目指す人のためにトレッキングの必需品を扱うお店が両脇に並んでいます。

ガンジス川流域にあるヒンドゥー教4大聖地のひとつでもあり、シーズンには小さな村が巡礼者で溢れかえることもあります。冬場は凍えるほど寒くガンゴートリーまでへの道が途絶えてしまうこともあり、4月〜6月と9月がよい時期です。

聞こえてくるのは激流の音、ガンジス川の源流の地「ガンゴートリー」

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一本道の先にある女神ガンガーを祀るガンゴートリー寺院では、宗教的な行事が行われていることが多々あります。夕方になると、ガンジス川流域の街で恒例の祈りの儀式、アールティがここでも執り行われます。

リシケシやハリドワールのアールティに比べると盛大さに欠けるので、少し物足りなさを感じるかもしれません。でも身近に感じることができ、アットホームな雰囲気。

周囲には寺院が幾つかあり、川のすぐ脇でもアールティが行われています。また、寺院の中からは鈴やハーモニウムとともにキルタンの歌声が響き渡ってくるのです。気になったら遠慮なく参加してみましょう。ここの人々はとっても暖かく旅行者もウェルカム、触れ合いを感じることができます。

ガンジス川周辺をぐるっと一周してみよう

ガンジス川周辺をぐるっと一周してみよう

写真:wanderlust tomoko

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「ガンゴートリー」には、川に氷河が解けこむ場所「ゴームク」までのトレッキングのために立ち寄る人がたくさんいます。標高3892メートルまでのトレッキングに備え、体を慣らすおすすめ散歩コースがあります。

川にかかる橋を渡って対岸へ行く途中には、滝のように激しく流れる場所や、大きな岩や石がゴロゴロしているようなところもあるのです。小さな村の中でもガンジス川のいろんな顔を見ることができますよ。

ガンジス川周辺をぐるっと一周してみよう

写真:wanderlust tomoko

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対岸は道も舗装されていなければ、お店やホテルもなく、木が多い茂る道。途絶えることのないゴーっという音に、鳥の鳴き声や風の音、こんな心地よい騒音なら延々と聞いていられます。

修行者がこもって瞑想をする洞窟もあり、ガイドと一緒に中をのぞくこともできますよ。

聖なる川の清流で沐浴!

聖なる川の清流で沐浴!

写真:wanderlust tomoko

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清流をより近くで見てみたければ、川のすぐ近くまで降りて行ってみましょう。汚染とは懸け離れたピュアな水に触れることもでき、巡礼者は水を汲んでお守りとして持ち帰ったりしています。

聖なる川の清流で沐浴!

写真:wanderlust tomoko

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こんなに澄んだ水ならばと、沐浴にチャレンジしたくなってきます。水の流れが見た目の通り速いので、場所をよく選んで周囲に人がいるかも確認しましょう。

解けたばかりの水はひんやりを通り越して極寒、でも頭まで浸かるとスッキリ、さっぱり心も体も洗われます。ちなみに沐浴は頭まで水につけて3回繰り返すのが正しいやり方だそうです。

山あり谷ありのガンゴートリーまでの道のり

山あり谷ありのガンゴートリーまでの道のり

写真:wanderlust tomoko

地図上で見るよりもはるかに広く感じるインド。その上、ガタガタな道や山道が続くので距離の割に時間がかかります。

ガンゴートリーへ行くまでにかなりの体力と、日本とは違う文化なので忍耐も必要です。でもその代償に写真のような緑に溢れ、雲がかかっていて幻想的な世界が広がっています。

山あり谷ありのガンゴートリーまでの道のり

写真:wanderlust tomoko

デリーからガンゴートリーまでは、タクシーで一気に向かうこともできなくはないのですが、どこかの街に滞在してみるのがオススメです。

ガンジス川にかかる大きな吊り橋が美しい「リシケシ」で数日過ごしてみるのもよいでしょう。ヨガの聖地で外国人旅行者も多く、美味しいベジタリアンレストランもたくさんあります。

デリーからリシケシまでがタクシーで5時間ほど、リシケシからガンゴートリーまで9時間程度です。(リシケシとガンゴートリーの間にある町、ウッタラカーシーで宿泊する方法もあります。)

休憩がてら立ち寄りたいおすすめスポット!

休憩がてら立ち寄りたいおすすめスポット!

写真:wanderlust tomoko

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ガンゴートリーまで残り4時間、あと一息の町ウッタラカーシーを出発して少し経つと、緑の中に存在感溢れる巨大な銅像が現れます。ここは、ヒンドゥー教の神々の銅像があちらこちらに飾られている場所、パイロット ババ アシュラム。

<基本情報>
住所:Uttarkashi, Uttarakhand, India
アクセス:ウッタラカーシーからジープで30分

休憩がてら立ち寄りたいおすすめスポット!

写真:wanderlust tomoko

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ところどころに小さな村があるので、チャイ休憩をしながら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ハーシルという村には一面りんごの木が広がり、歩いてみると澄み切った川もあり移動の疲れからも解放されるはずです。

<基本情報>
住所:Harsil, Uttarakhand, India
アクセス:ウッタラカーシーからジープで3時間30分、ガンゴートリーから30分

休憩がてら立ち寄りたいおすすめスポット!

写真:wanderlust tomoko

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そして、日本人なら立ち寄りたい温泉がある村「ガングナーニー」。
インドの街中で否応なしに浴びせられる車の排気ガスは、シャワーだけではとても綺麗に落とせていると思えません。またトレッキングの後に立ち寄ってお湯に浸かれば疲労も筋肉痛も一気に飛んでいきます!

<基本情報>
住所:Gangnani, Uttarakhand, India
アクセス:ウッタラカーシーからジープで3時間、ガンゴートリーから1時間

水源の「ゴームク」さらに天国へ続く「タポバン」まで行ってみよう

ガンゴートリーまで来たら、19キロ先、標高3892メートルにある水源「ゴームク」を目指してみてください。さらにさらにその先標高4460メートルの「タポバン」までの2泊3日のトレッキングは、天国へと続く道というほどの絶景が続きます。

2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/29 訪問

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