堀切菖蒲園だけじゃない!東京下町のしょうぶ沼公園はハナショウブの見本市

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堀切菖蒲園だけじゃない!東京下町のしょうぶ沼公園はハナショウブの見本市

堀切菖蒲園だけじゃない!東京下町のしょうぶ沼公園はハナショウブの見本市

更新日:2018/05/07 17:00

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

5月中旬〜6月初旬に見ごろを迎えるハナショウブは江戸時代の葛飾堀切で品種改良された歴史から、堀切菖蒲園(葛飾区)が有名ですが、足立区の「しょうぶ沼公園」も負けてはいません。見本市のように多種多様なハナショウブが咲くこの公園を中心に、近隣にあるショウブ以外も楽しめる「向島百花園」、さらに巨大団地が1km以上続く圧巻の光景も合わせて今回はご紹介し、東京下町の魅力に迫ります。

圧倒的なハナショウブの数

圧倒的なハナショウブの数

写真:Yuma A.

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ショウブと言っても菖蒲湯に使うものではなく、花を楽しむハナショウブ(通称アヤメ)がスゴイのがこの公園です。まず公園に来て驚くのがそのハナショウブの数。公園の大半を埋め尽くしています。「しょうぶ沼公園」の一帯には野生のショウブが咲き乱れていたことから、その名残でできたこの公園ですが、なんとその数8000本以上。

東京の町中の(しかも駅隣接の)公園にこれだけのショウブが咲いている姿は圧巻です。

圧倒的なハナショウブの数

写真:Yuma A.

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もうひとつ驚かされるのがその品種の数。色とりどりのショウブは江戸時代に品種改良が進み、江戸だけで300品種になったそうな。

ちなみにこの公園だけでも140品種が栽培されており、全て花の前に品種名が書いてあります。そしてその下にかっこ書きで原産が記載されており、例えば(江)とあったら江戸系、(肥)とあったら肥後(熊本県)系、(伊)とあったら伊勢(三重県)系と日本各名産地のハナショウブが植えられていることが分かります。

圧倒的なハナショウブの数

写真:Yuma A.

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野生のカルガモ(写真中央)も遊びに来る(初夏なので子育てをしているのカモ!?)「しょうぶ沼公園」ですが、その名の通り、ハナショウブは花畑ではなく沼地に生え、菖蒲田と呼ばれます。

そのため菖蒲田をぬうようにあぜ道や歩道が造られており、かなり近づいてハナショウブを鑑賞できるよう配慮されています。

もちろん公園なのでくつろげます

もちろん公園なのでくつろげます

写真:Yuma A.

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この「しょうぶ沼公園」は足立区営の普通の公園です。よって入園無料ですし、普通に犬の散歩をしたり、ベンチに座って食事をしたりと自由に過ごせます。公園には遊具もありますのでお子さんにもフィットします。

もちろん公園なのでくつろげます

写真:Yuma A.

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地域の公園ですのでお祭りも開催されます。写真のぼんぼりもそのためのものですが、6月上旬の土曜日と日曜日は「しょうぶまつり&スタンプラリー」が開催されますので、それに合わせて来園するのもいいですね。

もちろん公園なのでくつろげます

写真:Yuma A.

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注意事項としては、「しょうぶ沼公園」はまちの普通の公園ですので、駐車場は一切ありません。ただ東京メトロ千代田線の「北綾瀬駅」に隣接していますのでアクセスも容易です。都会の喧騒を忘れてのんびりするには持ってこいの立地ですね。

<しょうぶ沼公園の基本情報>
住所:東京都足立区谷中二丁目4番1号
電話番号:03-3880-5239(東部公園係)
アクセス:千代田線北綾瀬駅下車徒歩1分

ハナショウブ以外も見たいなら「向島百花園」

ハナショウブ以外も見たいなら「向島百花園」

写真:Yuma A.

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ショウブの咲いている時期を逃してしまった!なんて時は、荒川を挟んだ隣の墨田区にある「向島百花園」がオススメです。こちらは東京都が運営する有料(大人150円)の公園ですので犬の散歩などはできませんが、百花園の名前の通り、いつ訪れても何かしらの見どころがあるのがウリです。もちろんショウブも栽培していますので、6月頃のショウブのシーズンに訪れてもOKです。

ハナショウブ以外も見たいなら「向島百花園」

写真:Yuma A.

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ちなみに向島百花園は武家が造った大名庭園とは異なり、商人が草花鑑賞のために文人墨客の協力を経て造った民営の庭園から始まりました。今では230種類の草木が植えられている立派な植物園であり、5月のフジや9月のハギなどが有名です。また新緑のシーズンも街中に比べ涼しげですので、ぜひ訪れてみてください。

<向島百花園の基本情報>
住所:東京都墨田区東向島三丁目
電話番号:03-3611-8705
アクセス:東武スカイツリーライン「東向島」下車 徒歩約8分

ついでに見ておきたい江戸の備え!?

ついでに見ておきたい江戸の備え!?

写真:Yuma A.

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もし向島百花園まで足を延ばしたらならば、ぜひ見学しておきたいのが東向島駅の隣の鐘ヶ淵駅にある「白鬚東アパート(防災団地)」です。

波打つように連なる巨大な団地が1km以上も続く圧巻の光景には理由があります。その防災団地の名前の通り、この団地そのものが防災のための巨大な防火壁になるのです。ベランダに全てシャッターがついているのはそのためです。

ちなみに白「鬚」東です。髭でもなく髯でもなく鬚です。

ついでに見ておきたい江戸の備え!?

写真:Yuma A.

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ちょうど隅田川の曲がり角に位置するこの地域一帯は水害も多く、それを鎮めるための隅田川神社の参道が貫通するように存在しているのも面白いですね。

しかし、関東大震災や東京大空襲の時のように隅田川沿いで本当に怖いのは火災。火の手に追われて隅田川に飛び込み、水死した人も多く、その時の教訓から川向うへ火災を広げないために造られたのが、この白鬚東防災団地なのです。

ついでに見ておきたい江戸の備え!?

写真:Yuma A.

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巨大な防火壁でもあるため、建物間の渡り廊下(連結部)も普通じゃありません。火の手をシャットアウトする水門のような巨大な防火シャッターが備えてあり、備えは万全です。白鬚東防災団地は、災害と戦ってきた東京下町の一面を感じさせてくれる施設と言えますね。なお、観光地ではありませんが、門の向こうは公園になっており、出入り自由ですので気軽に訪れることができるのも良いですね。


<白鬚東防災アパート>
住所:東京都墨田区堤通二丁目一帯
アクセス:東武スカイツリーライン「鐘ヶ淵」下車 徒歩5分

しょうぶ沼公園は常時開園!

観光地は開園時間が決まっていることが多く、順番訪れていくと見そびれてしまうスポットがでてきますが、しょうぶ沼公園はうれしい常時開園!深夜にいっても開いてます。どのタイミングで行っても良いので、気軽に訪れてみてください。

それでは気を付けていってらっしゃいませ〜

2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/06/07 訪問

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