写真:ShinYah シンヤ
地図を見るグラーツはオーストリア第2の都市。世界文化遺産に登録されている「グラーツ市歴史地区」の中にあるネオ・バロック様式の建物が、今回ご紹介するグラーツオペラ(ドイツ語:OPER GRAZ)です。ここではオペラやバレエ等の公演が、シーズン中(毎年9月〜翌6月)はほぼ毎日開催されています。
グラーツでのオペラ公演は17世紀に始まりましたが、現在のオペラハウスが建設されたのは1899年。第二次世界大戦の爆撃で被害を受けたものの、その後修復。また1983年から2年の歳月をかけて大規模な修繕工事が行われ、現在の様な美しい姿が保たれています。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見るグラーツオペラで行われる公演チケットは、同ホームページから申込・購入可能。スケジュール(ドイツ語:Spielplan)から希望の日付・公演を選択し、チケット購入(ドイツ語:Tickets Kaufen)へと進んでいきます。
公演によっては、シートマップから座席を選んで選択する事も可能ですし、ウィーンのオペラ座と比べると、チケット価格は数分の一!とてもリーズナブルな価格で観る事が出来ます。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見るクレジットカードで決済後、メールで送られてくる予約番号を控えて、当日オペラハウスのエントランスロビー内にあるチケットオフィスで実券に引き換えればOK!オペラやバレエ以外にも、アンサンブルコンサートやミュージカル等様々な公演が行われていますので、ホームページのスケジュールをチェックしてみましょう。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見るオペラハウスのエントランスロビーを入ると、そこはもう夢の世界!大理石の手すりに、金の彫刻があしらわれた柱。赤絨毯の敷かれた階段を上がれば、誰もが憧れる社交界のステージへと誘ってくれる事でしょう。
この大階段のあるホールにはバーカウンターも設置されていて、開演前や休憩時間にここでシャンパンやワインを飲む事が出来ます。ソフトドリンクも用意されているので、お酒が飲めない方でも安心!グラス片手に、優雅な一時を過ごしましょう。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る天井の装飾にも注目!金で象られた装飾の中には、ベートーヴェンやシューベルトなど歴史的作曲家の肖像が所々に描かれています。小中学校の音楽の時間に見たあの肖像画も、ここでは美しい金の彫刻!
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る客席へ入ると、そこには目も眩むほど美しい講堂があります!特に見所なのは、天井から吊るされた大きなシャンデリア。そしてそこから放射状に延びる天井の装飾が見事で、1階平土間席から見上げれば、まるで星が降ってくるかの様な感覚になります。
このグラーツオペラのキャパシティは1100余り。ウィーンの国立歌劇場などと比べるとコンパクトな造りですが、それでも舞台の間口が広く、舞台のダイナミックさは決して引けを取りません。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る舞台全体が見渡せる平土間の席も良し、また小さく区切られたバルコニー席は、馬蹄形のオペラハウスならではの魅力です。ちょっとリッチな気分に浸れるバルコニー席は、舞台の見え易い先頭の席がおすすめ!ここからヒョッコリ顔を出せば、リッチな気分に浸れる事間違いなし!
尚、グラーツオペラへ訪問の際は、服装選びも重要なポイント!明確なドレスコードはありませんが、周りの雰囲気を壊さない様な服装をする事がマナーとされています。オペラ座は紳士淑女の集まる社交場とされており、男性はジャケット着用、女性は簡単な式典向けの服装であれば間違い無いでしょう。
下ろし立てのジャケットやネクタイ、アクセサリー等を身につければ、旅の記念にもなって気分も上々!ぜひお気に入りの一着を身につけて訪れてみて下さい!
住所:Kaiser-Josef-Platz 10, 8010 Graz
電話番号:+43-316-8008
チケットオフィス営業時間:平日9:00〜18:00(土曜は13:00迄)、日曜祝日休み
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
ShinYah シンヤ
作曲・編曲活動の傍ら、音楽業界に関する独自の見解や、自らの旅行記をブログに綴っています。創作ネタの調達に時々海外へ出かけて行くと、そこには一つの価値観に捉われない多種多様な概念があって、いつも自らの視…
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