広島の子宝・安産祈願スポット!矢口「弘住神社」の子連れ狛犬にタッチ

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広島の子宝・安産祈願スポット!矢口「弘住神社」の子連れ狛犬にタッチ

広島の子宝・安産祈願スポット!矢口「弘住神社」の子連れ狛犬にタッチ

更新日:2018/08/03 14:34

政田 マリのプロフィール写真 政田 マリ 仏像ナビゲーター

今から700年も昔から地域の氏神様として信仰されてきた広島市安佐北区にある「弘住神社」が今、遠方からも多くの方々が参拝に訪れる神社として注目されています。その祈願の多くは「子宝」「安産」「子育て」。理由は境内の階段横に鎮座する「阿形」の狛犬の姿にありました。その一体の足元にはなんとも可愛い子供が寄り添っているのです!触って祈願すると願いが叶うと言われ、広島の隠れたパワースポットとなっています。

氏神さまを祀る地域に根付いた神社

氏神さまを祀る地域に根付いた神社

写真:政田 マリ

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「弘住(こうすみ)神社」は広島市中心部から北へ約10kmの太田川沿いにあります。創建の詳細は不明ですが、今から700年ほど前には創建されていたと伝わっています。風土豊かなこの小田地域の氏神として崇められ、数社の末社を持つ本宮です。

御祭神は応神天皇、神功皇后、玉依媛姫です。

氏神さまを祀る地域に根付いた神社

写真:政田 マリ

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神社は最寄りのJR芸備線「安芸矢口」駅から南へ約10分ほど歩いた線路沿いにあり、オレンジ色の車両が鳥居の横をすり抜けていく風景は人気があります。

氏神さまを祀る地域に根付いた神社

写真:政田 マリ

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芸備線が出来るまでは太田川岸に面していて、近くには船着き場がありました。江戸時代までは対岸にも氏子がおり、船で太田川を渡って参拝者が訪れていたとのこと。今でも境内に船着き場の常夜灯があり、当時の面影を見ることができます。

神社の名物!「子取り狛犬」

神社の名物!「子取り狛犬」

写真:政田 マリ

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南側から鳥居をくぐり、階段を上がると一対の狛犬(高さ約80cm)が迎えてくれます。
尻尾を高く上げ、きりりと聡明なお顔立ちの新しい狛犬です。

神社の名物!「子取り狛犬」

写真:政田 マリ

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本殿に向かって右の口を閉じたいわゆる「吽形」の狛犬は大きく太い脚の右前脚を首のあたりまで上げ、玉を甲に乗せています。通常は玉の上に脚を置くことが多いので、この姿はとても珍しく、曲芸師のようでバランス感覚抜群の狛犬です!

神社の名物!「子取り狛犬」

写真:政田 マリ

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そして反対側の口を開けた「阿形」の方ですが、右脇に可愛い子供(高さ30cm)を連れているこちらも珍しいお姿。子連れの狛犬は全国的にも数は少なく、「子取り」といって子孫繁栄を意味しているのだそうです。

弘住神社のこの狛犬は平成13年に奉納された2代目です。

親子で並ぶ姿は神功皇后と応神天皇?

親子で並ぶ姿は神功皇后と応神天皇?

写真:政田 マリ

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弘住神社は御祭神に応神天皇と神功皇后を祀っています。

神功皇后には今から約1800年前、夫である仲哀天皇が急死した後、臨月でありながらも玄界灘を渡って朝鮮半島に出兵し、帰国後に御子(後の応神天皇)を出産したという伝説があり、このことから「安産の神様」とされ、現在多くの神社で祀られています。

母である神功皇后とその子応神天皇を祀る弘住神社も江戸時代から安産を祈願する参拝者が数多くお参りしていました。その中の方が自身の安産と氏子の子孫繁栄を祈念して江戸時代の初めに初代の狛犬を奉納したと言われています。

寄進者はお産の軽い犬と御祭神である神功皇后、応神天皇の母子を重ね、親子の姿で狛犬を奉納したのかもしれませんね。

親子で並ぶ姿は神功皇后と応神天皇?

提供元:弘住神社

http://kousumizinzya.com/kousumi/地図を見る

平成元年に撮影された初代狛犬の姿(写真は吽形)です。

奉納されて300年、多くの方々の子宝・安産の願いを託されてきた初代狛犬は、長年の風雨と体や尻尾を触り祈願する方が絶えなかったためボロボロに朽ちてしまいました。

親子で並ぶ姿は神功皇后と応神天皇?

提供元:弘住神社

http://kousumizinzya.com/kousumi/

崩壊の危険があるためしばらく金網で囲い対処していたようですが、平成13年に初代の姿そっくりに2代目が新調され、また触って祈願することができるようになったのです。

今ではインターネットなどで子宝安産祈願の情報を知り、遠方から参拝に訪れる方もいて、神社では「お参りしてからツルが舞い降りる夢を見て妊娠した」という報告も受けているそうですよ。

お守りも充実!

お守りも充実!

写真:政田 マリ

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子宝・安産祈願のお守りも充実しています。中でも狛犬にあやかって犬のモチーフが入った安産御守が人気で、カラーが二色あり、男の子と女の子に似合う色を希望される方が多いようです。コロンと丸い子授守も人気です。

ご希望の方は境内北西(線路側奥)の社務所へ伺ってくださいね。御朱印も対応してくださいますよ。

お守りも充実!

写真:政田 マリ

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最後に、ぜひ境内南の神楽舞台にもお立ち寄りください。
舞台に向かって左側、ちょうど2代目の子取り狛犬の背後あたりに初代の狛犬が埋められているそうです。長年の風雨に耐え人々の想いを受けてきた母子犬像は、今でも境内で後輩と一緒に参拝者を見守っているのですね。

寄り添う親子狛犬がもう一体!

寄り添う親子狛犬がもう一体!

写真:政田 マリ

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いかがでしたか?
狛犬のことを知らずに来て、そのぴったりと寄り添う愛らしい姿に興味を持ち、由来を社務所に聞きに来る方もいるとのこと。江戸時代から子孫繁栄の願いを受けてきた可愛らしい親子狛犬に皆さんもぜひ会いに行ってみてみてください。

実は境内にはもう一体、本殿前にも少しふっくらして毛量豊かな子取り狛犬がいますよ。こちらもお見逃しなく!

弘住神社の基本情報

住所:広島県広島市安佐北区口田南2丁目3-3
電話番号:082-842-0517
アクセス:JR芸備線「安芸矢口」駅より南へ徒歩10分

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/28 訪問

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