ハバナ「カジェホン デ ハメル」でもうひとつのキューバを知ろう!

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ハバナ「カジェホン デ ハメル」でもうひとつのキューバを知ろう!

ハバナ「カジェホン デ ハメル」でもうひとつのキューバを知ろう!

更新日:2018/05/16 09:52

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター

キューバのハバナには、スペインのダリ美術館を彷彿させる不思議な路地があるのです。ここはシュールな装飾、カラフルな壁画、彫刻、日曜の午後にルンバで賑わう「カジェホン デ ハメル」。アフロキューバ文化の聖地とも言われています。

キューバといえば、ハバナ旧市街、チェ・ゲバラに革命、サルサ、葉巻、ラム酒が思い浮かびますが、アフロキューバの世界ものぞいてみましょう。別のキューバに出会えるはず!

入り口からカラフルで奇抜なアートが!

入り口からカラフルで奇抜なアートが!

写真:wanderlust tomoko

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「カジェホン デ ハメル」とは、キューバ、ハバナの住宅街にある一風変わったアートで埋め尽くされている路地。キューバ人アーティスト、サルバドール・ゴンサレスが1990年に始めた地域文化プロジェクトです。
もともとは、隣人が「建物を塗って!」と彼に頼んだことがきっかけで、路地全部を巻き込むものへと発展したのです。

ミニ屋外美術館のようであり、また異色を放つ雰囲気の入り口は、お化け屋敷に迷い込むようなスリリングな気分にもなります。

入り口からカラフルで奇抜なアートが!

写真:wanderlust tomoko

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通りを歩いてみると、どこもかしこも写真に収めたくなるような飾りとカラフルな壁画でいっぱいです。
大きなアートに目がいってしまいがちですが、細部まで見るとリサイクル品を使用したような作品もあるので注意深く鑑賞してみてくださいね。

入り口からカラフルで奇抜なアートが!

写真:wanderlust tomoko

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約200メートル続く路地の奥の方まで進んでみると、驚くのは隣の建物の壁全部が色鮮やかに塗られていること。
このプロジェクトが地域一体となって行われているということが伝わってきます。

アフロキューバ文化って?

アフロキューバ文化って?

写真:wanderlust tomoko

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シュールに見える作品の数々ですが、これらにはある意味が込められているのです。それは、その昔アフリカから奴隷としてキューバに連れてこられた人々が起源の、アフロキューバ文化。
民族や宗教などアフロキューバ文化からインスピレーションを得た壁画は、力強さを感じます。

ハバナ旧市街の観光だけではあまり知ることができない、別のキューバの姿を体験できる貴重な場所なのです。

アフロキューバ文化って?

写真:wanderlust tomoko

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アフリカからの奴隷移民とともに伝わってきたのが宗教。西アフリカヨルバ族の移民が多く、彼らの信仰心とスペイン植民地時代のカトリックが融合し生まれたのが、サンテリアと呼ばれる土着信仰です。

信仰の対象である聖人をオリシャと言い、その数は全部で何と401。民族衣装を着た人形に見えますが、聖人の一人でブルーと白がシンボルの万物・全聖人の母であるジェマジャも祀られています。

アフロキューバ文化って?

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知らないと見過ごしてしまいそうですが、ハバナを歩いていると、写真のように全身を真っ白な衣装で着飾ったサンテリア教徒をよく目にします。頭のてっぺんから足元まで洋服だけでなく、カバンや傘まで白一色で身を包んでいます。

ハバナ市内にはサンテリアの信仰グッズを売っているお店もあるので、興味があれば立ち寄ってみてください。

日曜の午後はルンバ!

動画:wanderlust tomoko

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毎週日曜のお昼頃から、パーカッションの生演奏に合わせてルンバが披露されます。ルンバもまた、アフリカからの移民によって生まれたのです。

モレーナという名のグループが演じているのは、サンテリアの儀式で行われるもの。最初の聖人で最も重要だと信じられている、エレグアを表現しています。パーカッションの響き渡る音で、エレグアの精霊を呼び起こしているのです。

まるでエレグアがのりうつっているかのように(実際に憑依することも)体を縦横無尽に動かし、一心不乱に踊る姿に圧倒されてしまうはず。
その後にはリズム感よすぎるダンサー達が続々と登場して、ルンバ一色の時間に。

お昼近くになると少しずつ観客がステージ近くに集まり始めます。ルンバが始まる頃には満員御礼状態になりますので、いい場所を確保したければ少し早めにスタンバイしてくださいね。

楽しみ方と注意点

楽しみ方と注意点

写真:wanderlust tomoko

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見どころいっぱいの路地には、キューバの街に欠かせない?!キューバの英雄で革命家、ホセ・マルティの銅像がアフロキューバのアートと融合していたりします。
また、心にグッとくるような人生や愛、思想に関する詩や文章がいろんな場所に刻まれているのです。

路地には、アート作品を売っているお店やカフェもあり、モヒートやキューバコーヒー、葉巻を吸いながらの休憩も可能。試してみたいメニューは、アフロキューバ版のモヒート・ネグロンと言う飲み物です。

楽しみ方と注意点

写真:wanderlust tomoko

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他にも古くなった自転車が飾られていたり、使われなくなったバスタブを壁にはめ込んだアートもあります。

アフロキューバ文化やアートについて説明を聞きながら見て回りたいと思うかもしれません。
ここには、観光客を見ると率先して写真を撮ってくれようとしたり、歴史などを説明し案内しようとする人、いろんな勧誘をしてくる人がいます。旅行者をターゲットとした商売人のように見えますが、彼らの目的はこのプロジェクトへの寄付。全員がそうではないのですが、ご自身で判断して、案内をしてもらうか自分自身で回るか、はっきりと伝えてくださいね。

ハバナ旧市街からの行き方

ハバナ旧市街からの行き方

写真:wanderlust tomoko

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ハバナ旧市街から、「カジェホン デ ハメル」までは歩いて行くこともできます。旧市街にあるカピトリオ周辺からだと徒歩で約30分。観光地から少し外れた場所では、競争のないキューバ独特のスローペースで自由な日常を知ることができます。

ハバナ旧市街からの行き方

写真:wanderlust tomoko

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ハバナ市内には、歩くのに飽きないほどいろんな所にアートが描かれていることに気づきます。写真は、集合住宅の郵便ポストをキューバの国旗に塗ってしまった愛国心?!を感じる作品。

時間がなければ、自転車タクシーやタクシーで直接向かうこともできます。

カジェホン デ ハメル (callejon de hamel)の基本情報

住所: Entre las calles Hospital y Aramburu, Cayo Hueso, Centro Habana, Cuba
電話番号:+53-7-878-1661
アクセス:ハバナ旧市街のカピトリオから徒歩で30分、自転車タクシーで15分、タクシーで10分

2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/17 訪問

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