写真:中島 誠子
地図を見る川越は江戸時代、川越藩の城下町として栄えた町で、"小江戸"と称されています。明治時代に大火災が起こったことがきっかけで、復興の際、耐火の建物として土の蔵が建てられました。その後の戦災や震災の影響をほとんど受けなかった為、当時の建物がそのまま残っているのです。
そんな当時の面影を残す、蔵造りの町並みを歩いていると、道沿いにある美しい洋館に目に留まります。そこが「川越アートカフェ エレバート」。
大正4年に建てられた川越市指定文化財で、外観はクラシカルな洋館、中は蔵造りになっています。
もともとは田中家の住宅兼店舗でしたが、その後田中屋美術館となり、2007年にカフェとして生まれ変わりました。道路に面した側はカフェですが、奥の住宅部分はお寿司屋さん(風凛)になっています。
中に入ると、バーカウンターがあり、築100年と思えないほどお洒落な内装です。いや、築100年だからこそ出せる味なのかもしれません。1階はカウンター席ですが、2階はテーブルとカウンター席があります。2階のカウンター席からは蔵造りの町並みが望めますよ。
写真:中島 誠子
地図を見るこちらのカフェのお勧めデザートは「さつまいもプリン」。プリンの中にはゴロゴロとさつまいもが入っていて、上にはバニラアイスクリームとさつまいもチップが乗っています♪一見、小さいのかな?と思いますが、結構な量が入っています。
ほんのり甘いプリンと、甘めのアイスクリームが絶妙なバランスでとっても美味しい。そしてさつまいものゴロゴロが満足感を増してくれます。
店内はジャズが流れ、温もりのある蔵造りの空間にホッと心が落ち着きます。ずっとここにいたい・・と思ってしまうほど。散策にちょっと疲れたら、ここで一息してみませんか?
写真:中島 誠子
地図を見る蔵造りの町並みを駅の方からずっと歩き、有名な「時の鐘」を過ぎた辺りにあるベーグル屋さん、「バニトイベーグル2号店」。(1号店も川越にありますが、カフェは2号店のみ。)
1階はベーグル屋さん、2階がカフェスペースとなっているのですが、1階のベーグルに気を取られ、2階にカフェスペースがあると気付かない方もいて穴場のお店です。
お洒落でかわいいレトロな家具が並べられた店内は、ゆったりとした時が流れ、日曜の午後でも静かなカフェタイムができます。2階からは蔵造りの町並みが見えます。
ここのベーグルはたくさんの種類があって、どれも美味しいのですが、ここに来たら絶対食べて頂きたいスイーツがあるんです!それが「ベーグルフレンチトースト」。
食べたら感動します!もちもちしているのかな?と思ったら、ふわっふわで、とろっとろ!!食べたことのないフレンチトーストです。
ベーグルはプレーンとセサミの2種類を使用しているので、1つで2つの味わいが楽しめます。ベーグル1個分なので、午後のスイーツにはちょうどいいサイズですよ。付け合せのバニラアイスクリームと生クリームをちょこっとつけながら、甘くて美味しいスイーツタイムを楽しんでくださいね。
写真:中島 誠子
地図を見る蔵を感じながら、ゆったりカフェができる「kura cafe」。蔵造りの町並みから少し外れた、本川越駅近くにある「小江戸蔵里(こえどくらり)」の中にあります。
「小江戸蔵里」はお土産屋さんやレストラン、市場、集会所等が集まる大きな蔵。明治8年に鏡山酒造が酒造として建てられた建物を改修し、2010年にオープンした産業観光館です。そのお土産屋さんになっている建物の一角がカフェになっています。
柱や梁は当時のまま、天井を見上げると大きな柱や梁が組み合わさって重厚感があります。
ここでは歴史ある蔵を見上げながら、ゆったりカフェタイムができる。古い建物を利用したモダンな店内はとてもお洒落。天井からの木漏れ日、温かな照明、木のぬくもりが疲れた体を癒してくれます。
kura cafeのお勧めスイーツはさつまいもと白玉のクリームあんみつ。あんみつにはさつまいものアイスクリームと大学いもが入っていて、いつもとは違う味わいのあんみつが楽しめますよ♪他にもさつまいもプリンが人気です。
写真:中島 誠子
地図を見る2012年にオープンしたばかりの「カフェ マチルダ」では今流行りのパンケーキが食べられます。場所は本川越駅の近く。
80年代のレトロなアメリカをイメージした、ポップな店内はとてもかわいいパンケーキ専門店です。蔵造りとはイメージの異なるお店ですが、レトロなアメリカのお店もお洒落でお勧めですよ。
そしてこのお店に来たら食べていただきたいのが、「川越スペシャル(ほくほくさつまいものパンケーキ)」。パンケーキの生地にさつまいもが練りこんであり、生クリームとバニラアイスクリーム、さらには抹茶のアイスクリームも乗っている贅沢なパンケーキなんです。
しっとりとしたパンケーキが口の中でとろけ、ほんのり甘いさつまいもの味とちょっと塩気のある生地が絶妙なバランス!午後のスイーツやランチとしても楽しめます。
他にもベーコンエッグパンケーキ等のランチをはじめ、デザートパンケーキ等、美味しいパンケーキが勢揃い。数人で色々な種類を注文して、シェアするのも楽しいですよ♪
なぜ川越はさつまいもが有名なのでしょうか?
それは川越は江戸時代からさつまいもの生産が盛んだったからです。当時、甘くて安い焼き芋等が庶民の味として大ヒット。以降、川越近郊ではたくさんのさつまいもが生産されるようになり、今でもさつまいもが特産品となっているのです。
いろいろなさつまいもスイーツを味わってみてくださいね♪
「蔵造りの町並み」と呼ばれている場所は、西武新宿線本川越駅から歩いて10分位にある1本の道です。南北430m、約70軒の商店が並ぶ賑やかな道。その町並みの横道に入るとタイムスリップしたようなレトロなお店があったり、ここでは紹介しきれなかったカフェがたくさんあります。ぜひ散策してみてください♪
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(2024/10/15更新)
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