求子安産祈願にオススメ!開創1200年!茨城・板橋不動尊

| 茨城県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

求子安産祈願にオススメ!開創1200年!茨城・板橋不動尊

求子安産祈願にオススメ!開創1200年!茨城・板橋不動尊

更新日:2018/05/10 19:14

井伊 たびをのプロフィール写真 井伊 たびを 社寺ナビゲーター、狛犬愛好家

「板橋不動尊」は子を産み育てる母の強い味方!安産祈願のお守りを求めて、多くの参詣者が訪れます。特に境内にいらっしゃる「子安観音」のお体を撫でながら一心に祈念すれば、求子安産の御利益を授かれる。別名「お犬不動尊」と言われているように“犬のような軽いお産”を祈願したい女性はもちろん、そのご家族にもオススメしたい!そんなお寺さんです。

「板橋不動尊」は、開創約1200年の古刹である

「板橋不動尊」は、開創約1200年の古刹である

写真:井伊 たびを

地図を見る

「板橋不動尊」の正式名称は、清安山 不動院 願成寺(せいあんざん ふどういん がんじょうじ)。開創約1200年の歴史を有する、加持祈祷(かじきとう)の道場です。成田不動尊と並び称される「関東三大不動尊(その三カ所には諸説がある)」のひとつで、昔から“板橋のお不動さん”と関東一円の人々から呼ばれ親しまれて、信仰されてきた真言宗豊山派の寺院である。

大同3年(808年)、この地を訪れた弘法大師・空海が、自ら彫った“不動明王”を安置したのが、この寺院の始まりだとされている。だが、二度の戦火に遭い境内の建物は焼失。その後、再建され現在に至るまで、大本堂、楼門、三重塔などが、その歴史を継承しています。

「板橋不動尊」は、開創約1200年の古刹である

写真:井伊 たびを

地図を見る

鮮やかな朱塗の「楼門」は、元禄13年(1700年)建立で、茨城県指定有形文化財である。入母屋造り二重垂木、銅板葺で阿吽の仁王尊が、左右一対で護りを固めている。ちなみに、こちらの仁王尊は、つくばみらい市指定有形文化財である。

当初は茅葺で建立されたが、その後いく度か改造修理されている。最近では、平成20年(2008年)より3年かけ、総事業費2億円余りで半解体修理が行われている。よって、その荘厳さが、より目に沁みる。

こちらの「楼門」をくぐり進めば、清掃が行き届いた境内がひろがり、パワースポットに来たのだ!という実感がわいて来ます。

「板橋不動尊」は、開創約1200年の古刹である

写真:井伊 たびを

地図を見る

見あげる「三重塔」は、安永4年(1775年)建立。極彩色の彫刻を施した江戸時代の名塔で、重厚でありなおかつ華麗である。それは、携わった匠の技がそこかしこに、息づいているからだろう。全方向から、ゆっくりと鑑賞したいものだ。

もちろん、こちらの塔も茨城県指定の有形文化財である。平成5年(1993年)から2年かけ、保存修理されている。

密教建築の代表的建造物である「大本堂」

密教建築の代表的建造物である「大本堂」

写真:井伊 たびを

地図を見る

「大本堂」は、元文2年(1737年)に建立。昭和40年(1965年)に、茨城県指定文化財になっている。二重屋根の入母屋造りの軒下に施された彫刻は、特に味わい深いものである。

密教建築の代表的建造物である「大本堂」

写真:井伊 たびを

地図を見る

二度の戦火を逃れ、こちらに安置されている「本尊不動明王と両童子」は、“国指定重要文化財”である。その御本尊は、1月28日、2月節分、11月28日の年三回御開帳される。また、毎月28日の縁日には、護摩祈祷がおこなわれ、露店が立ちならび賑わいをみせるので、できれば縁日にあわせて訪れることがベターです。

御利益としては、安産・子育て・成長安全・家内安全・開運厄除などがある。

密教建築の代表的建造物である「大本堂」

写真:井伊 たびを

地図を見る

大本堂で合掌し御祈願を終え、階段を下りかけたころ、頭上で鳴く野鳩の声に誘われる。見上げれば、軒下に見事な透かし彫りを見つける。

巨大な龍からわが子を救い出そうとする母の姿。その物語を後世に伝える、素晴らしい芸術作品にまで昇華した匠の技をお見逃しなく。

子を想う親の深い愛情を改めて、心に刻むひとときになるでしょう。

境内には新旧の狛犬(?)がいる

境内には新旧の狛犬(?)がいる

写真:井伊 たびを

地図を見る

境内には新旧の犬型の狛犬(?)が鎮座しているが、お寺さんのお話によれば、それらは狛犬ではなく、いずれも十二支の“お犬さま”であるとのこと。ところで、楼門の仁王尊の背面に、鎮座するこちらの白犬に纏わる話が語り継がれています。

江戸の昔、この地区では難産の婦人が多く、親子共に死に至る者もあって、身篭ると不安な毎日を送るようになった。ある夜、村名主の夢枕に雌雄の白犬が現れ、「我は板橋不動の使いなり、不動尊に参詣し護摩祈願すれば難産の苦しみを救わん」とのお告げ。

その通りにし、白犬一対奉納したところ、以後当地区での難産で苦しむ者が一人もいなくなった。それ以来、板橋不動さんを“お犬不動尊”と呼ぶようになり、安産の霊験が今に伝わっている。

こちらの“お犬さま”への祈願もお忘れなく!

境内には新旧の狛犬(?)がいる

写真:井伊 たびを

地図を見る

大本堂前に鎮座する親子の“お犬さま”。巻かれたネックウォーマーや、帽子からも分かるように、信者から愛されていることが窺える。

境内には新旧の狛犬(?)がいる

写真:井伊 たびを

地図を見る

こちらの“お犬さま”は、境内に祀られる「子安観音」や「子守りこんがら童子」を、お護りする眷属(けんぞく)です。子犬を撫でる手と、その眼差しに母の深い愛情が窺える。

境内の随所にある母の愛情を、讃美するモニュメントが、妊婦の不安を和らげる空間を醸成しています。

「子安観音」と「子守りこんがら童子」

「子安観音」と「子守りこんがら童子」

写真:井伊 たびを

地図を見る

境内にある「子安観音」は、子どもの成長安全を祈願する“観音さま”。そのお体をなでなでして、一心に祈念しお参りしましよう!出産まじかい妊婦さんや、子育てに不安のある親御さんの心が、安らかになることでしょう。

また観音さんの背後にならぶ“お人形さん”は、お不動さまの眷属のおひとりで、「子守りこんがら童子」である。赤ちゃんの初詣りに、その子の無事成長を御祈祷し、その子が常に災難から守られ、丈夫に育つよう祈念し“この童子”が授与される。お子様を護っていただけます。

やがて、その子が七才に成長したとき、「願ほどき(がんほどき)」に参詣し、御祈祷を受け、こちらに納めることになっている。

「絵馬」が伝える“子求安産祈願”の歴史

「絵馬」が伝える“子求安産祈願”の歴史

写真:井伊 たびを

地図を見る

大本堂に掲げられた古い「絵馬」。昔から板橋不動尊で、“求子安産祈願”がなされていたことが窺える。

「板橋不動尊」の基本情報

住所:茨城県つくばみらい市板橋2370
電話番号:0297-58-1014
アクセス:JR常磐線「取手駅」下車、西口3番乗り場、谷田部車庫行(筑波CC経由)に乗車、およそ30分乗車して「不動尊前」にて下車。無料駐車場(約300台)が完備されているので、できれば、お車で訪れることをお勧めします。

なお、2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/04/26 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -