立山・室堂で人ごみ避けて花畑!天狗平「チングルマロード」が超穴場

| 富山県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

立山・室堂で人ごみ避けて花畑!天狗平「チングルマロード」が超穴場

立山・室堂で人ごみ避けて花畑!天狗平「チングルマロード」が超穴場

更新日:2018/07/04 13:27

咲田 みつるのプロフィール写真 咲田 みつる ハイカー、旅好きのヨガインストラクター

かわいらしい姿で人気の高山植物「チングルマ」の名所をご紹介します。立山黒部アルペンルートの富山県側の拠点「室堂」から、約1キロ坂を下った天狗平に「チングルマロード」と呼ばれる石畳の道があり、盛夏には見渡す限りのお花畑が出現します!観光客で賑わう室堂と異なり、訪れる人の少ない超穴場。まさに「秘密の花園」です。花の最盛期は例年7月中〜8月上旬ですが、ふわふわの綿毛や9〜10月頃の紅葉もまたステキです!

チングルマってどんなお花?

チングルマってどんなお花?

写真:咲田 みつる

地図を見る

チングルマは、バラ科の低木で、5枚の白い花弁がかわいらしい高山植物です。花の時期は6〜8月で、高山の短い夏に彩を添えてくれます。室堂散策のバリアフリーコース沿いでもたくさんの群生が見られます。立山では、ややピンクがかった「タテヤマチングルマ」が観察できることもあります。

チングルマってどんなお花?

写真:咲田 みつる

地図を見る

そして忘れてはならないのが、お花の終わった後の綿毛の姿。チングルマは漢字では「稚児車」と書きます。その名の通り、まるで風車のような綿毛をなびかせます。

さらに9月後半には、緑の葉が真っ赤に紅葉して、夏とは全く別の姿に変身します。その葉の赤さは、ナナカマドも顔負けなほどの深紅。晩秋に訪れる際はぜひお見知りおきを。

「天狗平水平道」とは?

「天狗平水平道」とは?

写真:咲田 みつる

地図を見る

今回ご紹介する「天狗平水平道」、別名「チングルマロード」は、室堂からバス停1つ分、富山県側に下った辺り。室堂〜天狗平間の約1.6kmのハイキングコース道中にある、天然のお花畑です。

ちなみに標高は…
■室堂平:2450m
■天狗平:2300m
…となっています。

立山高原バスで富山県側から来られる方は、天狗平のバス停で下車すると、すぐお花畑に到達できます。一方、室堂から向かう際は下りですので、バスよりも徒歩がおすすめです。本稿では、室堂から徒歩で下って行くコースをご紹介します。

近いとは言え、訪問の前には、室堂ターミナルの観光案内所などで、残雪や花の開花状況を確認されることをおすすめします。

「天狗平水平道」とは?

写真:咲田 みつる

地図を見る

室堂から天狗平へ行くには、室堂散策のバリアフリーコースから分岐している「大谷・天狗平方面」への道を進みます。大谷という名にふさわしく、最初の20分ほど、一気に下ります。

所要時間の目安は…
■室堂〜天狗平:下り。約30〜40分。
■天狗平〜室堂:登り。約40〜50分。
…です。

ゆっくり写真を撮りながらでも、1時間半あれば往復できます。もし登りがお嫌なら、往路(下り)だけ徒歩、復路(登り)はバスを利用することもできます。

※天狗平〜室堂間の立山高原バス利用は、バス停そばの「天狗平山荘」にて予約が必要。便は1時間に1本程度。

「天狗平水平道」とは?

写真:咲田 みつる

地図を見る

ひとしきり下って、一気に標高2300mへ。ちなみに、この辺りは「雪の大谷」で有名な、豪雪地帯。夏でも日陰などに、わずかに雪が残っていることもありますので、ご注意を。また一部は急な階段となっていますので、焦らず慎重に降りましょう。

20分もすると、さっきまでの激しい下りが嘘のように、ほぼ水平のような平らな道が現れ、チングルマロードの核心部にたどり着きます。

まるで秘密の花園!人ごみのない穴場のお花畑

まるで秘密の花園!人ごみのない穴場のお花畑

写真:咲田 みつる

地図を見る

チングルマロードの水平部分から来た道を振り返ると、室堂ターミナルがとても近く見えます。しかし、ターミナルの喧騒とはうってかわって、本当に静かな場所。

チングルマロードの最盛期は、例年7月中旬〜8月上旬頃です(残雪の影響で前後する)。右を見ても左を見ても、白く可憐な花が、なだらかな斜面いっぱいに広がっています。

前後に歩く人は、まばらで、車道からも離れており、静寂そのものです。ベンチが要所に備えられていますので、腰を下ろしてゆっくりと景色を堪能することもできます。

まるで秘密の花園!人ごみのない穴場のお花畑

写真:咲田 みつる

地図を見る

チングルマと同じ開花時期には、短い夏を謳歌するかのように沢山のお花が咲いています。以下に例を挙げておきましょう。

■白系:アオノツガザクラ・イワイチョウ・ハクサンイチゲ 
■ピンク系:イワカガミ・ヨツバシオガマ
■黄色系:ミヤマキンバイ・ウサギギク…など

上の写真のアオノツガザクラは、ツツジ科の低木。チングルマと肩を並べて、可憐な姿を披露してくれています。

まるで秘密の花園!人ごみのない穴場のお花畑

写真:咲田 みつる

地図を見る

お花の話が続きましたが、チングルマの開花時期ですと、夏羽をまとったライチョウ(天然記念物)に出会えるかもしれません。ライチョウは、低木であるハイマツの付近にいることが多いです。ライチョウの体は保護色である為、冬は雪のように真っ白。一方、地表があらわになる夏には、岩のような褐色になります。

ライチョウ自体は、室堂でも目撃情報が多数ありますが、ここでは人ごみもないので、独占鑑賞できるでしょう。ぜひ、チングルマロードの穴場感を、お花と共に味わってください。

天狗平水平道「チングルマロード」の基本情報

住所:富山県中新川郡立山町天狗平(付近)
アクセス:立山高原バス「天狗平」下車・遊歩道を利用
花の時期:7月中旬〜8月上旬(雪どけによって前後)

2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらLINEトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -