世界一遅い急行列車・氷河急行でスイスの景勝と世界遺産とグルメを堪能!

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世界一遅い急行列車・氷河急行でスイスの景勝と世界遺産とグルメを堪能!

世界一遅い急行列車・氷河急行でスイスの景勝と世界遺産とグルメを堪能!

更新日:2018/05/11 09:26

熊乃 くまのプロフィール写真 熊乃 くま トラベルイラストレーター
氷河急行(Glacier Express)は、南スイスにあるマッターホルンの麓ツェルマット〜東スイスの高級リゾート地サン・モリッツ間を走る人気の景勝列車。世界一遅い急行列車といわれ、270kmの距離を平均時速36km、ゆっくりと約8時間かけて横断します。空調が効いた快適な豪華列車に乗り込んで、変化に富んだ景色を眺めながら温かいスイス伝統料理に舌鼓を打つ、優雅な旅に出かけましょう。
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アイテムを駆使して氷河急行の景色をより楽しむ

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写真:熊乃 くま

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氷河急行は、ツェルマット〜ディゼンティス間を走らせるマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)とディゼンティス〜クール〜サン・モリッツ間を走行するレーティッシュ鉄道(RhB)の2つの会社が共同運行。世界遺産を含む291の橋梁と91のトンネルを通り、標高2,033メートルのオーバーアルプ峠を超える、スイスアルプスをイッキに横断する唯一の鉄道です。今回は、サンモリッツ発ツェルマット着までのルートで紹介していきましょう。

アイテムを駆使して氷河急行の景色をより楽しむ

写真:熊乃 くま

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列車は1等、2等席からなる全席予約制。車内には、風景をダイナミックに楽しめるパノラマ窓、座席には観光のハイライトや歴史などを紹介したパンフレット、カウベルの音色を合図にイヤホンで聞ける音声ガイダンス(日本語あり)など、観光を楽しむ工夫が仕掛けてあります。

窓は開閉できないので、写真や動画を撮影する人は映り込みが抑えられる窓側席がおすすめです。1等席は4人掛けと2人掛け、2等席は4人掛けのテーブル席。年間通してで人気があり満席になることも多いので、カップルや一人旅なら1等・2人掛けテーブル席を押さえると、ゆっくり過ごせます。

氷河特急の見どころをチェック

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提供元:mystsnet.com

https://www.mystsnet.com/en/

ここからは氷河急行の見どころを紹介していきましょう。

夏季は1日最大3往復、冬季は1往復走る氷河急行。筆者が乗車したのは、サン・モリッツ9時15分発の第1便。サン・モリッツを出発した列車は1時間ほど走ると、「レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」として遺産登録された高さ65m、長さ約140mの石でできた断崖絶壁の橋「ランドヴァッサー橋」(写真)や、標高差417mのベルギューンとプレダ間を5つのトンネルで通り抜ける「ループトンネル」など、スリリングな見どころが矢継ぎ早にやってきます。クールから乗り込む人もいるので、空席を見つけたら移動して景色を楽しんでもOK。

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提供元:mystsnet.com

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11時17分、列車は発着駅クールに到着。9分ほど停車し、サン・モリッツからクールまで牽引していた青い機関車を切り離してスイッチバック、最後尾に赤い機関車を繋げます。新たな乗客を乗せて満席になった列車は、ここからスピードを上げ、「ライン川のグランドキャニオン」と呼ばれるライン川の渓谷を右に左にとくねらせ走ります。無数の崖崩れの跡も荒々しい渓谷は、冬や春なら眩しいほどの銀世界になるのでサングラスは必須です。

やがて、列車はヨーロッパ最古の修道院があるディセンティス・ミュンスター駅へ。約11分ほど停車し、マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)の赤い機関車に接続をします。停車時間を活かして、乗客は列車から降りてからだをほぐします。

ディセンティス・ミュンスター駅を出発した列車は、全線で最も標高が高いオーバーアルプパスヘーエ駅(標高2,033m)を通過し、次の発着駅アンデルマット(標高1,433m)まで一気に下っていきます。さらに長い新フルカトンネルを通り抜けると雪景色から一変、緑が鮮やかな牧歌的風景が広がります。変化に富んだ景色を駆け抜け15時40分、発着駅ブリークに到着。

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ブリーク駅からはイタリア・ミラノとベルンを結ぶ高速幹線が合流し、次の駅フィスプ駅まで並走。フィスプ駅を出発すると列車は南に90度方向を変え、約400年前に建設された橋の下をくぐり抜け、急勾配に対応したラックレール区間に突入。ここから一気に標高650mから標高1,605mのツェルマットまで駆けあがります。

17時10分、終着駅ツェルマット駅に到着。ツェルマットの人気名山・マッターホルンを車窓から見たい人は、ツェルマット駅手前にある短いトンネルを抜けたら進行方向右側、次に左側を注目。一瞬だけ、姿を見ることができます。

ホスピタリティ溢れるサーブと温かい食事でランチ

ホスピタリティ溢れるサーブと温かい食事でランチ

写真:熊乃 くま

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食事も景色同様、氷河急行で欠かせないお楽しみです。軽食や飲み物が用意されたパノラマバーもありますが、とことん贅沢な気分が味わえる座席でいただくランチがおすすめです。

始発駅サン・モリッツを出発するとすぐに、飲み物とランチの注文を取りにスタッフが各テーブルを回りはじめます。日本では口にする機会が少ないスイス産の白ワインもあり、グラスワインの注文もできます。

ホスピタリティ溢れるサーブと温かい食事でランチ

写真:熊乃 くま

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ランチメニューは、前菜(夏期はサラダ、冬期はスープ)、メインディッシュ、デザートもしくはチーズ&パンが用意され、フルコースだけでなく単品や組み合わせ注文も可能です。

ランチのサーブは、クール駅を過ぎたころからスタート。揺れる車内を回りながら、ギャレーで作られた熱々のライスや人参グラッセ、スイスの郷土料理を器用に盛りつけていきます。メインディッシュはおかわり自由、飲み物は何度でも追加注文ができます。

ホスピタリティ溢れるサーブと温かい食事でランチ

写真:熊乃 くま

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デザートは、ランチからしばらくしてからサーブされます。サーブ時でも注文ができるので、まわりの人たちが美味しそうに食べている姿が羨ましくなったらランチコースもしくはアラカルトメニューからデザートを追加注文するといいでしょう。写真はランチコースのデザートで、ラム酒が効いたアイスのティラミス。

支払いはクレジットもしくは現金、テーブル会計となります。旅の最後には、バターワッフルのお菓子が配られます。

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氷河急行のお土産グッズ

氷河急行のお土産グッズ

写真:熊乃 くま

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氷河急行では、オリジナルグッズのお土産が購入できます。カウベルやDVDなど20アイテムほどあり、一番人気は傾いたワイングラス。これは急勾配路線を走る氷河急行のジョークグッズで、実際車内で使われているグラスとは異なります。氷河急行のグッズは、サン・モリッツのインフォメーションセンターでも購入可能。

氷河急行は、世界中の観光客を魅了するスイス屈指の豪華な景勝列車。ここはちょっと奮発して思う存分、景色もお食事も贅沢に楽しみましょう。

氷河急行の基本情報

所要時間:ツエルマット〜サン・モリッツ約8時間
発着駅:ツェルマット、アンデルマット、ディゼンティス、クール、サン・モリッツ
運行:通年。夏季は1日最大3往復、冬季は基本1往復
予約:1等2等全座席要予約。

2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/28 訪問

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