華麗なるバラの歴史をたどる花園 平塚市「花菜ガーデン・薔薇の轍」

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華麗なるバラの歴史をたどる花園 平塚市「花菜ガーデン・薔薇の轍」

華麗なるバラの歴史をたどる花園 平塚市「花菜ガーデン・薔薇の轍」

更新日:2018/05/07 10:41

M Maririnのプロフィール写真 M Maririn 神社仏閣巡り人、50代からの女子旅愛好家

日本各地に様々なバラの名所がありますが、最近人気が高まっているのが平塚市にある神奈川県立花と緑のふれあいセンター・花菜(かな)ガーデンです。こちらのバラ園のコンセプトは「バラの歴史」バラの品種改良の歩みに沿って植えられた約1540品種のバラの花が咲き誇る姿はなんとも優雅。バラの開花に合わせてローズフェスティバルも開かれます。フォトジェニックなバラの花達が皆さんを待っていますよ!

バラの歴史をたどる「薔薇の轍」

バラの歴史をたどる「薔薇の轍」

写真:M Maririn

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平塚市にある「神奈川県立花と緑のふれあいセンター・花菜ガーデン」は楽しみながら園芸や農業を学べる施設として2010年3月に開園しました。一年を通して様々な植物を見られますが、中でも年を追うごとに人気が広がっているのが花菜ガーデンの一角にあるバラ園です。

バラの歴史をたどる「薔薇の轍」

写真:M Maririn

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花菜ガーデンのバラ園の最大の特徴はバラの品種改良の歴史に沿って系統・分類ごとに展示されていること。薔薇と育種家たちの長い道のりを、車の通った両輪の後である轍(わだち)に例えて「薔薇の轍」と名付けられました。

約1540品種・約2630株の様々なバラが咲き誇る眺めは圧巻!写真やインスタグラム好きの方にはたまらないほどのフォトジェニックなバラであふれています。

野生種からオールドローズへ

野生種からオールドローズへ

写真:M Maririn

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薔薇の轍は「野生種とその交配種」エリアから始まります。バラといえば西洋の花のイメージがありますが、バラの起源は意外にも野生種の多くが自生している中国南西部からヒマラヤ、西アジアにかけてと言われています。

こちらには園芸品種の成立に影響を与えた海外や日本の野生種や交配種を展示。今私たちが見る華麗なバラとはまた違った楚々とした可憐な花が見られます。

野生種からオールドローズへ

写真:M Maririn

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野生種に続くのは「オールドローズ」エリア。原種から優れた個体選別したり、昆虫による自然交雑などで生まれたりした、現在でも残っているバラたちです。

花びらの多い丸いカップ咲きで豊かな香りを放ち、春に咲く一季咲きの花が多いのが特徴。優雅な姿のバラと一緒に植えられている宿根草の花々とのコラボレーションも楽しめます。

野生種からオールドローズへ

写真:M Maririn

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そしてオールドローズエリアの最後には大きな薔薇のアーチが!満開のバラのトンネルをくぐるなんて、まさに夢の世界にいるようですよ。

バラは気高く美しく咲く!

バラは気高く美しく咲く!

写真:M Maririn

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20世紀になると、それまでのオールドローズに対してモダン・ローズと言われるバラが広く栽培されます。特徴は四季咲きで花の色が多く花びらが外側に反り返り花の中心が高いなど、今私たちが思い浮かべる姿のバラの花。

「モダン・ローズ」エリアでは、モダン・ローズ第一号と呼ばれるラ・フランスや「世界バラ会連合」の会議で選出された殿堂入りのバラ全16品種など多彩な花々を展示。西洋風の庭に色ごとに植えられている大輪のゴージャスなバラの花々を巡るように歩いていきましょう。

薔薇のアーチに囲まれたベンチや少女像などが置かれているので、バラと一緒に記念撮影するのにお勧めのエリアです。

バラは気高く美しく咲く!

写真:M Maririn

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クライミングローズやシュラブローズをつる棚に這わせた「つるバラエリア」は湘南の波をイメージしたウェーブ状の棚に這わせてあるので、咲きそろうと「バラの海」のような景色になります。バラの間を歩くだけでなく見晴らし台の上からも眺めることができます。湘南の太陽の光をいっぱいに浴びてきらめくバラの波は必見です!

バラは気高く美しく咲く!

写真:M Maririn

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薔薇の海の隣に咲くのはイングリッシュ・ローズと呼ばれる花たち。イギリスの育種家・デビッド・オースチン氏が生み出したオールドローズの優雅な姿と香り、モダン・ローズの四季咲き性と多彩な花色を兼ねそろえたバラです。

まだまだある薔薇の楽しみ方

まだまだある薔薇の楽しみ方

写真:M Maririn

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バラの大きな魅力がその香り。香水や化粧品などでも広く使われ多くの人に愛されています。花菜ガーデンにはモダン・ローズの中でも特に香りの高いバラを集めた一角があります。ここは特に午前中の早い時間がお勧め。目覚めたばかりのバラが醸し出す香りがあたり一面にたちこめる極上の空間です。バラの開花と同じ頃に咲くクレマチスの品種を揃えていますので、バラとクレマチスの共演をお楽しみいただけます。

まだまだある薔薇の楽しみ方

写真:M Maririn

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今も品種改良によって様々な花が生み出されているバラ。花菜ガーデンには開園を記念したシンボルローズがあります。明るいお日様のようなオレンジのバラは「花菜ローズ」と名付けられました。

バラは名前にもご注目くださいね。「ヨハンシュトラウス」や「レオナルド・ダ・ビンチ」などの人名、「ハナボンボリ(花ぼんぼり)」「ハゴロモ(羽衣)」などの日本名や「ベルサイユのばら」にちなんだ名前の花もありますので花と名前を見比べてみるのも楽しいですよ。

まだまだある薔薇の楽しみ方

写真:M Maririn

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バラの見ごろに合わせて開催されるのが「ローズフェスティバル」です。フェスティバル期間中には薔薇の轍のガイドツアーや講演会など、各種プログラムが用意されているのでさらに深く薔薇の世界を知りたい方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。

バラの苗や宿根草、バラ関連の資材などを販売するローズマーケットもあります。バラの専門家が苗の選び方や育て方をアドバイスしてくれるので、初めてバラの花を育てようと思った方も安心ですね。

「ローズフェスティバル2018〜春〜」開催日 5月7日(月) 〜6月3日(日)

まだまだある花菜ガーデンの魅力

まだまだある花菜ガーデンの魅力

写真:M Maririn

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バラのほかにも花菜ガーデンにはまだまだ見どころがたっぷり。「フラワーゾーン」には四季を通して楽しめるように様々な花が植えられています。
「アグリゾーン」は野菜やフルーツ、ハーブが植えられています。広い田んぼもありますよ。野菜の収穫や田植えなどの農業体験も開催されます。

まだまだある花菜ガーデンの魅力

写真:M Maririn

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三日月山と名付けられた小高い丘の上にある「みはらしデッキ」からは、天気の良い日には富士山や丹沢の山々の姿が見られます。花菜ガーデンの中心にあるセンターフィールドは芝生の広場。お弁当を広げるのにぴったりの場所です。

まだまだある花菜ガーデンの魅力

写真:M Maririn

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バラの開花状況や見ごろの花、農業体験などのスケジュールは花菜ガーデンのホームページに掲載されますので、お出かけ前にチェックしてくださいね。

花菜ガーデンの基本情報

住所:神奈川県平塚市寺田縄496-1
電話番号:0463-73-6170
アクセス:
【電車利用】 JR「平塚駅」北口より神奈川中央交通バス秦野駅行き 71・74・75系統
又は小田急線「秦野駅」北口より神奈川中央交通バス平塚駅(北口)行き 71・74系統

「平塚養護学校前」下車、徒歩約5分

【車利用】 小田原厚木道路平塚IC下車 約10分
カーナビをご利用の場合、花菜ガーデンが表示されないことがあります。その際は、「平塚養護学校」で検索してください。 花菜ガーデンはその向かいにあります。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/12−2017/05/23 訪問

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