クリアブルーの海!イタリア半島最東端の町オトラントは人気の避暑地

| イタリア

| 旅の専門家がお届けする観光情報

クリアブルーの海!イタリア半島最東端の町オトラントは人気の避暑地

クリアブルーの海!イタリア半島最東端の町オトラントは人気の避暑地

更新日:2018/05/25 10:27

ケイコ ソリーノのプロフィール写真 ケイコ ソリーノ プーリア旅コーディネーター、チーズ教室主宰

2つの海に囲まれた南伊プーリア州の南に位置するサレント半島。“南のフィレンツェ”と称されるバロック建築の街レッチェから、アドリア海に沿って車をすすめること45分でオトラントへ。ここは、ヨーロッパの人々が憧れる夏の避暑地。驚くほど透明な海、可愛く白い旧市街。ゆったりした海時間が味わえる楽園。観光で疲れたら、ちょっと寄り道してオトラントで海の休日はいかがですか?

クリアブルーの海に包まれた町

オトラント(現地での発音は「オートラント」)は、南イタリア・プーリア州レッチェ県にある人口約5700人の小さな港町。サレント半島東岸に位置し、イタリア半島最東端の町。「イタリアの太陽が生まれる町」ともいわれます。小さい町ですが、夏には世界中から観光客が訪れる人気の避暑地。レッチェ、ガッリーポリと並びサレント半島が誇る観光地です。

オトラントの魅力はなんといっても、その美しい海。ヨーロッパの検査機関FEE(Foundation for Environmental Education)が審査する美しい海の認定証“バンディエラ・ブルー”に毎年選ばれる実力。(バンディエラ・ブルーは海水の水質レベルや砂浜の環境保全等厳しい基準をクリアした海に与えられる称号)

クリアブルーの海に包まれた町

提供元:Comune di Otranto

http://www.comune.otranto.le.it/地図を見る

オトラントの町は海岸沿いに位置するため、町のどこからでも歩いてビーチにいけるのが魅力!こんなに透明度の高い海に囲まれて過ごす至福のひととき、憧れる人も多いはず。夏のバカンスはこの海!と決め、毎年通うヨーロッパセレブが多いのも納得です。

州の調査によると、2017年にプーリア州を訪れた外国人ランキングは、第1位フランス、第2位ドイツ、第3位イギリスです。寒い国から元気な太陽と美しい海を求めてやってくる人が多いということですね。

クリアブルーの海に包まれた町

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

町の外れに行くと、浅瀬に広がる美しいエメラルドグリーンの海を見ることができます。きれいな海を撮影するには、晴れた日の午前中がおすすめ。サレント半島にはオトラントをはじめ、「青の洞窟」ならぬエメラルドグリーンの美しい海が見られるズィンズルーザ洞窟があり、毎年多くの観光客が訪れます。

クリアブルーの海に包まれた町

提供元:Comune di Otranto

http://www.comune.otranto.le.it/地図を見る

イタリアの美しい村百選に選ばれた旧市街

オトラントの旧市街は、白い壁と石畳が印象的な細い路地が入り組んだ小迷路。カメラを片手に散歩すると、どこまでも続く細い道が光と影で表情を変える素敵な写真がとれます。石畳の道は滑りやすいのでヒールの低い歩きやすい靴で散策してください。

この旧市街は、サレント半島のスペッキア、プレスィッチェと並び「イタリアの美しい村百選」に選ばれています。

イタリアの美しい村百選に選ばれた旧市街

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

旧市街のメインストリート“ガリバルディ通り”には、数え切れないほどの土産物屋とレストランが軒を連ねます。ザ・王道のご当地パスタや陶器の絵皿、水着やサンダル。どこの避暑地でも見かける定番モノばかりですが、裏の路地に入るとセンスのよいお土産もたくさん。自分好みのお店を見つけるのも楽しみですね。

イタリアの美しい村百選に選ばれた旧市街

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

ガリバルディ通りを抜けると小さな“ポポロ広場”へたどり着きます。まるで映画のセットのような可愛い雰囲気、女性なら迷わず写真を撮るスポットです!このポポロ広場からは徒歩3分で町の見所のひとつ、サン・ピエトロ教会に到着です。

イタリアの美しい村百選に選ばれた旧市街

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

絵になる風景があちらこちらに

旧市街を歩くと、絵葉書になりそうな可愛い光景があちらこちらに。大聖堂近くのお店には、南国を感じさせる軒先のサボテンとカラフルなお花たち。ちなみに、プーリア州ではサボテンの実を夏のフルーツとして美味しくいただく習慣があります。

絵になる風景があちらこちらに

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

海岸通りの裏路地にある大邸宅は、白い壁とブルーの窓の対比が印象的。壁の塗り替えは日差しの強い夏の行事。夏が近づくにつれて塗りなおされた白壁が町に増えます。

絵になる風景があちらこちらに

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

細い路地を歩いていると、小さな友達クンに出くわすことも。何気ない日常の風景を切り取って、自分の思い出にする。こういう散策の時間が旅で一番ワクワクしますよね!

絵になる風景があちらこちらに

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

美しい海と可愛い旧市街の後は歴史的スポットへ!

町の歴史は旧石器時代からはじまり、紀元前12世紀にはメッサーピ人、その後、古代ギリシャの植民地として繁栄。紀元前3世紀にはローマ帝国の一部となり、1500年間に渡り東方への玄関口として重要な港町でした。15世紀末にはオスマントルコ帝国の襲撃により町はキリスト教とイスラム教の対立という悲しい歴史を刻みました。2010年オトラントはユネスコにより『世界平和の証人遺産』に認定されています。

この町で一番有名な場所がオトラント大聖堂。11世紀後半に建てられたロマネスク様式。内部には床に描かれたものとしてはヨーロッパ最大のモザイク画が現存し、圧倒的な存在感を放っています。さらに、聖堂内右奥には、15世紀末オスマントルコが襲撃したときに最後まで改宗を拒んだために命を奪われた市民の骨が壁に納められた特別祭壇があります。

<オトラント大聖堂の基本情報>
住所:Viale Rocamatura,73028 Otranto

美しい海と可愛い旧市街の後は歴史的スポットへ!

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

続いては、旧市街の丘の上にあるサン・ピエトロ教会。10世紀後半に建てられたビザンチン様式の小さな教会ですが、一歩中に足を踏み入れると迫力あるフレスコ画に息をのみます。有名な「最後の晩餐」の光景や聖母子像、キリストの12人の使徒、教会名となった聖人サン・ピエトロの姿などが小さな白い空間に所狭しと描かれています。

教会の見学は、復活祭後から9月上旬までの観光シーズンはほぼ毎日可能。この時期に見逃すことなく、訪れてほしい名所です。

<サン・ピエトロ教会の基本情報>
住所:Via San Pietro,73028 Otranto

美しい海と可愛い旧市街の後は歴史的スポットへ!

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

最後は、アラゴネーゼ城。15世紀末のオスマントルコの襲撃をきっかけに築城。重厚かつ堅牢な城壁を特徴とするアラゴン様式で、当時技術革新がめざましかった大砲に対する防御が築城の重要なポイントでした。現在は一般公開され、定期的にアーティストの展覧会が開催されています。

<アラゴネーゼ城の基本情報>
住所:Piazza Castello,73028 Otranto

美しい海と可愛い旧市街の後は歴史的スポットへ!

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

港町で食べたい!美味しい魚料理

アドリア海に面したオトラントで食べたいのが新鮮な魚介!町には旧市街を中心にシーフードレストランがひしめきあっています。暑い季節は屋外のテラス席でキリっと冷えた白ワインと一緒に美味しい料理を待つのが楽しみです。

港町で食べたい!美味しい魚料理

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

いただく料理はシーフードミックスのパスタや魚介のフライが一般的ですが、豪快な一品も。カジキマグロのグリル焼き。シンプルな調理法が多いプーリア料理、これも素材の味が良いからこそ、その美味しさを最大限に引き出すための伝統的工夫です。筆者オススメのレストランは、路地裏にある「L’altro baffo」。

お財布に優しい食事を希望の方は、“プッチャ”と呼ばれるサレント半島名物のパンでつくるパニーノ(イタリア式サンドウィッチ)を召し上がってみてください。中身にタコやエビなどの魚介が入ったものを選ぶとこの町ならではの味が楽しめます。

<L’altro baffoの基本情報>
住所:Via Cenobio Basiliano 23,Otranto
電話:+39-0836-80-1636
営業時間:12:00-24:00(昼休みあり)

港町で食べたい!美味しい魚料理

写真:ケイコ ソリーノ

地図を見る

オトラントへの行き方

飛行機でバーリ空港またはブリンディジ空港へ到着。

<バーリ空港利用の場合>
空港からバーリ中央駅までノルド・バレーゼ線で移動。
バーリ中央駅からは国鉄にて、
レッチェ→ゾッリーノ→マリエの順で乗り換えオトラント駅へ到着。
バーリ中央駅からの所要時間は、3時間30分程度。

<ブリンディジ空港利用の場合>
空港からレッチェ市内へ空港バスで移動。
レッチェ駅から国鉄にて、
ゾッリーノ→マリエの順で乗り換え、オトラント駅へ到着。
レッチェ駅からの所要時間は、1時間30分程度。

オトラント駅から旧市街までは徒歩10分程度。

※2018年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/05−2018/05/06 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルジェイピーでまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -